司馬遼太郎は本当に興味がない。興味がないと言うよりは、やや嫌い。1冊も読んだことないのに嫌いとはどういうことか。
むかーし、おもしろかったころの週刊朝日にいつも出ていて、歴史のことで、なんかこう…おまえ見たんか!?という書き方がしてあったことがあって。小説なのかエッセイなのかはっきりせい! みたいな。よく知らないけど。
あと、心酔する人が多過ぎなのもなんかなぁ(天の邪鬼なんで)。一時、おやじ連中のあいだで、好きな作家にこの名前を出しておけばとりあえず知的みたいな感じがなかったですか?
まぁ、そもそも歴史にまったく興味がないから、シバリョーにも興味がないのは当然かな。
が、対馬に行ったら読まざるを得ません。同行した人からも強く推薦されたし。でも、地元の人は、この本というかシバリョーにはいろいろ不満もあるようで、そんなことを聞くとなおさらヤナ感じ…。
『街道をゆく13 壱岐・対馬の道』(司馬遼太郎/朝日文庫)。
さて、「食わず嫌い」は解消されるのか、食ったけどやっぱり嫌いなのか???
ま、読んでますよ。まぁ、ホントにどんだけ文献調べているんだ…と思いますよ。確かに。めんどくさいところは適当に飛ばしちゃうけど。
太占(ふとまに)というシカの肩胛骨を焼く占いの話が出てきて、おおっ!これはこの前読んでおもしろかった
『オオカミの護符』に出てくるやつじゃないか!!
対馬が発祥なんだ。。。むむ、シンクロするとちょっとおもしろいかな。
お次の「食わず嫌い」はこれ。
『告白』(湊かなえ/双葉文庫)。
同僚が、本も映画もすごかったですよ。。。というので買ってみました。
うーむ、さわやかな梅雨の晴れ間の朝に読む本じゃないね。確かにすごい…という評価は間違ってはいないかな。好きかどうかは別だけど。