iBats Japan ……というのは誰も知らないと思いますが、
イギリスのロンドン動物協会とThe Bat Conservation Trustがやっているコウモリのグローバル・センサスの日本版です。
iBats Japanのウェブサイトはこちら
日本では自動車によるラインセンサスで、コウモリの音声を録音したものを
イギリス本部のサイトにアップロードするかたちで参加します。
コウモリ好きの妻のお手伝いで、奥多摩で調査をしました。
調査方法は、バットディテクター(コウモリ超音波探知機)と録音機、GPSを使って、日没後30分程度たってから、時速25キロの速度で車を走らせてその間の音声を録音します。
調査道具はこんな感じ。
事務局から一式を借ります。
本当は「i」だけに、バットディテクターにiPhoneとかアンドロイド・スマホを接続するだけでOKなのですが(私のスマホにも専用アプリはダウンロードはした)、
なにぶん英語のアプリで、日本の事務局も翻訳を準備してないようなので断念。。。
車の窓にバットディテクターを固定します。
なんせ時速25キロですから、夜の山道とはいえ、ちょっとひんしゅくです。
今回は、奥多摩湖畔から青梅街道をずんずんと走り、結局柳沢峠まで行きました。
時折小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、まぁ、なんとか調査終了です。
調査の分析は、イギリスの本部にアップロードしてから、それを日本で解析するそうです。
バットディテクターの音声をスピーカーに流して聞いていたのですが、
奥多摩湖を渡るいくつかの橋のところでは、「ピュゥ~」と何かのコウモリが鳴いているようでした。
まぁ、、、、なんというか調査はだいたいそうですが、意外と単調なものです。
今後、1年に1~2回は同じコースで調査を行う予定です