晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

ご近所探検 その2

2014年02月02日 | その他
朝ご飯前にお散歩に行く。
先日、近所の人に聞いた女子大周りの道。

その女子大はすっぽり雑木林に囲まれていて、
さすがに入れないよなあ…と思っていたのだが、
周りには道があって一周できるという。

教えられたあたりに行くと、これ。





住宅開発の反対運動が進んでいました。
川崎市のアセス要件をすり抜ける面積で、
子会社化した複数の開発業者がそれぞれが開発をするという手口のよう。

ああ。悪知恵よのう…。

家はどんどん建っているけどね。。。







ガビチョウがいっぱい林床に出てきて、
エサを探していました。

頭の上にはアオゲラとシジュウカラ。
散歩の人とかジョギングの人とすれ違いました。


お腹がすいたので、そそくさと帰りました。
今度は一周してみます。



ダイエット・ウォーキングと稲城の雑木林

2014年01月03日 | その他
今日は、ダイエット…というか、腰痛のこともあって、やや長めに歩きました。
家からよみうりランドの横を通って、ゴルフ場から稲城南山の雑木林に行ってきました。



宅地開発の工事がどんどん進んでいます。。。
しょうがないけど…ひどいもんだなあ。

昔、散々歩いたフットパスも立ち入り禁止の看板やらトラ縄でぜんぜん入れないし。



残された谷戸。
堆肥を作っていたおばちゃんと立ち話。

「ずいぶんと開発が進みましたね…」
「ちょうどそこが境界なのよ。全部、丸裸でね…」
「……」



わずかに手入れされたクヌギの雑木林。

本日のめっけもん。



ゴルフ場と雑木林の間の林道で発見。
やられたドバト。オオタカとかかな??

めっけもん2。
京王の稲城駅の本屋で発見。



『南山の生きものたち』という自費出版の写真集。2000円也。
表紙は…なんだかどこかの教育委員会の報告書みたいですが、
中の写真はなかなかキレイで見応えがあります。
開発が進む中で、きちんとこういうものが出て、
地元の本屋さんで売られているというのはいいですね。

めっけもん3。

地元に帰ってきて、道路脇のアオキや照葉樹が茂る斜面でガサガサ音がするので、
また、キジバトかな?と思ったら、コジュケイの家族だった。

ふだんはかなり警戒心が強くてちゃんと見えないけど、
脇をばんばん車が通る場所なんで、
ぜんぜんこちらを気にしてませんでした。

ひとまわり大きい親に、子どもがたぶん5羽ぐらい。
写真は撮れませんでしたが、列になって斜面を登っていくのがかわいかったです。
赤茶色の模様が印象的でした。

結局、稲城からぐるりと稲田堤方面をまわって帰宅。
たぶん8、9キロかな。いい感じで歩けました。


観音埼灯台行(ダンゴあり)

2013年12月22日 | その他
年に1度は灯台へ。
去年は房総半島の野島崎灯台&洲崎灯台でしたが、
今年は近場の観音埼灯台に行ってきました。

朝はゆっくりめに出て、
いつもまにか馬堀海岸まで延びた横浜横須賀道路で、
びゅーんと、あっという間に観音崎に到着です。



観音埼灯台は、1869年にできた日本で最初の西洋式灯台だそうです。
今、建っているのは関東大震災後、1925年に建てられた3代目の灯台だそうです。





灯台の大正モダン(?)な感じが好きです。









高さは19mとそれほど高くありませんが、
東京湾がよく見えました。






ハヤブサだ!
ピントが合わん!!
ヒヨドリを狙っているんだと思います。

灯台受付のおばさんに
「ワシなの? ワシなの? トンビとどこがちがうの?」と聞かれ、
「ワシじゃなくて、ハヤブサですけどね、翼がこう…とがってて、尾っぽがトンビより丸くて…」
「急降下するヤツ?」
「そうそれ!」
「あ~、そうなの!」
…ご納得いただけたようです。



灯台から観音崎博物館に行く。
あいかわらず変な博物館。。。
入るとミヤコタナゴの大きな水槽と続いてアジアのタナゴの展示。。。
好きな人がいたんだなあ。。。観音崎とまったく関係ない気がするけど。

あとは、やたらに生体展示をしてましたね。
海水魚だけじゃなくて、鳴く虫、カニ、ヘビとかも。
まぁ、よく言えば手作り感あふれる感じですね。

ああっ! ダンゴウオだ!!



なんか口がへの字だ。



つるんとしているな。

2匹いました。



ほほう。観音崎にもいるみたいですね。
たぶん、どこにでもいるんでしょうね?
見る目の問題だけのような気がします。

博物館のメインの展示は海の生物で見る(?)生物進化だか分類かな。
ホルマリン標本がメインで、けっこう不気味。

お気に入りはこの人たち。



こわい。



絵みたい。。。





横須賀美術館に寄って帰りました。

風が強くて寒かったけど、いい1日でした。







きのこ祭り、いったん終了?

2013年09月14日 | その他
台風直前で、まぁ雨も降ったし、引き続ききのこ祭りにちがいないと思ったのですが、
先週はあれだけあったのに、今日はまったくありませんでした。跡形もなかったですね。

ぽつんとノウタケが。





かわいいけど。


伐採した木々を溜めてあるところに、いろいろ生えていましたが。。。



今のところ調べる気も起こらない堅い人たち。。。

猫の額も許さない…

2013年07月16日 | その他
通勤路の小さな緑地がついに消滅しました。



まぁ、時間の問題とは思っていましたが、コナラにミズキ、ニワトコ、エゴノキ、
あと…常緑カシ、それに…なにがあったけな。ネズミモチもあったかな?

10×20mぐらいの狭い谷戸の斜面。谷戸と言っても谷は狭い住宅がぎっしりで、
この場所もたぶん宅地になる感じ。

最近の多摩界隈の住宅開発圧はすごい。
よくぞこんなところに家を建てる…というのばっかり。

犠牲になるのは緑地とも言えないような狭くて放置された場所。
でも、鳥も昆虫もタヌキも、みんなそんな断片的な場所をつなげてつなげて生きている。

だいたい、そういう場所を無理に開発した宅地は売れ残るんだよね。
この写真左の谷戸の奧もそう。

よくぞこんなところ…というところに5軒の家が密集して建って、案の定一番奥は売れ残った。
そりゃあ、隣の家とコンクリの法面と、もう一方はお墓に囲まれ、
陽もあたりにくく風通しの悪いところなんて、だれも住みたくないよね。

今の川崎市の緑地保全施策ではまったく守れないんだけど。。。



蛾親子との出会い

2013年07月09日 | その他
ひょんなことで、若い蛾の研究者と話をする機会があった。
30代半ばの気鋭の分類学者だ。

最近、蛾が気になっていた。
冬に活動するフユシャクガは、ここ数年観察をしているし、例のボクトウガも気になる…。

その研究者との出会いはちょっとしたことがきっかけだったが、その名前には覚えがあった。


 *


1990年1月14日。八王子で「冬芽」の観察会があった日だ。
当時、代表的な冬芽図鑑だった信濃毎日新聞社発行『冬芽でわかる落葉樹』の馬場先生が講師だった。

友人と二人で参加したのだが、顔見知りのおばさんから
「今晩、フユシャクガを見せてもらうんだけど、行かない?」と誘われたのだ。


ふゆしゃくが!?


「冬に活動する蛾がいるのよ。蛾の先生がいっしょだから勉強になるわよ」とおばさん。

蛾にはまったく興味はなかったのだが、こういう機会を逃すと二度とないと思い、
友人も誘って、そのまま冬の夜のプライベート蛾観察会に行ったのだ。


その中年の“先生”に連れられて多摩丘陵に広がる大学に敷地内の雑木林に入った。
ちゃんと覚えていないのだが、その先生は、学校の先生だったかで、昆虫の研究は趣味だったような記憶がある。
研究家というか、まぁ、いわゆるハイアマチュアの昆虫愛好家という人だったのだろう。


懐中電灯を照らしながら木々を見る。
コナラの幹に特製の蜜が塗ってあるという。

ええ!? 冬に樹液をなめるの?


フユシャクって、雌は羽がなくてね。

ええ!? 羽がないんですか!?


めくるめく蛾の世界の一端をのぞいた夜だった。




その日のフィールドノート

蜜に来る蛾
ヨコスジノコメキリガ ♂
ホシオビキリガ ♀

冬尺蛾
ウスモンフユシャク ♂ 15


いろいろ見せて貰ったんだ。あんまり覚えてなかったけど。


 *

そして、彼だ。

あいさつを交わすと、蛾のことよりも先に矢継ぎ早に質問する。
お父さんも蛾の研究をしていました? 多摩丘陵に住んでました?


「ええ。それは父ですね。蛾を研究していて同じ名前なんてそうないですよ」


ええ~!! やっぱり!?


あの日、観察が終わってからお宅にお邪魔して、カレーライスをごちそうになって、
ちょっと標本を見せて戴いたり、パプアニューギニアのクモを捕獲する話を聞いたりして、
楽しいひとときを過ごした。

たしか、男の子もいっしょにいたような。
75年生まれの彼は、当時15歳。

いたような。いなかったような。いや、いたはず。

当然、彼は覚えていなかった。


あれから23年たって、在野の昆虫愛好家の息子はりっぱな蛾の分類学者になっていた!
親子二代で蛾の研究とは!

そして、こういう出会いがあるというのはほんとうに不思議だ。
自分自身、もうちょっとだけ蛾の世界に入るしかないような気がしてきた…。

日本産6000種という蛾の宇宙。

「身近な種類なら500種類で大丈夫ですよ」

彼はうれしそうに言った。

乗っ取られた…

2013年03月03日 | その他
最近はほとんど使わないし見ないツイッター。

→右を見ると……。

3ツイートがあやしい。
2週間で痩せるとかなんとか…。そもそも英語だし。

と思ったら、ツイッターさんから「乗っ取られたので、パスワード変えます」とメールが。

おお! 先日pawさんから、あやしいツイッターによるダイレクトメッセージが来て、
「乗っ取られてますよ~」とご注進申し上げていたのですが、俺もかよ……。

へんなツイートがいった皆さん、失礼しました。

西丹沢のブサオとペレットストーブ

2013年01月06日 | その他
西丹沢自然教室に下りたらイヌが迎えてくれました。




久しぶりにイヌをなでました。イヌはいい!

登山者が下りてくるたびに、あいさつに行ってました。
どこの子だろう? エサが欲しいんだろうか? あげないけど。

で、バスをずいぶん待つあいだ、自然教室の施設(まぁ、ビジターセンターですね)で暖をとっていました。
そこには、あこがれのペレットストーブが!



どうもゼンマイ式のようで、右下のねじを巻いておくと、
数秒ごとにコロコロンッて音を立てて、ペレットが数個落ちてくる仕組みでした。



素敵だ! 男のマロンですね(甘くて大人向き)!!

ア、アオミノ!!

2012年12月31日 | その他
年末の買い物にちょっと二子ライズへ。
実家へのお土産とかそんなものを物色。

が、発見していまいました!

すてきな竹の箱に入ったジュエリー。



開けると、これです!!



アオミノウミウシのピンバッチ~!!
これはすごいです。こんなものがあるとは。

BAMBOO Jewelryというメーカーで、これは七宝焼のようですね。
ほかにもいろいろおもしろい生きもののアクセサリーがあります。

2013年は、絶対アオミノウミウシを見ます!!



ちなみに誕生日プレゼントとして妻に買ってもらいました(妻に買ってあげたんじゃなく)。
8400円です。高くてびっくりです。。。


二子玉川お買い物サイクリング

2012年12月02日 | その他
寒い週末。天気もはっきりしない。
土曜日は家のことがあって終日自宅に。
日曜はどうしようかと思って、買い物もあったので自転車で二子玉川へ。



登戸の橋から「ズラ」カイツブリ(byどてっこ通信さん)を探すものの発見できず。

オオバンとかカイツブリとか各種カモはいた。
あと、ウとサギ類多数。それと、冬の名物ユリカモメ。



逃げなかったユリカモメ。

あと観察した生物の生態。。。

野球
サッカー
ラグビー
アメリカンフットボール
テニス
バイクの群れ



野球を観察する。ピッチャーゴロだ。

二子では、まず紀伊國屋で目的の本をさくっと買う。



『神去なあなあ夜話』(三浦しをん/徳間書店)。



『コケの自然誌』(ロビン・ウォール・キマラー/築地書館)。

お次はコートを見に、二子ライズへ。



これも、ネットで調べておいたDANTONのショートコートをさくっと買う。

コートと本をデイパックにぎゅっとつめて、
河原で再び野球を観察しながらサンドイッチを食べて、
いっきに帰ってきました。。。


房総半島灯台巡り

2012年11月24日 | その他
妻は、震災前に福島県の塩屋埼灯台に行って以来、灯台がお気に入りになったようで、
「1年にひとつぐらい灯台を見たい…」といっておりました。

ということで房総半島に野島埼灯台に行ってきました。

多摩川を下り、アクアラインに乗って一路房総半島白浜へ。



小雨が残るあいにくの天気でしたが、すっくと灯台が建っていました。いや立っていました。



西洋風で、かわいらしいですよね。



この灯台は円筒ではなく、八角柱でした。
このアングルだと、刑務所の監視塔のようです…。



入場料200円で中に入ることができます。



太平洋が一望できます。



隣の資料館には、灯台に使用されていたというSFチックな大型レンズが展示されていました。

さて、満足満足ということで、車を走らせました。
「どうせなら洲埼灯台も行く?」ということで、館山市に向かいました。



これがあたりでした。野島埼灯台よりも小さいのですが、ロケーションの問題なのか、
なかなかかわいいですね。



手すりとか造形もなかなか素敵。

帰りは久しぶりに金谷から東京湾フェリーに乗って久里浜経由で帰りました。





フェリーは気持ちいいですね。わずか40分のクルーズですが、いつも楽しい気持ちになります。


それにしても、灯台の名称の「さき」「ざき」は、山へんの「崎」じゃなくて土へんの「埼」を使うのですね。
手元にあった白川静『常用字解』(平凡社)を引くと以下のようにありました。

崎は山道などの「けわしい」ことをいう。陸部が水中に突出し、その地形の変化の多いところを埼(き)・碕(き/さき、みさき)という。崎は埼の通用して、わが国では「さき、みさき」の意味に用いることが多く、長崎などもその例である。

ほほう。灯台名の表記にはそんなこだわりがあるんですね。。。

脱線ですが、埼という漢字は、埼玉を思い出すのですが、「さきたま」ということなのでしょうか?

へぇー。「先多摩」が転じたという説もあるのですね。。。

秘密兵器到着!

2012年11月23日 | その他
知人から荷物が届きました。



精密機器のラベルが……。ふふ。

開けるとこんな感じでした!



ああ、赤外線センサーカメラが4台も!
フィルム式だけど4台も!!



素敵すぎる。奥多摩で数々の名作(?)をものにしてきた名機です。

→その名作群はこちら「奥多摩けもの道」

その知人はもう10年ぐらい奥多摩で自動撮影をしていて、近年は当然すべてがデジタル化したので、
フィルム式のものは使っていなかったそう…。でも、4台か!

フィルムも準備済みです!



まずは家の裏に仕掛けてハクビシンを狙います。

夏の憶ひ出…

2012年10月28日 | その他
秋が深まってきたのですが、いまだ夏の思い出がチクチクします。

最初のそのことに気づいたのはいつだったか。
喫茶店で、取っ手の小さなカップでコーヒーを飲んだときだったか。
取っ手に突っ込んだ人差し指が痛いのです。

「あれ? 指が痛い…」

どうも第1関節が痛いみたい。



なんで?

そう思うと、右の人差し指の第1関節も痛い。。。



なんだっけ?

冷静に考えます。思い出します。

夏だ。海だ。シュノーケルだ。
8月4日だ
そう、ウェットスーツだ!!

夏に海に行ったときに、ウェットスーツがなかなか着られなくて、
それは太ったからなのか、太ったからなのか、太ったからなのか(くどい)、
とにかく指でぐーっと引っ張ったときに、グキッと同時にいったのだ。
いや、同時じゃなくて、1本ずつだったか。

とにかくこれは「ねんざ」だ。

両手、両人差し指第1関節のねんざ。。。
これが暑かった2012年の夏の憶ひ出です。
治んないね、ねんざは。