晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

セセリも地味だ…

2013年06月23日 | 生き物
梅雨の晴れ間の週末。自宅で多摩の黒豹とお留守番。
雑木林に散歩に行く。



夏だなあ。林床に…なにか花でもないかと思ったのですが…。



ユリ。なんだろう? ヤマユリ??



オカトラノオ。



開けたところにはノハラアザミにセセリチョウが集まっていた。みんな同じ種類。
最近、林の中で見るジャノメチョウもそうだけど、
このセセリチョウの仲間もみんな似ていて、地味で、分かりにくいなあ。
これまで、だいたい「イチモンジセセリだな」と適当に考えていました。




キマダラセセリかな? イチモンジセセリよりも小さいな。



これはダイミョウセセリかな。

キノコ2種。




このたぐいは分かりませんね。。。





KGB!

2013年06月15日 | 
庭のツルソバをどかしたらいました! KGB! KouGaiBilu!(無理があるな)





黒いからクロコウガイビルって言うのは、安直でしょうか。
クロイロコウガイビルというところもありますね。そっちが正しいのかな。

ナメクジとかカタツムリを食べるそうです。
で、口は体の真ん中へんにあるそうです。ええっ!?


タヌキの溜め糞に!!

2013年06月10日 | 生き物
ゴールデンウィークに友人と奥多摩に行ったのですが、そのときにタヌキの溜め糞を見つけました。
で、友人が早速そこにセンサーカメラを仕掛けました…。



で、本日、その友人からメールが来ました。

「タヌキ脱糞」。

早速アクセスすると…。

わははは! 確かに脱糞っぽい!!
しかもツキノワグマのおまけ付き!!

すごい。

奥多摩に行ったのは5月5日で、脱糞が8日と13日か。。。
意外とたまになんですね。

おもしろい!!

地味な蝶たちを勉強する

2013年06月09日 | 生き物
すっかり空梅雨ですが、林の中は地味な蝶たちがパタパタと飛んでいます。



最近手に入れた『日本の昆虫1400①チョウ・バッタ・セミ』で勉強です。


奇跡的に近寄れた蝶。



目玉マークはジャノメチョウの仲間と知っています。
これはヒメジャノメじゃないでしょうか? 
コジャノメと似ていますが、後翅の大きな目玉の上の斑紋がほとんどありません。


うーん、パタパタ飛んでいく! 



これは、遠い上に、写真の角度も悪いなあ。
サトキマダラヒカゲかな?



これまた遠くて。ヒカゲチョウかな。

ま、ひとつひとつ勉強です。日々昆虫力のアップです。

おや? 君は??

2013年06月04日 | 生き物
会社帰りに市ヶ谷で夕飯を食べる。
天下一系のお店で好物のスタミナ麺。
こだわりのラーメン屋より、中華料理系というか総菜系ラーメンの方が好き。

ご満悦で麺を啜っていると、身体に昆虫が這っているのを発見。
スマホで自分撮り(?)



おや? 君は週末に発見したコフキゾウムシ君

お堀の脇の遊歩道を歩いたときに落ちてきたのかな?

思わぬ邂逅にびっくり。名前がわかるってすばらしい。

無視してラーメンを食べていたら、
いつのまにかどこかに行っちゃいました。

毒の園?

2013年06月03日 | 生き物
久しぶりに浄水場の向こうの雑木林へ。



すっかり夏だなあ。

ひょろっとした花が咲いている。なんだろう?







ハエドクソウかな?
蠅毒草。ハエ取り紙や蛆殺しを作ったという毒草…。
こんなにいっぱい。ここは毒の園か!?





クズの葉っぱの上にいたコフキゾウムシ。
意外と動きが速い。



ベニシジミ。偶然目の前にとまった。




ハクビシンの糞か?

2013年06月02日 | 生き物
近所の雑木林に行ったら、大きなヤマザクラの幹にいくつか動物の糞があった。





これはハクビシンの糞かな?





糞の中身はヤマザクラと、、、ミズキとキイチゴ類の種子という感じ。
糞分析をするか、あるいはハクビシンの胃腸を通った種子を蒔いてみるか…。

最近の読書 2013年6月2日

2013年06月02日 | 


『植物はそこまで知っている』(河出書房新社/ダニエル・チャモヴィッツ)
植物の五感の話。うーん、ふつうかな。
★★



『アリの巣をめぐる冒険』(東海大学出版会/丸山宗利)。
最近話題(?)の好蟻性昆虫の話。アリと共生するハネカクシなどの研究する学者の本。
いい! これはおもしろい!!

1.好蟻性昆虫学という、まったく知らない世界を教えてくれる。

2.アリの巣の話なんで、自分でも観察できそうなところがいい。

3.分類学の教科書としても、まぁ、いけるかな。

4.まぁ、こういう研究者は狂ったというかなんというか、そういう感じが好きだな。
 →マレーシアの熱帯雨林に棲むヒメサスライアリに共生するハネカクシ類などを観察するには、
「さすらい」だけに、仮巣からまるごと移動するときが、採集のチャンスだという。
 夜にときに10時間にも及ぶという引っ越しを観察するのだが、
 「引っ越しがはじまると、地面に座ったり、横になったりして、
 じっくりと観察と採集をおこなうのだが、これが夢のように楽しい
」だって!

 寝食を忘れてアリに混じるハネカクシを探す「百鬼夜行」を楽しむのだ。
 夢のように楽しいだって!!

いい! これはいい!!

おすすめだな。
★★★★

昆虫の雑木林

2013年06月02日 | 生き物
今年のテーマは「昆虫力のアップ」。
これまでぜんぜん興味がなかったというか眼に入っていなかった昆虫を、
今年は、もうちょっとちゃんと見ようと思っています。





これはウスバカゲロウ?



今日、本屋で買ってきた『日本の昆虫1400②トンボ・コウチュウ・ハチ』(文一総合出版)で調べてみました。

コウスバカゲロウとも似ている。
識別ポイントは「ウスバカゲロウの方は顔の下半分が淡褐色」ということですが、
やっぱり識別ポイントを知らないと、そういう写真は撮ってないですね。。。

ウスバカゲロウかコウスバかわからず。。。うむ。勉強、勉強。





いつもいるよね彼。これも同書で調べると、オオヒラタシデムシでいいのかな?
お尻が飛び出ていないので、オス? へー、逆っぽいですけどね。



イチモンジチョウ。



キタテハ?


ホタルブクロの中

2013年06月01日 | 生き物
近所の雑木林ではホタルブクロが盛りです。



花の中をのぞいてみました。


雄花??


先端が3つに割れた…雌花??

あれ? ホタルブクロって雌雄異株……だっけ?

検索してみると、「ホタルブクロは雄性先熟の両性花で、先に葯から花粉が出てきて、葯がしおれてから柱頭が伸びてきて雌性期になる。」とありました。

ほほう。勉強になるなあ。



知ってる生きものもちゃんと見なくちゃね。