三連休。毎度なのですが、だらりと過ぎてしまうので、
最終日の月曜日は、朝から自転車に乗って多摩川にカヤネズミを探しにいきました。
去年の11月下旬に探しに行ったところに、えっちらおっちら自転車で。運動不足だし。
カヤネズミも、秋の繁殖シーズン真っ盛りではと思ったのです。
福生あたり。
家を8時過ぎに出て、結局2時間かかりました。
距離にして、片道27kmぐらい。自転車でいちばん遠くまできたかも。
疲れた。帰りが厳しいなあ。
河原で朝ご飯のおにぎりを食べて探索開始です。
まだまだ夏草模様です。
うーん。。。球巣が見つからん。。。
繁殖期真っ盛りだとは言っても、草もまだ元気でやっかいだよなあ。。。
無理に突っ込むのもディスターブになるしなあ。。。
これはオギだよねえ?
去年は、センダングサのチクチク地獄だったけど、
今はまだ花の時期で、実はそれほどでもないのが助かるのですが。
しばらく球巣を探すものの、濃密なオギ原に太刀打ちできず、
2時間ぐらい探して、徐々に下り始める。
うーん、ここまで来てハズシか?
昭島あたりでも何カ所か河原の草原に入る。
うーん、、、午後も1時も過ぎたしそろそろ帰るか……と思ったときに、
オギに違和感を覚えました。
んんっ?
球巣だ!!
ついつい2メートルぐらいまで近づいてしまったので、そっと距離を置く。
環境的には、すぐ後ろは何本か木が生えていて、オギ原が広がっているわけでもない。
双眼鏡で、球巣やその周辺、オギの根元を丹念に見る。
足元は膝下ぐらいの草地でしゃがめないので、ただひたすらに立って観察をする。
10分、20分…なにごともなし。
風で、ザザーとオギが倒れるように揺れ、球巣も揺れる。
中のカヤネズミもたいへんだなあ(いるのかどうかわからないけど)。
エナガの群れが後ろの樹木でなにか捕っている。
モズが高鳴きをしては、そのあとクチュクチュと小声で、
なにかの言い訳のようにオオヨシキリの鳴き真似をしている。
1時間たった。
虫の音だけが聞こえる。河原の誰も来ない一角。
1時間半たった。
ああ、もう帰らないと、明るいうちに家に着かないな。。。
望遠レンズで球巣をもう一回撮って、そーっとその場を後にしました。
また来ようっと。今度は車かな。
途中でラーメン食べて、よろよろと川を下り(逆風だった!)、
自宅着は17時でした。ぐったりです。