晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

春が来ましたね

2009年02月28日 | 
昨日は、東京も雪が降ったし、今日もうすら寒いけど、ま、当然春ですね。うちの植物たちも動き出していました。



(左から)
タネを拾ってきて育てたガマズミ
園芸屋のすみで投げ売りされていたヒメウツギ
知り合いの家から枝だけもらってきて挿し木したアジサイ

あとは、水耕栽培して、花が終わったあとに庭の隅に植えたクロッカスが花をつけていました(びっくり)。ユキヤナギも少し咲いています。


『イギリスを泳ぎまくる』、ようやく読了

2009年02月26日 | 
ようやく読了しました。前に書いてから1ヶ月以上だらだらと読んでいました。



感想は大きくは変わらなくて、悪くないお話でしたが、気になることがいくつか。

まずは文中によく出てくるイギリスの文学作品や偉人(?)とかがぜんぜん分からなくて、それはわたしの教養の問題かもしれないけれど、ちょっとしんどかったですね。『ウォーターシップタウンのうさぎたち』はわかりましたが。

あとは地図が欲しかったですね。おそらくイギリス中のあらゆる水を泳いでいるのだと思いますが、どこ泳いでるかがさっぱり……。

前者はしょうがないまでも、後者は編集上でフォローできることだと思いましたね。


雨がうれしい今日この頃

2009年02月24日 | その他
東京は不純な天気が続いています。ありがたい。
今年は花粉がひどくて、久しぶりにぐしゅぐしゅしています。
妻は今年本格的にアウトブレイクです。
花粉症にいいという乳酸菌関係もちゃんと摂取していたのですが、ダメですね。
先週はついに市販の薬に手を出し、土曜の就寝前と日曜の朝食後に飲んで、日曜はほぼ寝たきり。月曜も午後遅くまで副作用で呆然としていました。
やっぱり市販薬はダメですね……。
わたしは今はとんと聞かなくなった林学科という林業を学ぶところを卒業したのですが、学生時代、「林学科の学生が花粉症になったらおしまいだね!」と息巻いていたのが……名実共に、、、昔のことになってしまいました。

『移動祝祭日』

2009年02月21日 | 
ヘミングウェイの事実上の遺作だという『移動祝祭日』(新潮文庫/高見浩訳)を買う。「満を持して新訳」ということで、昨今の新訳ブームの流れなんでしょうか? これは、、、基本的にはエッセイのようですね。



まずは1、2編を読む。1920年代のパリの話。白ワインと牡蠣、焼き栗の話がでてきて、開高健が60年代にパリにいたときの話と同じでおもしろい。もっともヘミングウェイのときは、暖房が薪だったりして、時代がずいぶん違うけれど。

ゆっくり読んでいきます。

立ち上がるハルオチア

2009年02月21日 | その他
先週、多肉&サボテン類の植え替えをしたのですが、ハルオチアの反応が顕著でした。



ぎゅぎゅっと立ち上がったのです。土をかえたせいか、あるいは水をあげたせいか。

昔、世田谷のボロ市で購入したもので、適当に土間においているのですが、大きくなることはなくても、毎年花が咲きます。

植え替えをした今年はどうだろうか。

奇妙な魚 スナビクニン

2009年02月18日 | 
ある年の春、いつものように芝崎のタイドプールで石をひっくり返すと、裏にオレンジ色っぽいぶよぶよしたものがついていました。

大きさ5-6センチぐらい。大きなウミウシかナマコかと思い、ちょっとつついてみるけど微動だにせず、やっぱりそのたぐいかと思いよく観察すると……。

「さ、魚だこれ!」



シマシマの不思議な体色。ぐっとヒレを丸めて微動だにせず、岩にくっついている……。種類も何も見当がつかず、家に帰ってから図鑑を見ても分からず……。

いろいろ探して、それがスナビクニンと判明。当時は東海大の大図鑑しか載ってなくて、しかも色彩変異が多くて、正直確信が持てなかったのですが、WEBで探すと伊豆かどこかで一部のダイバーで話題になっていて、それがやはりスナビクニンだと確認。

今は、最新の『山溪ハンディ図鑑 日本の海水魚』(山と溪谷社)にはばっちりでていて、スナビクニンも昇進(?)した感がある。

こんなのもタイドプールで見られるんだから、海はおもしろい。このとき以降、一回も出会っていませんが…。


「告発のとき」

2009年02月16日 | その他
週末に借りたDVD「告発のとき」ですが、なんというんでしょう、タイトルにせよ、パッケージの宣伝文句にせよ、わたしが好きな「国際陰謀もの」と思いました。



個人的には、どうしたわけかFBIものではなく、CIAものが好きで、とくに戦争がらみがいい(?)わけです。

この作品は、トミー・リー・ジョーンズが渋いし、結果的に悪い映画じゃなかったのですが、やっぱり日本の映画会社の“ダマシ”がちょっと入っているような気がします。“国際陰謀もの”に見せかけた陰謀では。よくありますよね、、、。ま、事前にレビューをチェックしないわたしが悪いのですが。

子どもは戦争に出すな。という映画でした。じゃ、大人ならいいのか、、、という気もしますが。

生田緑地

2009年02月15日 | その他
あまりの暖かさに、DVDを返却したついでに生田緑地に行く。



木道が整備された谷戸があって、小川が流れて、梅が満開過ぎで、春爛漫でした。

でも、、、ここはアカガエル、ヤマアカの卵がないな、、。雑木林に囲まれた谷戸なので、いてもいいのに。

帰ってからネットを見ると、、生田緑地にはヒキガエル、ウシガエル、シュレーゲルがいることになっている。

不思議だなあ、シュレーゲルがいるのに。稲城の雑木林にもいるのになあ。

こんなところに

2009年02月14日 | 
暑いですね。しかも、花粉が飛んでいます。うう、やな季節が来ました、、、。

今日、ふと気づくと2階の窓の外にカマキリの卵がありました。



すぐ下まで、ゴーヤのつるが伸びていたのでたどってきたのでしょうか? 9月ハバヒロカマキリがいたのであいつの卵でしょうか?

孵化したら、、、、でも、2階だし、ゴーヤはないし、子どもたちはどうやって地面に降りるのだろう…。飛んで落ちるのか?

腰が痛い

2009年02月11日 | その他
お休みの今日は、園芸の日としました。

植え替えたもの
・テーブルヤシ×2
・種類のよく分からないシダ×3
・気根が2メートルぐらい伸びたモンステラ

やったこと
・樹高2メートル半ぐらいあって、吹き抜けから2階に到達しつつあるドラセナの、やわやわな幹をヒモで固定する。

できなかったこと
・サボテンたちの植え替え

引き替えにしたもの
・腰の痛み

ご褒美
・KIRIN PREMIUM 無濾過 1本(うまい)

とくにシダですが、毎年、植え替えというか、株分けをするので倍々で増えていく。うっとうしい、、、。2鉢を外に置くという荒技に出る。

2階のキャットウォークから何本も気根を垂らしたモンステラも思い切って整理。
気根を全部切って、鉢から抜いたら、、根っこがすごい貧弱になってしまい、、やばいかも。慌てて、葉っぱを1枚残して全部落としたけれど、、、。枯れちゃうかも。

週末はサボテンだな。

『開高健 全集 第2巻』

2009年02月10日 | 
引き続き図書館で開高健全集の第2巻を借りる。



1巻は、拾い読みをしつつ、結局全部読まないうちに返却。若くデビュー前の開高は、暗いエネルギーがじわじわとあふれているようで、読んでおもしろい、、、という感じではなかった。

この2巻。とりあえず、1編目の「巨人と玩具」を読む。壽屋(現サントリー)宣伝部の開高らしい、宣伝マンの話。資本主義に翻弄され、精神を摩耗していく男たち。キャラメルの話で、ロッテっぽい感じもする。

昭和32年に発表されたものだが、ぜんぜん現代でもOKな感じ(OK??)。おもしろい。

2編目は「裸の王様」。昔読んでような気がしないでもないけれど、ぜんぜん覚えていない。たしか、これで芥川賞をとったはず。

ふふ、ゆっくり読みます。

巨峰日記 その2

2009年02月09日 | 
昨日、慌てて土を買ってきました。赤玉土、腐葉土。
「1対1で混ぜるだよ」と、隣のおじさんに繰り返し教わりました。



穴を掘りました。見た目より、けっこう深いです。ここに土を入れて植えました。



どうして、こんなに塀に近い場所かというと、そもそも巨峰をいただいた理由もそこにあるのです。

我が家はとにかく西日がひどくて、コンクリの駐車上の屋根からの照り返しが地獄のようで、その西に向いた2階の大型三角窓は遮るものなく、開けることもできず…。

それは、ざっくりお隣も同じで、巨峰のブドウ棚で日除けにしているというわけです。

だから、おじさんがくれたわけです。うまく仕立てて日除けにしなさいと。巨峰を。

だからお隣との境界の塀際に植えて、回り込むようにして仕立てて、ガレージの上に這わせる予定です。どうやって?? ブ、ブドウ棚を作れというわけか。



で、植えました。巨峰。さて……。