晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

広い軽

2011年10月31日 | その他
結局、さんざん迷ったあげく、軽、しかもたいして燃費もよくない三菱のアイという車を買いました。いつも行く葉山の海で、駐車場から海の間にこの車が置いてあって、いつも気になっていたのです。



ま、デザイン重視という感じでしょうか。前々から気づいていたのですが、パジェロイオはショートボディだったので、とても全長の短い車でした。たぶん軽並み。エンジンが1800ccだったので、当然ボンネットはしっかりあったので、居住空間はとても狭い車でした。

全幅はともかく居住空間の長さはだんぜんアイの方が長いです。荷室を見れば明確です。

ホイールベースもパジェロイオは2280mmですが、アイは2550mmとかなり長くなっています。結果、まぁ、それなりに快適にはなりました。しょせん軽ですし、ノンターボ車を選んだので非力ですが、のんびり運転派のわたしには問題なしです。

いつものように走って、燃費がどれぐらいになるかがちょっと気になりますが。うまく走って、、、、13-14キロかな。15キロまで行けばうれしいのですが。。。

車を換えました

2011年10月29日 | その他


パジェロio、走行距離はそれほどではないのですが、12年間乗りました。点検に出したら下回りが結構やばくて、そろそろということで、車を換えました。

いろいろ悩んだあげく、次は軽自動車です。実際、最近は近所の買い物と、奥多摩、丹沢の山と三浦半島の海しか行かないので、小さいので充分という結論です。


読了読了。

2011年10月26日 | 
『梅棹忠夫 未知への限りない情熱』、そのままいっきに読了。おもしろかったです。こんなに分厚い本をこの勢いで読んだのは久しぶりです。

お次はこれ。



これも昨日買って、かなり斜めに読んでさくっと読了。『雪男は向こうからやって来た』(角幡唯介/集英社)。
うん、うまい、うまい。『空白の五マイル』もそうだったけど、この人はうまいね。感心した。
これもなかなかおもしろかったです。

個人的には、雪男というか、ユキヒョウ探しとか行きたいな、と別なことを考えました。『雪豹』を読み直すか……。

最近の読書 2011年10月19日

2011年10月19日 | 
お風呂本はこれ。半分以上読みました。



梅棹忠夫という人もそうだけど、登場する今西錦司とか川喜多二郎とか吉良竜夫とか、はたまた本田勝一とか(すべて敬称略)、なんかこう…すごいなあという感じ。

でも一番すごいと思ったのは、梅棹忠夫評伝を書くと言うことは梅棹自身のことだけではなく、とりまく彼らを書くことでもあり、その時代の世界状況やら社会やら大学やら、さまざまなことを租借しなければ、評伝は書けない…という恐ろしい事実。だって、たとえば生態学とは民族学とはなんぞや…ということをシンプルにまとめつつ、その時代の現状を整理するわけですから。

この著者はすごいなあ。。。よく書けたなあ…というのは率直な感想。中身をどうこういう教養がわたしにはないので何ともいえませんが、単純にすごい本だと思いました。



最近の電車本はこれ。『イカの心を探る』(池田謙/NHK出版)。いやあ、これはおもしろいです。

以前、『ダンゴムシに心はあるか』という本を読んだのですが、まぁ、おもしろいというか、きわめて論理的な学者が、前提条件を明確にして、言葉の定義をパキパキとして、サクサク話が展開し、いつの間にやら言いくるめられるように展開する論理がちょっとうんざりの1冊でした。議論したら絶対勝てない感じ(議論なんかできないですが)。



頭の悪い私のような読者は、「ほほう」と思いつつ、どこかでその前提とか定義にぼんやりと違和感を感じ、「そもそも心ってそういう定義でいいんだっけ」的な感じになる本でした。

一方、この本はそんなこともなく、現状そこまで読み進んでないのですが、単純にイカの生態やら行動やらが語られて、生き物本として素直におもしろい感じです。あとは肝心の「心」にどう迫るかですね。

ま、心はあるに決まっているのですが…。ダンゴムシにもイカにも。

家守よ!

2011年10月15日 | 生き物
うちは多摩丘陵の住宅地の、奥の奥にあって、道路は袋小路になっている場所にあります。
先月、近所に空き巣が入って、その後、あるいはその前にも、夕方から夜に玄関が突然ガチャガチャされるという事件が多発し、地域がやや浮き足立っています。

昭和40年代に開発された住宅地で、高齢化が進みつつ、うちも含めて新世代も転入が増えつつある場所です。そのため、地域の関係が希薄になりつつある状況です。たしかに、うちも越してきて5、6年になりますが、地域の集まりにも参加せず、隣近所ともそれほど親しくもありません。

震災もあって、空き巣も入って、ちょっとなんだかやばいよねということで、今日は10軒ぐらいの人が集まって、防犯関係の話し合いをしました。うちのように新参者で、しかも家にほとんどいなくて愛想が悪い家にとっては、それなりに重要な、、、というかいい機会でした。声を掛け合う地域……。よく言われますが、そういうことは重要なんでしょうね。

で、そんな集まりがあって、家に帰ってくると2階にヤモリが!





ああ、家守よ、家を守ってくれ! 小バエとかを食べるだけじゃなく!

どこから来たのか?

2011年10月13日 | 


未だに風船を飛ばすイベントなんてあるんだろうか? もうそういうことはやめた方がいいじゃないだろうか? あるいは、店頭キャンペーンか何かで子どもプレゼントしたものが、飛ばされちゃったのかな? 
(2011年10月10日 畦ヶ丸山中にて)

すてきな避難小屋

2011年10月12日 | 
避難小屋が好きです。丹沢では泊まったことがありませんが、感じのいい避難小屋が結構あります。



これは畦ヶ丸避難小屋。森に囲まれた小屋です。
小屋内にトイレ完備(ただし、紙は持って帰ること)。とくに臭くはなかったですね。。。




なんと言ってもこれですよ。



小屋の真ん中に、どーんと薪ストーブ! ああ、泊まってみたい。たしか、GWに通過した東丹沢の黍殻避難小屋も薪ストーブ完備でしたね。丹沢ではデフォルトの設備なんでしょうか?




下山路で見た一軒家避難小屋。避難小屋だけに当然一軒家なのですが、どうも地名のようで、確かバス停にも○軒家というのが、いくつかあったような……。この避難小屋は中には入りませんでしたが、畦ヶ丸の方はとてもきれいに管理されていました。ありがたいことです。

畦ヶ丸で出会った生き物たち

2011年10月11日 | 
沢沿いの登山道脇でおしっこをしていたら発見。だいたいそういうときに見つけますよね。



ヤマアカガエル? まさか…タゴガエル?? 区別できませんね~。



沢沿いの日の当たる岩場にはヤマホトトギス(ユリ科)がいっぱい咲いていました。ちょうど見頃だったようです。花の色が濃くて園芸種のようです。

花と言えば、これも盛りでした。




イワシャジン(キキョウ科)。これも岩場に咲いていました。風に揺れて、なかなか写真が撮れませんでした。可憐ですね。
が、これはすごいですよね。岩の割れ目から生えてるって、割れ目もない状態……。



上の個体の根っこアップです。すごいなあ。どうやってこんなところに定着したんだろう? そもそもこれは多年草?? 何年かかったんだろうか!?



タヌキノチャブクロ。あれっ?ちがうな。これはキツネノチャブクロ!? うん、キツネかな。いつ見てもかわいいです。倒木の下にいっぱい生えていました。ホコリはまだ出していません。



台風の影響でしょうか? モミの球果がごろごろ落ちていて、不思議な感じでした。なんか、ごろりとした感じが死体っぽいのです。印象ですが。。。



センチコガネのたぐいですね。もっと紫色できれいだったのですが……。

ということで、ついに西丹沢に進出の秋の1日でした。

畦ヶ丸登山と怪しい靱帯の痛み…

2011年10月10日 | 
連休最終日は、頑張って朝早く起きて、西丹沢の畦ヶ丸(1293m)に登ってきました。

小田急線の新松田駅から富士急湘南バスに乗って西丹沢自然教室まで。たっぷり1時間のバス旅です。



西丹沢自然教室からは吊り橋を渡って、沢を右に左に渡って詰めていきます。沢は台風15号の影響で荒れ気味です。もともと丹沢の沢沿いの登山道はわかりにくくて、ピンクのビニテを慎重に探して登ります。

うーん、9月に某山に登ったときもそうだったのですが、登りでヒザの内側の筋が痛い。。。ヒザ関節というよりは靱帯。登り限定。今日は登りはじめて1時間で左側に違和感があって、時折刺すような痛みに。脚上げをするときが痛いのです。この前は……確か右側から痛くなって、次に左側も痛くなった。今日は左側だけで、右は大丈夫でした。うーむ……。

と言いつつ、まぁたいしたことはなくて、昼前にはさくっと畦ヶ丸の頂上に。



人が少なくて、なかなかよい感じでした。



意外とブナが太くてびっくり。すれ違った単独行のおじいさんが「紅葉しているのはシロヤシオだ。ゴールデンウィークごろは真っ白な花がきれいだぞ」と教えてくれました。



下りは大滝峠上経由で大滝橋へ。下りはまったく快調で、なんの痛みもなくさくさく下山。うーん、いったいどういうことなんだろうか?



途中、沢に倒木がかかってわかりにくいところもありましたが、13時40分にはバス停に着きました。初秋の低山を満喫した1日でした。しかし、靱帯なのか何なのか、今後に不安を残す山行でした。。。



何をやっているカラス?

2011年10月09日 | 生き物
連休のなか日。昨日は買い物と整体。今日は家の防犯対策のためにホームセンター行って、簡単に日曜大工(まさに)。最近、近所に空き巣が入って、その後もなんかいろいろあったようで、緊急回覧や集会があって、地域がじたばたしている感じ。

ま、それはそれ。で、君は何やっているのだね? お向かいの家で。





クーラーのホースで遊んでいるのかね? べろべろにしちゃって。。。
前は屋上のテレビアンテナを支えるワイヤーで遊んでいたね。お向かいにちくっとくからね!

明日は山に行こう。

最近の漫画

2011年10月02日 | 
最近、妻が友人から推薦されたこれを読んでいます。





『市川春子作品集 虫と歌』(講談社)
『市川春子作品集Ⅱ 25時のバカンス』(講談社)

SFファンタジー……というと微妙な違和感がありますが、ま、SFでファンタジーかな、やっぱり。

両方とも変な生き物が出てくる点がいい。
ちょっと気持ちが悪いお話がきれいな絵で展開。
なんていうの、、、兄姉愛? ちがうな。ま、ちょっと禁断ぽい感じ?

これも講談社か。漫画は講談社だなあ。