晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

fukuda隊長(?)業務連絡です。。。

2012年01月30日 | 生き物
最近よく見せていただいている故有事というブログで、テンの糞から出てきた種子の話で、オオウラジロノキとアズキナシの可能性に触れられていました。

とりあえず、、、わたしの種子サンプルから画像をアップします。





オオウラジロノキの種子(サンプル採取地=岐阜県高山市)
見た目はスイカのタネですね。かなり扁平です。メモリは1mmです。

つづいてアズキナシです。





アズキナシの種子(サンプル採取地=岐阜県高山市)
うーん、細いので相対的にはコロコロした感じです。ちょっと小豆色です

隊長、参考になりましたでしょうか? サイトで掲載されたのは、シイナっぽいですね。
いずれにせよ……わたしのサンプルは採取が1990年と言うことで、かなり古いのはご容赦ください。

厳冬期低山 ~丹沢・仏果山

2012年01月29日 | 
日曜日はどこへ登りにいこうか、ちょっと悩みました。西丹沢とかはかなりの雪のようだし。結局、いつもの仏果山にしました。

せめていつもとはちがうルートで…と思い、土山峠から仏果山に登り、高取山から宮ヶ瀬ダムに下山しました。学生時代から、何十回も(おおげさか?)仏果山に登っているのですが、高取山からそっちに下山するのははじめてです。

朝は早めに本厚木に着くようにして朝ご飯を食べました。牛丼系か立ち食いソバ系かと思いましたが、めずらしくマックに入りました。
マックグリドルというのを頼んだのですが、隣のカップルが、「甘っ! なんだよこれ!? まじぃ!!」と彼氏がキレて、わたしも隣で激しく同意。。。ホットケーキにハンバーグはさむのはやめようよ……。

さて、宮ヶ瀬行きのバスに乗って土山峠へ。めずらしく登山者はおらずひとりで登り始める。雪は20cmぐらいか。トレースが付いている。昨日、2人ぐらいが下山したみたい。





シカの足跡かな? カモシカの可能性も!? 意外と新しい足跡がなく、あんまりおもしろくありません。 



仏果山につながる稜線は意外と細いのです。降雪直後はけっこう楽しいんだろうなと……。



天気がよく、仏果山の山頂からは当然のようにスカイタワーが見えました。たいしたもんだなあ。。。



海が見えました。気持ちいい山頂です。ハイカーも…10人ぐらいかな。みんなうれしそうです。



山頂の展望台からは、塔ノ岳、丹沢山の丹沢主稜がどーんと見えます。



頂上ではいつもの感じでお昼ご飯。むか~し、買った風防を導入。ばっちりです。本当は、ソロ・テーブルのようなものも買ったのですが、テーブルがあいていたので使用せず。

今日のお昼は近所のスーパーで手に入れた「ハナマルキ スタミナみそ汁」に昆布おにぎりをとお餅(小)をin!! このみそ汁、そぼろ肉とニラとキャベツともやし入りでなかなかうまかったです!



下りは6本歯のアイゼン(エバニュー)を履きます。買ったのは2年前かよっ! 急な下りをガシガシ下ります。ラチェット式の留め具がかなり快適で楽です。



高取山への尾根も細くて、けっこう楽しいです。楽しくてついつい走っちゃいます。



いろいろ足跡がありましたが、何かなあ……。猟期だし、イヌの可能性もあるしなあ。肉球が見えなくて、何かはちょっと分かりませんでしたね。



宮ヶ瀬ダムにおりました。インクラインというケーブルカーに乗りました。片道200円です。宮ヶ瀬ダム…はじめて見た! でけぇ!!

半原から淵野辺駅行きのバスに乗って帰りました。


■データ
2012年1月19日
土山峠→仏果山→高取山→宮ヶ瀬ダム
歩行時間=約5時間(昼食・休憩込み) 

ス・ケ・キ・ヨを探して

2012年01月28日 | 生き物
スケキヨと言えば犬神家の一族ですが、わたしにとってはアレですよアレ。湖の逆さ死体です。


(すみません、画像は適当に取ってきました。。。)

で、どっかの図鑑かサイトで、モズのはやにえ「シジュウカラ首ちょんぱ逆さ刺し」の写真を見たことがあって、以来、野鳥のはやにえを「スケキヨ」と呼んでいます。正確には「ス・ケ・キ・ヨ」ですが(わかりますよね?)、まだ見たことはありません。

野鳥に詳しい方に「けっこうアレは冬だよね」と聞いたことがあり、昆虫が冬眠の今、はやにえはほ乳類か鳥類だ!ということで、多摩川に探しに行きました。岩井渓さんのブログに刺激されたわけですが、ネズミ&野鳥の「スケキヨ」狙いです。

まずは恒例のオケラ様(笑)。

2012年1月28日


本日も異常なし! 大雪を乗り越えました! 頑張りました! もはや意地以外の何ものでもありません!!

2011年11月26日のオケラ様。
2011年12月25日のオケラ様。
2012年1月3日のオケラ様。
2012年1月9日のオケラ様

そういうことで(どういうこと?)、さくっと川崎側の多摩川を下り。ユキヤナギを見ていきます。が、ユキヤナギ多過ぎ&虫のはやにえもなし状態で、ぐったり……。新丸子で「挽肉と卵のピリ辛ニンニクラーメン」で力を入れて、東京側に渡って上流に上ります。

岩井さんの本拠地の方ですね。少なくともネズミのはやにえはあったはずです。

が、まぁ難しいですね。。。



魚??



下半身喰った??

虫のはやにえはぽつぽつありましたが、ネズミも鳥もありませんでした…。ゴミとかカマキリの卵とか見るたびに、すわスズメの頭か!と思うことはありましたが。





地面に埋もれるようにタンポポが咲いていました。

そうそう、12羽のカラスに追われるオオタカを見ました。かわいそう…としか言いようがありませんね。

現場検証

2012年01月28日 | 生き物
土曜日の朝、現場検証に行きました。



わたしは、この柵に座っていました。そして、左奥のササ藪からタヌキがとりあえず計4頭が出てきました。



なんとなく、左右に2つの獣道の出口があるようにも見えます。



4頭目の写真を見ると、左の出口っぽいのですが、のぞいてそれと分かるのは右の穴でした。それにしても密度が高いササ藪で、かなり繊細というか弱々しい獣道ですね。とても人はたどれません。残念……。




人生最良の日かっ!!!

2012年01月25日 | 生き物
今晩の帰宅は20時。昨日、21時にはすでにフユシャクが交尾をしていたということは、もっと早い時間にメスがフェロモンをまき散らしているにちがいないと思ったわけです。昨晩より1時間だけですが、帰宅早々雑木林に行きました。



おおっ、クロバネか? 幸先いいぞ!



ワラジムシもいるぞ! 喜ぶな、そんなので……。

ということで雑木林を軽く1周して、2週目に入ろうとしたとき、奧のササ藪でがさごそ音がする…。むむ、タヌキ? ネコ? タヌキ? ネコ? ハクビシン? ちょうど丸太でできた柵の近くだったので、それに腰掛けてしばらく待ちます。

3分、5分。音がしなくなる。どっか行っちゃったか…と移動しようとすると再びガサガサと。むむ、近くにいたんだ……。ということでじっくり待ちに入ります。

じっと野生動物を待つのは得意です。昔、「夜待ち」と称して、奥多摩の森の中で野生動物が出てくるのを待つのがブームだったことがあります。当然、夜です。夜中に山を登ることもしていましたが、夕方から暗くなるまでとか、夜中から明け方とかの時間帯にじ~っと待ってましたね。もう何時間でも待てます。わたしの数少ない得意技のひとつですね。

5分、10分……ササ藪の奧でキッキッというか、キャッキャンという、じゃれ合っているような声がします。これはタヌキの兄姉だなと確信しました。それだと意外とこっちの存在を気にしないで出てくるんじゃないかと期待が高まります。

カサカサ……ササ藪の切れ目から出てきます。まず1頭。やっぱりタヌキです。星明かりというか、周りの住宅の明かりで、けっこうはっきりと姿が見えます。距離は7、8メートルといったところでしょうか。

柵に座った方向からすると、斜め後方から出てくるので、どうしても首を振らないと姿は見えません。1頭目でちょっと振り返ったら、一瞬ササ藪に戻ってしまいました。

でも、すぐ出てきます。こっちももう動きません。写真を撮るのはあきらめました。

1頭目、距離5メートル。その後ろからもう1匹出てきます。みんな小さめでやっぱり子ダヌキか若ダヌキという感じです。

1頭目、距離3メートル。うひょひょひょっ! どうももう1頭いるようです。距離が近いので、彼らの鼻息が聞こえます。

1頭目は左に迂回して柵をくぐります。多少こっちを気にしていますが、なにやら地面をクンクンしています。こんな距離で自然な状態を観察できるとは! 左の視界には2頭がいます。首は振りません。あくまでも目だけで姿を追います。

問題は……後ろの1頭です。真後ろにいます。ときおりカラダを掻いたりしています。そういう音がします。じりじり近づいてきます。気配でわかります。ああ、2メートル、1メートル……。ええええっ! もしかして、もしかして!?

わたしが座った柵の斜め下。距離にして50センチほど。子ダヌキが柵をくぐって目の前を歩いていきます。うおおおおおっ!!

2メートルほど行って、ちょっと振り返ってこちらを見ますが、あわてた様子はありません。ゆっくり歩いていきます。そして、先の2頭を追うように、小高い丘を越えていきました。歩いて行った先は、住宅地の方ではありません。雑木林の奧への方です。見えなくなったけど、丘の向こうから、再びじゃれ合うような声が聞こえました。ああ、、、大満足!

と思ったら、もう1頭ササ藪から出てくる!? あぁ、今回は撮らせてください! すみません! 





あまり逃げませんでしたね。ササ藪の中にはもう1頭いるような感じでしたが、これ以上おどかすのも趣味ではないので家に戻りました。結局1時間ぐらい雑木林にいました。

これまで近所のタヌキたちとは、家の前で会ったこともありますしフクロウを待っていて出てきたこともありました。でも、今回のように至近距離で、しかも自然に観察できるのははじめてです。

これまでの人生で最良の日というのが5日間ほどあるのですが、それに匹敵しますね。その5日はどういう5日か? それままた。




降雪後の雑木林で、ついに発見!

2012年01月24日 | 生き物
ということで、残念な朝の雑木林だったのですが、まぁ、雪が積もっちゃうとフユシャクもメスが地面から出てこれないよな…」と思いつつ帰宅。21時過ぎ。

おやっ! 今晩も玄関にお出迎えが!! 



これは、また別のフユシャクですね!! うーん、なんだろう。。。羽に点とか筋がないし、ウスモンフユシャクでしょうか?? この羽を丸いと見るか……。で、これは天の啓示…というか、動いてるんだ…ということで、そのまま長靴に履き替えて雑木林へGO!

まぁ、いればオスがちらちらん飛んでんだろう…といい加減に見ながら雑木林をまずは1周。

「いねえな…。雨のあとはあんなにいたワラジムシもいねえ…」とやさぐれるわたし。

念のため、もう1周するかと思ったとき、樹皮をもぞもぞというかパタパタ移動するものを発見! いた~!! 交尾してる~!!!



フェロモンに集まってきた多数のオス…ということではありませんが、クヌギの幹で1対1で交尾中でらっしゃいました。

メスがぐんぐん歩いてオスを引っ張っています。オスはぱたぱた小刻みに羽を動かし、一生懸命ムーンウォークというか逆向きで歩いていきます。けっこうな速度です。



メスは羽はないけど、けっこうたくましい感じ。卵とかも持っているんでしょう。たしかに変な生き物ですね、これは。オスの感じは薄茶色で、、、うーん、玄関にいるのと同じウスモンかな~?? わかんないですね。

あまりライト当てないように観察するも、どんどん登っていって、優に3メートル以上までいってなんだか見えなくなったので観察は終了。いったいどこまで登っていくのか?

とりあえずは「中」満足ですね。最終的な野望は、見えないフェロモンを可視化する集まるオスの大群を見ることなので、夜の雑木林観察もそれまでは継続ですね! 

でも、まぁ、住宅地に囲まれた雑木林で、光害に負けてうちの玄関に呼び寄せられちゃうオスが多発する環境で、ちゃんと交尾できてるんだからうれしいですね。


雪があがった朝のがっかり感…

2012年01月24日 | その他
昨晩はずいぶんと雪が降っていて、かなり期待をしました。でも、今朝起きたら意外と溶けていてがっかり。。。



でも、まぁ、雑木林がきれいだったので、長靴を履いてちょっとお散歩。
林の中に動物の足跡とかないかなと期待しました。タヌキとハクビシンは確実で、もしかしたらアカネズミとか、万が一ノウサギ(さすがにいないか…)とか。



まだ日が当たっていなくて、蒼い樹氷がきれい。





意外と雪が少ないじゃん。



東の空は朝焼け。ぜんぜん足跡もなく、早々に帰宅&出社GO……。

恵みの雨?

2012年01月22日 | 生き物
なんか暖かいですね(本気)。恵みの雨が降った雑木林の夜。冬尺蛾を求めてうろうろしました。





樹皮にいっぱいワラジムシがいる……。みな元気だ。



ヤスデも。



このアリは1匹で眠たそうだった。。。

厳冬期でも、雨上がりは生き物たちが活性化するんだろうか? 先週は、ワラジムシなんて1匹もいなかったのに。そもそも、君らは林床の生き物じゃないのか? みんなして樹皮に登って、なに食べてんの??

で、9時過ぎから1時間ぐらいうろうろしたんですが、成果はこの1匹。



これは、冬尺蛾なのか?? もっさりした毛が肩にあって、、、なんかちがうような。。。

道のりは遠いなあ。検索してたら、生田緑地で1匹のメスが18時過ぎに出てきて、100匹以上のオスが周りに集まってきた…という記述もありました。ああ、見てみたい。。。

妻が「じゃあ、生田緑地に行けばいいじゃない」と一言。
「いや、そうじゃないんだ。あそこの雑木林で見たいんだ」とわたし。

遠くでポウポウとフクロウが鳴いていました。

雨が上がりの雑木林

2012年01月22日 | 生き物
雨が上がったので、近所の雑木林にお散歩に行きました。



冬の雨って、春を感じますよね。とくに年明けの雨は。そろそろアカガエルの産卵が始まるかもとか思うし。



雑木林に立ち上る香りも、どこか春を感じさせます。フユシャクの卵がないか、成体がいないか、木々の樹皮や杭を見て回ります。



クモを発見。ふつうに動いています。



おっ、飛びたいのか?



もう1匹発見! 同じ種類っぽいな。彼らは、この時期にふつうに活動しているんですね。。。

小さな樹洞で怪しいものを発見!!



なんかの幼虫か、もしかしてフユシャクの卵か? 触ってみると弾力がある。。。



んんっ、奧につながってるぞ? 幼虫じゃないな。なんだろう? 樹脂?? ちょっと……気持ち悪いですね。
先週見たときはなかったような……。

丹沢の山々が見えました。天気も回復ですね。



夜にまた行こうと思います。

グラタンを作りました。

2012年01月21日 | その他
大潮の週末なのに、厳冬期の夜なのに、雨なんで今日は家にいました。しかも、妻がコウモリ関係の打ち合わせで不在なので、夕飯は自分で作りました。

何にしようかと思ったのですが、先日、無印良品でグラタン皿を買ったので、それだっ!ということ作ってみました。

えーと、生クリームながなかったので、クックパッドで牛乳で作るのを探して作りました。



ジャガイモのグラタン、Longソーセージ1本イン!

【材料】 1人前
ジャガイモ 1個 (スライスしてゆでた)
小さな小さなタマネギ 1個 (東名足柄サービスエリアの産直で買ったもの)
ベーコン 3切れ (実家でもらった塊を切って凍らせておいたもの)
シメジ ちょっと (凍らせたあったもの)
ブロッコリ 小を3房 (妻がゆでて冷蔵庫に入れてあったもの)
長いペッパーソーセージ 1本 (今日、つまみ用に買ったもの)
ピザ用のチーズ ひとつかみ
牛乳 150ccぐらい
小麦粉 大さじ1杯
顆粒コンソメ、粗挽きこしょう

【作り方】
1.ジャガイモは皮をむいて、厚さ5ミリぐらいにスライスしてゆでる。だいたい茹だったら、ソーセージもちょっと茹でる。
2.バターがなかったので、マーガリンでベーコンを炒め、油が出たら薄切りにしたタマネギを炒め、途中でシメジを足す。
3.火を消して小麦粉をまぶしてかき混ぜたら、牛乳イン! コンソメとこしょうを入れて、とろりとするまで煮る。
4.ゆでたジャガイモとブロッコリ、ソーセージをグラタン皿に入れて、3をイン!&チーズを振りかける。
5.オーブンで200度で10分ぐらいかなあ。表面が焦げたら完成!!



うまかったです。

残っていた赤ワインと食パン一切れで夕飯終了です。

最近の読書 2012年1月

2012年01月21日 | 
年末年始はこの3冊でした。





『シャンタラム』上・中・下(新潮文庫/グレゴリー・デイビット・ロバーツ)。
12月に丹沢に山登りに行ったときに、避難小屋で読む用に新松田駅の駅前の小田急OXで購入したのが運の尽き。

上中下で3000円超という文庫。ま、おもしろかったですよ。
ある程度著者の体験がなければかけないようなリアルな話。こういうのは何ていうジャンルなんだろう? ミステリーでもなし、エンタメ小説?? 今のボンベイってどんな感じなのか、スラムってあるのか、マフィアは、、、あとを引くおもしろさです。長くて、ちょっとだれるところがありますが、おすすめです。



『ご先祖様はどちら様』(高橋秀実/新潮社)。前に読んだ『コンニャク屋漂流記』に続く先祖捜し物(?)。この人の本は何冊か読んでいますが、不思議な視点、ちょっとずれた感覚が好きです。やや狙っているというか作っているような気もするけど。

年末にちょっと実家に帰ったときに、うちの先祖のこと聞いちゃいましたよ。意外と面白いもんですね。。。父の母方の親類に、なんと原発推進派の町長がいたとか……。原発の話はなくなったんですが、道路とか学校とか整備されてウンヌン……。やばい話もありそうで、まさか親戚にそんなラインがあったとは。ネットで検索してみたのですが、分からないもんですね。。。現地に行って町史とか見るしかないのか……。

今晩のお出迎え(続いてます)

2012年01月19日 | 
久しぶりに21時前に帰宅。連日遅めでぐったりです。。。

おっ、お出迎えあり。



やっぱりクロオビフユシャクかな?
週末は天気が悪いんですよね。また、夜の雑木林に探しに行きたいのですが……。

★追記 クロバネフユシャクですね。またカタカナ間違いです。同定ではなく、推測の種名のカタカナ間違いです。

真冬、しかも夜。フユシャクガのメスを探して雑木林を徘徊。

2012年01月15日 | 生き物
さて、そういうことで行ってきました。夕飯食べて、20時から21時20分ぐらいまで、フユシャクガのメスを求めて夜の雑木林を徘徊してきました。ま、あやしいですね。。。


おおっ、と思ったらクモでした。寒いですね。


カメムシもいました。ちゃんと動いていました。寒いですね。

確かに、蛾がぱたぱたと飛んでいるのも見かけます。当然、フユシャクでしょうね。


発見! おおっ、蝶みたいに羽を閉じてる。ぱたぱたと飛んでっちゃいました。。。付近にメスはおらず……。フェロモンに呼ばれてたんじゃないのか、君は。


あっ、まだいるのか君は。たぶん昼間見たヤツ。寒いですね(しつこい…)。


ふたたびフユシャク発見! これは昼間見たようなヤツですね。クロバネフユシャク? 


周りをていねいに探したのですが、メスはおらず……。

小さな雑木林を2周したのですが、メスは発見できませんでした。残念。来週末も探してみます。


君、まだいたんか。早く林に帰んなさい。もう2晩目だよ。
玄関のライトを消しました。



ということで下見

2012年01月15日 | 生き物
玄関にいた蛾は、ネットでカチカチ調べてみると、どうもクロバネフユシャク(オス)の可能性が大きいことが分かりました。

そして、今、「フユシャク祭り」が始まっているようでした。

祭り1  2012年1月7日。たぶんうちからも近いI緑地だよね。
祭り2 2012年1月12日。井の頭公園。産卵シーンがすごい! なんだこれ!!

フユシャクガは、厳冬期に交尾をするのですが、メスは羽が退化していて飛ぶことができず、エサも食べないそうです。
真冬に、メスはのこのこ歩いて木に登り、フェロモンを出してオスを呼び交尾をするそうです。

これは近所の雑木林でも祭りに違いないと思い、まずは下見に行ってきました。ほんとうは今日も多摩川にはやにえを探しに行こうかと思っていたのですが、これはフユシャク探しにチェンジです。

歩いて30秒。




ま、こんな感じの宅地の中の雑木林です。

コナラやクヌギの樹皮を1本1本しゃがんで見て回りました。


おっ、なんかの卵の殻だ。


おっ、ミノムシ? 普通こんなの気づかないな。。。


あっ、イヌシデのタネが引っかかってる。

意外といろいろあって飽きません。


こういうクモの巣って、なんだか怖いですね。出てきそうで。


おっ、昆虫発見。こんなところで越冬か!? ヨコヅナサシガメの幼虫かな。


クモの幼虫とかうじゃっと出てあとかな?


サクラの樹皮から出た樹脂? きれいですね。

そして、ついに発見!!


家の来たのと同じかな~? クロバネフユシャク??


周りにメスはいなかったですね。当然ですが、やっぱりこの雑木林にいることが判明。


なんかの卵の殻。けっこうかたまって生み付けられていた。


カゲロウ!? 周りに水はないのに? なにカゲロウだろう? どっかから流れてきたのかな?

ということで、ふだんは見ることのない樹皮を見て、いろいろ収穫がありました。
早速今晩は夜の雑木林に突っ込みます。

夜の海でダンゴ、夜の雑木林でフユシャクです。。。

 

今朝の居残り組

2012年01月15日 | 
今朝、洗濯物を干すべく外に出たら、夜の居残りがいらっしゃいました。



厳冬期にいるのですから、やっぱりフユシャクでしょうか? 冬尺蛾。
羽が退化してしまったというメスを近所の雑木林に探しに行くか……。