晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

『なぎさホテル』

2011年07月06日 | 
伊集院静の『なぎさホテル』(小学館)がようやくフツーの単行本になった。



半年ぐらい前に“電子書籍”といわれるもので発売されていた。
写真と音楽付き。

なんで作家が“リッチコンテンツ”なんで望むんだろう?
宮澤正明の写真も井上陽水の音楽も悪くはないだろうけど、
どうして小説をそんな風にする必要があったんだろう?

自伝的小説なのかエッセイなのか、とにかく「なぎさホテル」は実在したわけだけど、
でも、本物の写真なんてとくに見たくないし、音楽だって別になあ、、、。

この話は、今は別物(?)の草思社で出版していた『草思』というPR誌に連載していたものがベース。
読んでたよ『草思』。元気なころの出版社のいいPR誌だった。
連載は2001年から2002年。。。

とにかく、ようやくそれが単行本になりました。
うふふ。ゆっくり読みます、、、と言いつつ、あっという間に読んじゃうな。

★あっという間に読んじゃいました。