晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

ハクビシンの糞か?

2013年06月02日 | 生き物
近所の雑木林に行ったら、大きなヤマザクラの幹にいくつか動物の糞があった。





これはハクビシンの糞かな?





糞の中身はヤマザクラと、、、ミズキとキイチゴ類の種子という感じ。
糞分析をするか、あるいはハクビシンの胃腸を通った種子を蒔いてみるか…。

最近の読書 2013年6月2日

2013年06月02日 | 


『植物はそこまで知っている』(河出書房新社/ダニエル・チャモヴィッツ)
植物の五感の話。うーん、ふつうかな。
★★



『アリの巣をめぐる冒険』(東海大学出版会/丸山宗利)。
最近話題(?)の好蟻性昆虫の話。アリと共生するハネカクシなどの研究する学者の本。
いい! これはおもしろい!!

1.好蟻性昆虫学という、まったく知らない世界を教えてくれる。

2.アリの巣の話なんで、自分でも観察できそうなところがいい。

3.分類学の教科書としても、まぁ、いけるかな。

4.まぁ、こういう研究者は狂ったというかなんというか、そういう感じが好きだな。
 →マレーシアの熱帯雨林に棲むヒメサスライアリに共生するハネカクシ類などを観察するには、
「さすらい」だけに、仮巣からまるごと移動するときが、採集のチャンスだという。
 夜にときに10時間にも及ぶという引っ越しを観察するのだが、
 「引っ越しがはじまると、地面に座ったり、横になったりして、
 じっくりと観察と採集をおこなうのだが、これが夢のように楽しい
」だって!

 寝食を忘れてアリに混じるハネカクシを探す「百鬼夜行」を楽しむのだ。
 夢のように楽しいだって!!

いい! これはいい!!

おすすめだな。
★★★★

昆虫の雑木林

2013年06月02日 | 生き物
今年のテーマは「昆虫力のアップ」。
これまでぜんぜん興味がなかったというか眼に入っていなかった昆虫を、
今年は、もうちょっとちゃんと見ようと思っています。





これはウスバカゲロウ?



今日、本屋で買ってきた『日本の昆虫1400②トンボ・コウチュウ・ハチ』(文一総合出版)で調べてみました。

コウスバカゲロウとも似ている。
識別ポイントは「ウスバカゲロウの方は顔の下半分が淡褐色」ということですが、
やっぱり識別ポイントを知らないと、そういう写真は撮ってないですね。。。

ウスバカゲロウかコウスバかわからず。。。うむ。勉強、勉強。





いつもいるよね彼。これも同書で調べると、オオヒラタシデムシでいいのかな?
お尻が飛び出ていないので、オス? へー、逆っぽいですけどね。



イチモンジチョウ。



キタテハ?