晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

奥多摩避難小屋トレッキング

2008年10月13日 | 
久しぶりに山に行ってきました。

どんぐりの成りが悪い森を「ぎゃーぎゃー」と鳴きながら右往左往するカケスに先導され、紅葉にはまだ早い尾根道をのんびりと歩いてきました。普通の人なら日帰りのところを避難小屋泊まりの1泊2日で。

 ←ヨコスズ尾根のミズナラの大木

シュラフもってコンロもって、一人鍋セットもって、奥多摩のヨコスズ尾根を登って一杯水避難小屋に泊まりました。

小屋泊まりの人は全部で8人。30代とおぼしきカップル以外は全員おやじのひとり山行でした。

「んー、おやじばかりで、しかもみんなひとりだな~」と思っていたら、自分もまったくそのとおりで笑っちゃいました。

 ←小屋の外壁や周りの岩にいっぱいいたザトウムシ。LOVE

15時ぐらいからは、あいにくの曇り空でしたが、雄ジカのラブコールが聞こえてなかなかの夕暮れでした。

暗くなったらさっさと寝てしまったのですが、22時ぐらいに一度起きて、木々の隙間から見える青梅あたりの街明かりを遠くに見つつ、、外でボーッとしていました。気温5度ぐらい。

でも、小屋の周りには何頭かのシカが来ていて、キャッ、キャッと警戒音をずっと出されて、すごすごと小屋に帰ってまた寝ちゃいました。

 ←明け方の空。秋ですね

翌日は快晴。ブナの巨木が点在する長沢背稜を歩き、鳥屋戸尾根(とやどおね)を降りました。

途中、ヒガラを中心としたカラ類の混群を見たり、なにか聞き慣れない声を出す鳥だと思ったら外来種のソウシチョウの小群だったり、カタカサタケが生えていたり、やっぱりすれ違うのはおやじの一人歩きで(計2おやじ)笑っちゃったりしながら川乗橋に昼前には降りました。

 ←ふかふかのコケ。ほんとうにふわふわふかふかでした


今回は、結局、倉沢谷という多摩川の支流の日原川の、そのまた支流の谷を一周したことになります。次は、2泊3日で日原川を一周する山行を、、、春には実行します。そうしたら、次は奥多摩源流部一周だ!

いやー、山はいいです。

●反省
①下りでヒザが痛くなった…。ああ、筋トレをせねば。
②一人鍋の味噌が足りなくて、味が薄かった。


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