継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【18】-日本の評価-

2020-05-07 11:13:53 | 新型コロナウィルス

日本のテレビでは、日本の新型コロナウィルス対応のまずさについて指摘する内容が多いように感じます。
「他国に学べ」「頭を下げてでも教えを請え」「(他国の専門家から)
もっと〇〇すべきだ」等です。
日本の新型コロナウィルス対応って、そんなに悪いのでしょうか。
その点がよく分かりません。
もちろん完璧ではないでしょう。
悪い点もあるでしょう。
他国に学ぶ点もあるでしょう。
しかし、良い点もあるはずです。
自虐的な報道が多いテレビには、正直、うんざりしています。
できれば、数値的な分析により他国と比較した上で、意見を言っていただけると、国民としては非常に納得します。
大きくは、感染対策・治療面と経済面からの分析資料です。
対応の仕方が違うので比較できる分析指標を用いなければならないのが難しい点です。
感染対策・治療面としては、人口当たりの死者数・重症患者数・感染者数、感染者に占める死者数、重症患者数、重症患者に占める回復者数、検査者に占める陽性率、陽性から陰性になるまでの日数 等でどうでしょうか。
経済面は、GDPのマイナス率、倒産件数・規模、失業率、ロックダウン(緊急事態宣言)の期間 等でどうでしょうか。
私は、医療・感染症対策の専門家ではありません。
公認会計士で経営コンサルタントです。
中小企業の再生に携わる場合、数値を主体とした分析を基にアドバイスを行います。
他社で成功しているやり方をまねるように勧める経営コンサルタントもいますが、うまくいくケースはないと私は考えています。
持っている経営資源、置かれている環境、企業文化等が違うからです。
新型コロナウィルス対応についても同じことがいえるのではないかと思います。
持っている資源、置かれている環境、文化等は違います。
それに既に走り出しています。
180度転換するような対応が、返って混乱を招き、被害を大きくすることにならなければいいと願うばかりです。
まずは、現時点での日本の対応を数値的に分析し、他国と比較等して評価して、良い点、悪い点を見つけ出し、資源の投入を決定するという手法をとっていただきたいと思います。
分析・評価・決定の流れは、国民に公開していただきたいと考えます。
納得すれば協力もしやすくなります。
方向性が決まれば、それが多くの国民が納得したものであれば、「希望」が見えてきます。
あまり、自虐的になると免疫力が下がるのではないかと思います。
テレビ等の報道の方は、そのようなことを考慮して、少しでも「希望」が持てるような情報を提供していただきたいと考えます。
「日本の対応が、他国と比較しても、すべて悪い点ばかりだ」というなら仕方がありませんが。
まずは、数値の分析・評価です。

自らの目標に向かって、コツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん、未来はあなたがたの手の中にあります。
あきらめないでください。
必ず「希望」の光は見えてきます。
皆さん方に、神さま、仏さまのご加護がありますように、祈ります。
暖かくなると人間の免疫力がアップし、逆にウィルスの感染力がダウンするのではないかと、かすかに期待している58歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。