忘年のOB会があるので参加する。
会場の最寄の駅は新越谷と案内にあるので パソコンで調べると東武スカイツリーラインと出てきた。 北千住で乗り換えたけどスカイツリーラインの表示は無くて 良く解らないけど日比谷線の改札から入場すると行き先の駅名が書いてあるので間違いないようだ。まもなく急行南栗橋行きの電車が入ってきて乗り込む。 途中通過する駅名は 草加、松原団地、蒲生など我らの年代が家をローンで買い求めたあの頃の新興住宅地で自分の知り合いもいるので 駅名を気にしながら乗っていた。
最寄駅には早めに着いたけど会場を探すのに時間が掛かり遅刻の到着となる、家の中でも物を探すの事が多くなり無駄な時間を使うことが多くなった。 だいぶ鈍くなったみたいでそろそろ車の運転を止めた方がいいと実感する。
彫刻「ラオコーン」写真から模写
リタイアした当時のOB会では二次会にスナックやカラオケに行ったものだが70を過ぎると 飲み会での勢いが失せて来て、店を出て これから2次会に行こうという元気な声が聞こえなくなった。 会の誰かが亡くなってるし参加の連中も入院した話や体が痛んできた会話が多くなり 将来の計画の話は出るわけもない、体力が落ちるし酒が弱くなった。 当然若い頃のように盛り上がるような事はなくて参加者の近況を聞いて自分の置かれてる健康具合を確かめる事になる。
歳に向き合って行く様になるが あまり年ばかり気にしてもつまらない。 やらなくちゃいけない仕事から解放されて気楽な立場でけっこう贅沢な年代、気楽で呑気を楽しむとする。