黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

視線を浴びる

2018-02-01 | 日記

駅のホームの階段に取りついたら電車が止まっている。 メロディーが流れていて何とか間に合いそうなので階段を急いで下って行く。 下りの階段は恐いけどこう云う時は早く乗りたい気持ちが勝ってしまうものだ。
残り10段ぐらいのところで間もなく電車が発車しまーす とのアナウンス。 これはヤバイと転倒もよぎったけどドタドタと降りてホームに足底が付がいて これは何とかなりそうだ、と閉まりかけたドアに体を入れたら 後ろ足が挟まるしおまけにカバンも挟まってしまった。
こんな場合は車掌や駅員がドアを開けてくれるのか思ったてたら全く無視されて電車は止まったまゝ。

      

     モネ「ルーヴェシェンヌへの道」を模写しました

ドアをこじ開けようと思い切り力を入れてもビクともしない。昔は物を引っ込めるぐらいは開いたものだけど寄る年波で力が弱ってしまったのかJRのほうで強烈に締るようにしたのか解らないけど、、。 
急いで靴を引っこめようとしたら脱げそうになりる。 脱げてしまったら靴が宙ぶらりんで挟まってるし 裸足になるしで恰好が悪い。 力をうまく入れながら脱出してからカバンを力一杯引っ張り込んだ。
ホットする間もなく周囲にいる人達の ドジな人ね、 と言いたげな視線を浴びてしまい 恥ずかしくて宙に浮いたような気持ちで電車に乗っていた。   
昨日も階段を下りり始めたらドアが閉まって 次ぎの電車は10分後。 どうして俺の人生はこうなのかと考え込んでしまった。 そのうちいい事があるだろう  となぐさめるしかないではないか。