映画館で映画を見る時はトイレが近いので通路側の席に座るようにしている。
昨日はトイレで絞りだしてから端から3番目に席を採ると同じ列の中央には若い二人連れがでかいポップコーンの容器を抱えて座っている。 予告編の途中で彼の方がトイレにでも行くのか俺の前を挨拶もせずに通って行った、 彼女の方を見たら足元に大量のポップコーンと容器が散乱して汚らしい。 彼が立ち上がる際に落下してバラ撒いた思われるが 拾いもせづに映画を見ていた。
映画「8月の鯨」からスケッチ
見た映画は黒人と白人の絆が出来上がるアカデミー受賞作の「グリーンブック」。 向って来る問題を次々やっつけて行く。 白人はマッチョな用心棒上がり、黒人はケネディー大統領と知己の間柄で強いのは当たり前だ。 普通の人間とはかけ離れた設定で自分には違和感があって見終わって何も残らない。 この題材では昔見た映画 「手錠のままの脱獄」のスカッとした感動、 トニー・カーティスとシドニー・ポワチェを思い出す。
本編が終わりエンドロールを見ながら嬉しく思ったのは尿意を感じなかった事だ。 席を立つ人を何人か見かけたけど全員が女性だ、 俺は大丈夫で後と一時間でも大丈夫だもんね、 てな感じだった。
明かりが点くと先程のアベックは見かけなかった。 俺が嫌な顔をしたので暗いうちに逆方向から退出したみたいだ。