テレビの講座で 孔子は勝者向けの思想家で、老子は敗者や弱者向けの思想家であるとかやっていて、勿論私は老子派。
道は常に無為にして、而も成さざる無し。 というフレーズが重要なポイントみたいで やたら無為と言う単語が出てくる。 若い頃 老荘の常識離れをした考えが面白くてはまった事があるけど 何かをすると埃が立つので 無為 即ち何もしない方がいいと云う考えには無理があると思ってたけど、無為とは作意のないあるがままの自然の状態の事と解説を聞いて この歳になってなるほどと思いました。
ロートレックをスケッチしたけど 踊り子がぎこちない
現役時代 平社員や上司を演じてたけど。 老子思想から 上司の評価を4つに分けると 下記のようになり、上から順に好評価で4が最低だそうです。
1存在する事しか意識されない上司
2敬愛される上司
3恐れられる上司
4バカにされる上司
1、が最高評価とは老子らしい考えだけど、考えようによってはどの項目も 良い風に理屈をつける事が出来るので どれでもいい様に思っちゃう。 酒の席ではどの項目も憂さ晴らしの対象になってしまう。
今年の新入社員の理想の上司はイチロー と天海祐希だそうだけど 俺には良く解らない。