黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

ALS

2015-11-13 | 日記

久し振りに映画を見るので 開演前に飯でも食べようとしたら 時間がない事に気付く。
映画館で入場券を買い売店に行ったらポップコーンを買う人ばかりで 飯代わりになるものはないのでクロワッサンのあんこ入り、カリントウ饅頭とアイスコーヒーを購入して館内の座席に座る。 映画館の食品らしくてカリントウと言われるのを口に入れても音がしないしクロワッサンもネットリしてる、しかし音を殺してるせいでとても旨いとはいえない、やはり映画館ではポップコーンが向いてるみたいである。
映画館を出て口直しに安い寿司屋で 生ビールは一杯で我慢して軽く摘んでからカラオケに。

       

     映画「13人の刺客」から嵐勘十郎、片岡知恵蔵

カラオケ店の受付で一品は注文してくれというのでビタミンCをとろうとオレンジジュースを注文。
見覚えのある部屋の窓は白い紙で塞がれ 歌が始まるとそこに画像が映し出される、 曲によって画像が変わると思ったら同じ海底の絵ばかりであった。 カラオケで歌ってると照明が暗くなったり明るくなったりする、 リズムによるのかテンポによるものか解らないところ。 会計では1.5時間で一人700円と何時もよりだいぶ安い、早い時間に入ったせいかもしれない。
見た映画は「さよならの代わりに」、 難病のALSの女主人公と介護人の女子大学生との出会いから死までの物語で感動もの。 主人公は35歳で発症し不治の病、  自分は癌だといわれてしまったけど70過ぎてるし彼女よりましな病だと思われる、今の所どうなるか解らないけど成り行きに任せるよりしょうがないよね。


病の感覚が薄れてしまう

2015-11-10 | 日記

年寄りの運転事故がキッカケで テレビ番組では認知症を盛んに取りあげてる。
この手の番組で良く出て来るのは物忘れのチェック。 二日前の晩飯の内容、100から7の引き算、今日は何日かでお馴染みの問題である。
昔からもの覚えがわるくて2日前に食べた食事などは若い頃から思い出すことが出来ないし 算数に関しては引き算どころかゴルフのスコアを足すのも難儀してた状況。  財布や携帯をどこに置いたか忘れて探し捲くるのは良くある出来事。 しかし今日の朝食については思い出せる、というのは朝飯は納豆ご飯と決めてるからである。

       

      「刑事コロンボ」 パソコンから描きました

今日は何日か?についても現役の頃 日報に日付を記入するにもすんなりと頭に出てこなくて近くのカレンダーで確認するしまつ。 ましてや毎日が日曜日の今ではなおさら出て来るわけがない。

運転免許の高齢者講習という葉書をもらった。 テレビ番組の検査方法では不合格となりそうだけど前回の講習では並みの検査結果、 世間では免許証返納を勧めてるけどどんなものか講習を受ける事にする。 しかし入院日が未だに解らないので講習の予約が出来ない、 内視鏡治療は初診から一ヶ月となってたのでもう少しだと思う、病の感覚が薄れてしまうので早いとこ入院したいものである。


次に会う時は忘年会

2015-11-06 | 日記

野駅公園口を出て イチョウが黄葉してるかと日暮里方向を見渡してみると少しばかり黄ばんでいたけどまだ少し早いみたい、花見で賑わった桜の葉は薄黒く汚れた葉が残って綺麗とはいえなくもう少しで全て散ってしまう様子。 久し振りに西郷さんの前に出るとここのイチョウは黄色く染まってる、周りに建物がないせいで少し寒いせいだろうか。
不忍池に出てベンチで小休憩してると隣はオバサン連中が座っていて、 何故 夫婦で隠し事してるの とか噂話でもちきりの様子。 蓮の葉の周りはだいぶ茶色くなってもう少しで枯葉の風景にわってしまいそうである。
友人達と落ち合うのでアメ横の大統領の前を通ると3時だというのにほぼ席は埋まっていて サラリーマン風の客もいて酒を飲んでる、営業マンだと思うけど仕事はどうなってるかと余計な心配をしてしまう。

    

    西郷さんと蓮池越しの弁財天

我々は丸井裏の磯丸水産には入る。 女性の6人組の先客がいて話し込んでるけど楽しそうでない、 その前の席ではネクタイ姿がビールをグビグビ、タバコに継ぎ目なく火をつけて前のカラーシャツ姿の男と話し捲くってる。 何処かで見たことがあると思ったら小沢一郎そっくり、最近見かけなくなったけど どうしてるのだろうか。
ここの小イワシの丸干し等の小品は充分な量で一人前で4人は楽しめる、 隣に東南アジア系のグループが〆サバらしきものを頼むと店員が客の前でバーナーで炙って見せる、気に入ったらしくてお代わりをしてる。 今度入ったらどんなものか頼んでみたいものである。
友人達から次に会う時は忘年会だよねと話が出る。 その時期に飲める状態になってるとすごく幸せなんだけどね。


フィナーレにはもうチョイ時間が

2015-11-04 | 日記

今日は開業医から紹介された最寄のデカイ病院へ行ってくる。
この病院 今まで受付から会計まで対面だったけど ドアを開けると新しい自動受付機が置いてあり案内人が立ってる。 構わず診療科の窓口に行くとここにも端末が置いてありNECの腕章をつけた説明員が今月からシステムが変わったと言って 診察券を差し込むと 受付ナンバーと診察内容が書いた紙が出てきた。
診察室では診察が終わっても医師がシステムが変わたからと言って入力に手間取ってる 今 薬の処方を打ってる所だと悪戦苦闘してる様子。 会計では何時もより待たされてしまったと文句をいう人が続出、システム変更で混乱してるとの事。 
20以上の診療科目があって 対面の応対は人間味があって良かったけど機械化するにはかえって大変みたい。 次ぎの予約は1月 混乱が収まり便利になってると良いんだけど。

      

     サッチモ、  パソコンの画像から描きました

泌尿器科で尿量検査をするんで小便を溜めてきてくれと言われて 朝のお勤め以後トイレに行かず受付を済ませたけどこういうとき限って催してこない、 自販機の500mlのお茶を空にし 一時間を待ってやっと膀胱から排尿を催促する信号が伝わる。 検査の結果 尿の勢い量は平均以上であるが尿がけっこう残ってるとの事。 薬を処方するけど歳のせいでこんなもんだといわれる。

ここのところ病院通いばかり書き込んでしまう。 死は病気という生の最後の儀式を充分に行い了えてから迎えるべきだ と 平林たいこの随筆をよんだばかり。 音楽でいえば交響曲の4楽章に入ったところで フィナーレにはもうチョイ時間があると思ってる。 いよいよの時はベートーベンでは堅すぎるのでショパンの静かな曲で逝きたいところ。