帰りは湘南新宿ライン

電車は少しばかり混み合っていて　駅に止まるとドドーっと押し込んできて太めの女性が直ぐ横に詰め込んできた、　右手がお尻に触る位置にきて間違われるのが嫌なので吊革方面に挙げる際に手の甲がお尻に触れてしまいジロリとにらまれてしまった。　　左手はつり革を掴んでるのでバンザイ状態、こんな恰好までして気を使ってやたのに相手は直ぐにスマホをいじりだした、　窮屈なのに馬鹿女と思っても車内では離れるわけに行かない、乗換駅でやっと解放される。
京浜東北線に乗り換え大宮駅まで本を読みながらゆっくり行こうと思ったけど遅れが出ているので赤羽駅で東北本線に乗り換える。　赤羽駅で降りるのは数十年振り　大きくて綺麗な駅になったものだ。

      　　　  

      　　　　教室で描きました

東北線に乗り換えたお陰で定刻の少し前に大宮駅に到着、　仲間と落ち合いバスで30分ほどの「清河寺温泉」に花見を兼ねて到着。
檜風呂、ジェットバス、露天風呂と幾つもある風呂を征服して最後はサウナまで入って脱衣所で体重を計る。　家で計るのと同じ数値で古い自宅の量りはまだ狂ってない事を確認出来た、　頭を梳かそうと化粧台をみると整髪剤は揃ってなくてあるのは漢方の育毛剤のみ、いまさらと思ったけど頭を洗ってしまったので振りかける、　ヘヤートニックでさっぱりしたかったけどヌルッっとして利きそうである。
休憩所で久し振りに合う仲間と楽しく歓談、　ここのレモンサワー　大型のレモンが付いてくるので評判が良く人気がありました。
帰りは湘南新宿ラインに乗り新宿に出てみる。　改札口でスーツ姿のカッコいい人、　スイカをセンサーに当てると　料金が不足しています　と云われて赤いランプ、　カッコ悪い人になってしまった。　
自分は無事改札を通過、　俺は大丈夫だもんネ　とカッコいい気分になるものだ。

お帰りをお願い

食器台から急須のフタを手に取ろうとしたらすり抜けてしまい真下にあった急須の把手の部分に落下して元のヶ所から破損し取れてしまった。　手先に潤いが無くなり指紋も薄くなり滑り易くなってるのに加え　歳のせいで指の動作、反応が緩慢になって度々物を落下させてしまうことが多くなった。　これから花見に行こうというのに朝から急須を壊すとは、　縁起が悪いので何かなければいけどと思いながら上野の花見に出かける。

　

　　上野不忍池で花見をしました

予定の場所に到着、天気も良くて眺めのいい場所はすでにブルーシートが敷かれていて予約済み、　トイレに近いところに空き地を見つけて500円で購入しておいたブルーシートを敷いてみるとこれ一枚で20人位は座れて安いものである。
参加者のほぼ揃ったところで乾杯、久し振りに合う人達と楽しく過ごす。　時間が経つにつれて女性群のなかに酔いつぶれる人が出て来てトイレに行こうと歩き出すと　足元が覚つかないので足場が良い所まで送る。　も一人付いてるので特に気にしなかったけど　少し経つと転倒して救急者に乗ったとの情報が入る。　ケガをしたのは付いていった女性で酔いつぶれは席に戻ってきたけど何も覚えていない。　
一時意識をなくしたらしいけど大きな怪我でなくて一時間すこしで戻ってきて二次会に行く気になっていたけどお帰りをお願いする。　他にも酔いつぶれる女性が出てしまい会は白けてしまいシャンシャンの手締めもなくて二次会もバラバラとなる。　どうも急須を壊した祟りがでたみたいである。

里芋

芸大卒でも絵描きは安定しない職業、水彩画の先生が大学の講師に呼ばれたというわけで昨日は最後の教室。
最後の教室なので何を描くのだろうかと教室に入ると受講生の机の上に黒っぽいものが乗っていて何だろうと掴んでみたらだいぶ変形した里芋である。　もうちょいとシッカリしたのを描きたいところだけど細密画とかもあると云う解説、　だがそういうのは描きたくないし描ける訳でもない。　
途中講師が廻ってきてこの種のモチーフはあなたに向いていると云われてしまった。　どうもこんな野暮ったいのが向いてるとは、　リンゴとは言わないけどせめてカボチャとか言ってくれるとありがたいんだけどね。

　　

　　　 水彩画教室で里芋を描きました

最近見た宮沢賢治の番組で　芸術家ではなくとも人は誰でも労働の中にも芸術を描いてきたものである、と云う解説。　大分長いこと生きてきて恥ずることも良かったことも幾度も描いてきて　寅さんではないけど今は反省の日々を過ごしてるところ。　絵に描くと明るい色　暗い色が総天然色で交じり合って結構サイケアートっぽい感じではないか　てな事を思ってたらまずそうな里芋が出来上がってしまった。
里芋の茹でたのを指先で掴んでチュルリと皮を剥くのは楽しくて旨いもである。　明日は上野の花見がある、持ち込んでやろうと総菜屋で買い込みました。