黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

若く見られる

2018-12-11 | 日記

約束の時間まで間があるし寒いので喫茶店に入る事にした。
タリーズを覗いてみると団体が多くてガヤガヤしてるのでパス、星乃珈琲の看板を見たので覗くとまだ明るい時間なのに待ってる人がいる、 駅中に戻ってベックスコーヒーを覗いたら空席が見えたので230円のコーヒーをトレーに乗せてカウンター席に着く。
持参の本を読み出すと隣からクチャクチャと音がして気になるので横目で見ると隣の女性が軽食のパンを食べている。 口の中で掻きまわしを楽しんでるみたいでなかなか飲み込まない。 長々と口を動かす耳障りなクチャクチャ音が気になって本を読む気がなくなるし暖房は暑いしで早めに店を出た。

       

    映画「理由なき反抗」からジェームス・ディーンをスケッチ

まだ時間があるので洋品売り場で帽子を見てたら自分と同年輩の女性が笑顔を作りながら話しかけてきた。
さては何かの売り込みで断ろうと構えてたら彼女が話すのには パートで世話になってる私より30才位い若い男性にクリスマスプレゼントをしたいので見てくれますかと言われて 着いて行くとショーケースの上にハンカチが二枚並んでいて どちらが良いか教えてくれという。
一応意見は話したけど自分は70を過ぎてるので30歳若い人の好みは解らないと答えて、周りに30才位若い人がいたら意見を聞こうと見渡したところ爺さんばかり。 俺の見た目はなんと言うか 30才も若く見られたみたいである。 


ソバが出てこない

2018-12-07 | 日記

北千住駅から東武スカイツリーラインの急行久喜行きに乗る。
西新井、草加、で止まって忘年会の店がある新越谷駅で降りる 。通過した駅には梅島、竹ノ塚、蒲生など聞いた事がある駅名が多いけど降りた事がない駅ばかりだ。
久し振りに乗るので外の町並みを眺めたかったけど夜で良く見えない、住宅地を走り続けてるてるみたいだ。 昼間乗る機会があればと思うがまず無いので残念がる。
新越谷駅は降りた人数にしては余分にデカイ駅で外に出るまで結構歩かされた。
迷う事が多いのでスマホの地図案内を設定して会場に向う。 スマホの矢印を無視して歩きやすい大きな通りを歩くので矢印が頻繁に変わって頭がついてけなくて 立ち止まって画面を見てたらスレ違う人から嫌な目でみられてしまった。

   

   水彩画教室で「松戸20世紀の森と広場」を描く

無事に会場に着くとメンバーの大半が席に座っていて久し振りの会話を楽しんでる様子。
乾杯が終わって直ぐに料理が運ばれる。
普通 料理進行の終盤に茶碗蒸しが出て来るものだがここではトップに出て来て いつもの習慣で終盤に食べると冷えてしまうので早々にカタズける。
飲み放題なのでビールの他に日本酒、梅酒、チュウハイとチャンポンでいい気持ちになる。
店の雰囲気、店員さんのサービス、セット料理のしゃぶしゃぶは良かったけど 刺身が貧弱だし仕上げのソバが出て来るのを期待してたが出て来なくて腹が減ってしまった。 次回はソバが食べられる様にしなくてはいけない。 


誰かが誰かを

2018-12-04 | 日記

中断していた音楽教室に行ってみた。
廊下で待ってるのはバイオリンを持った母親同伴の小学生、ギターを持った中学生ぐらいの男の子 それとスゲー年の差の70過ぎの爺さん。 これから開けた道が広がる少年に比べ下り坂から地下に降りようとする俺を比べるとしんみりとした気分になってしまう。
時間が来てそれぞれの教室に入っていったけど 自分の教室のドアは開かなくて暫らくして講師がどかどかと頭をかきながら階段を上がってきて、余に計惨めになってくる。 

      

     「イヴ・モンタン」 パソコンから描きました

教室に入って依頼した歌「誰かが誰かを愛してる」のレッスンを受ける。
久し振りなので口が廻らないし声も出ないので 口をでかく開けてアアアーの発生をやらされて 高い音になるとアゴが上がってしまいアゴを引け 肩を落とせと色々と言われる。 コチラとしては口ずさむ事が出来る様になればOKなので抵抗を感じながら声を出す。 歌い始めると英語の発音について行けず みかねた講師が書き込んだカタ仮名で譜面が賑やかになる。
しかしピアノに合わせて思い切り声を出してるとストレスが吹っ切れ レッスンが終わるとすっきりとした気分になれる。
この曲の内容は 彼女の居なかったモテナイ男が素敵な女性と恋に落ちたその時の気持ち歌った曲だそうで。
俺が似てるのはモテナイところだけで残念ながらいまだにモテてないんだよね。