四川省の都江堰(とこうえん)へ行ってきた。都江堰は、成都からバスで一時間ほど行ったところにある
都江堰は、紀元前三世紀、中国の戦国時代の末期に秦によって建設された堤防。この堤防が完成したことによって、春の雪解け水による洪水が減り、農地が灌漑されて成都平原は肥沃な農地へと生まれ変わった。豊かな穀倉地帯となった蜀(四川省)は「天府之国」と呼ばれるようになった。
写真の下からのびているのは「魚嘴」。
これによって、岷江(みんこう)を内江と外江の二つの流れに分ける。
左側が外江、右側が内江。
外江。「魚嘴」の水門が閉められており、ほとんど水がなかった。
内江。こちらは水がとうとうと流れていた。
宝瓶口。
右側の流れから用水路へ水を導くように作ってある。
楼閣は、都江堰を建設した李氷を祀った伏龍観。
内江はさらに何本もの川に分かれれる。
食堂の前においてあった食材。
都江堰の公園のなか。静だった。
公園にあったビッグサイズのいちょうの盆栽。