銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

「まるまるのはなし」から、まるまる太った●●へ

2018年05月29日 | のほほん同志Aの日常

これって、

求めよ。さらば与えられん。

ってことかいな?と思うぐらい、
最近、ツアーに出かけるたび、
目下の関心事の「どんぴしゃり」に出会います。


今回たずねた、観光列車「〇〇のはなし」でも、やはり出くわしました。

「〇〇のはなし」とは、萩(はぎ)・長門(ながと)・下関(しものせき)を結び、
それぞれの町の頭文字「は・な・し」から、そう名づけられた観光列車。



下関を出発した列車は、山陰本線を走り、長門、そして萩へ。

「日本が憧れた西洋」と「西洋が憧れた日本」をテーマに、洋風と和風の二両編成からなる列車。
その車窓には、日本海と田園風景が広がります。





さて、そんな「〇〇のはなし」で出くわした、今回のどんぴしゃりはこちらでした。



長門の仙崎といえば、夭逝の童謡詩人、金子 みすゞを生んだ町。
それにちなんで、駅のホームに、「不思議」という詩が、掲げられていたのです。

  私は不思議でたまらない、
  青い桑の葉たべている、
  蚕が白くなることが


私も不思議でたまりません。
一見、まるで無関係の場所で、どんぴしゃりが現れることが。

…というわけで、目下の最大の関心事は、桑の木。
何をおいても、クワノキ。

緑とみれば、桑の木じゃないかと目を光らせているのですが、
これが、なかなかないのです。

ようやく先日、お客様から猪名川のほとりにある桑の木を教えていただき、
さっそく訪ねてはみたのですが、何せ一本だけなので、十分とはいえず…。

ということで、ツアーから帰ってきた翌日、
桑の葉を求めて、かつて養蚕で栄えた町、京都の綾部まで、はるばる車を走らせました。

来週予定しているツアー「桑の実摘み」の下見になるな、と思いましたが、あくまであとづけ。



目下の関心事、というか切羽詰まっているのはこちら、葉っぱのほう。



というわけで、ようやく白い蚕が、青い桑の葉にありついて、もりもり勢いよく食べています。




ツアー「桑の実(マルベリー)摘み」はこちら

↑ 養蚕で栄えた町、綾部に往時のグンゼ本社と、桑の木畑を訪ねます。
 ぜひご一緒ください。

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