銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

間子の曼珠沙華

2021年09月26日 | 眼力Kの圧、ハンパない

兵庫県多可町の間子(まこう)にはあちこち曼珠沙華が咲き誇っています。

その中でも思出川の堤防沿いは、格別綺麗に咲いて

その様子は最近SNSで話題を呼び

写真を撮りに来る人たちがたくさんいるそうです。

 

今年はあいにく例年よりも早く咲き始めたため、

ちょっと遅かったかなと思いつつ向かったのですが、

それでもまだまだ綺麗に咲いていました。

何より、里山風景をバックにキラキラと揺れる稲穂と

真っ赤な曼珠沙華とのコントラストが美しいこと。

さらに、チュンチュンと鳥のさえずりが聞こえたと思ったら

ゲロゲロとカエルがあわせて鳴き出し、

コオロギなど秋の虫たちのチンチロリ〜という声も合わさって

秋の大合唱が聞こえてきます。

 

川の水の音に心地よい風、真っ黒の綺麗なトンボや

コスモスも

曼珠沙華は赤だけでなく、白や黄色も咲いていました。

そのあとは「コヤノ美術館」へ

旧国鉄鍛冶屋線建設や西脇商業銀行の立ち上げなどに尽力した豪農「藤井家」の

豪邸を修復し、美術館として開放されています。

贅を尽くした建具や調度品の数々にみなさんため息が止まりません。

昭和初期に実際使われていた電球が現役で残っていました。

(特別な人が来た時しか使用しない客間の電気だったのでほとんど使われておらず、

それでも今も電気はつくそうです)

まるい電球の先がちょっとでっぱているところが

当時の手仕事の名残りを感じます。

このように細かなところまで見所いっぱいのコヤノ美術館、

いつまでも見ていたい気持ちに後ろ髪を引かれつつ、そこを後にしました。

(時間足りなかった!と後でお叱りを受けました)

そして今日のお昼は「福崎NIPPONIA播磨福崎蔵書の館」です。

ニッポニアは各地に残る古民家を再生してその地に文化継承を続けるホテルです。

福崎は三木家の一角を使用したレストランです。

昔ながらの建物と現代風のインテリアがとっても素敵な空間でした。

今日は初秋ならでは、終始過ごしやすい気候で、

秋の訪れを全身で感じられる贅沢な1日でした。

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