三連休最後の日。
宝塚歌劇の宙組公演のチケット渡しに、久しぶりの出動。
チケット渡しって、一枚の重みがハンパないので、
慣れていても、毎度緊張の連続。
よって早めに劇場に向かったのに、
マスクを忘れて、入場できずアタフタ。
そうか、今はマスク、マスクだった。
え？
すぐに引き返して、花の道のファンシーショップ(？)で購入。
急いで歌劇に戻る途中、宝塚ホテルから懐かしい顔が登場。
「あらお久しぶり、お元気でした？」
ホテルの支配人でした。
ご存知の方も多いでしょうが、かつての歌劇の舞台役者。
コロナ前に、新しい世界に飛び込まれました。
そして就任後、すぐに発生していまも続くコロナ禍で奮闘中。
なかなか厳しい観光業に転身されて、そのご苦労はいかに。
ちょっと過去のよしみで馴れ馴れしく話をして、別れ際、
彼女、言葉にしたんですよね。
「死にものぐるい」
超クールが売りだった人です。
ふふふ。
でも、なんかいい感じ。
ほんと、ほんと。
みんな、死にものぐるいでやってきたんですよね。そして今も。
めちゃくちゃ列をなす今日の人出。
宝塚駅から劇場までの道のり。
二人で歩きながら、彼女のこの2年を思いました。
「またね」
手を振って別れました。
そしてすぐ振り向いて確かめました。
ピンと伸びた制服姿は相変わらず美しく。
何かを背負った後ろ姿は、ただ前だけを向いていました。
だからでしょうか、観たいなぁ、と。
今日は、気まぐれに観劇してみました。
そして、結局いつもと同じ。
階段落ち(正式名称がわからない)で、泣きました。
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