関西空港に中国から第一陣の団体旅行者が来日！
今朝のニュースを聞きながら、いよいよかぁ。
と、先日の台湾旅行を思い出していました。
「久しぶりの海外」なんて言っていた今年の春。
プライベートで、ツアーで、個人手配で、
あれよあれよと、台湾一点集中で三度目の訪問となりました。
その際、お世話になったガイドさん。
まだまだ団体ツアーは少なく、
今はフリーで仕事がある時だけやっていると話されました。
コロナ対策も日本と似ていた台湾。
この3年の日々を何度か互いに口にして、
会話の最後には必ず
「やっぱりおんなじですね」とくくりました。
おんなじ、、、
インバウンド対応の施設のクローズ。
当時よく利用していた台北の一等地にあったホテルも
パイナップルケーキの工場も。
そして、台湾に行けば必ず立ち寄っていた、
茶芸店や、マッサージ店も無くなっていました。
まさか台湾でお茶屋さんを探すのに苦労するなんて！
そこに、どっと観光客が戻ってくる図式。
結果にある人手不足。
何事も大事なのは需要と供給のバランス。
ニーズがなければなくなる。
もちろんそれはわかるのですが、
今起こっているのは、急激な需要に、供給が追いつかない状況。
京都駅のタクシー乗り場に長蛇の列がいい例ですね。
台湾はまだ中国からの旅行者が解禁されていないので、
「まだマシです」これもガイドさんが言っていたこと。
そうなんですよね。
旅行業者として危惧するのは、
最近の蔓延している人手不足の状況下に一気にインバウンド、
しかも大型団体となるであろう中国からの旅行客が押し寄せる。
オーバーツーリズムってやつです。
これは大変だ。
これだけ円安が進めば、外貨頼みも必然とはいえ…
今後、ホテルや、交通機関、国内の手配は困難極まることが予想され、
私たちには死活問題。
ううん、悩ましいことです。
どこかの報道番組で、外国人料金設定の是非が取り上げられていましたが、
え？思わず声が出ました。
これって、昔むかし中国に行った時に、
(たぶん当時の「地球の歩き方」にも載っていた)
人民元が2種類あったやつや〜ん。
(正確には兌換元という外国人専用の通貨)
いかに安く旅行するかが目的の？バックパッカーには、
この外国人専用紙幣の使い勝手の悪いことといったら。
地元のものを買いたくても、使えないんですから。
学生にはまぁよくわからないシステムでした。
それが巡り巡って、日本で！？
時代は変わる。
それを肌身に感じることになりそうな予感。
ともあれ旅行業は、また違う局面を迎えそうです。
今年の秋は…
「本日は観光警戒アラートがなっています。不要不急の外出はおやめください」
あるな。
【信心深い台湾のお寺の注意書。環境のため線香禁止の案内】
【台北空港のトイレ。ジェンダーフリーが進んでいます】
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