締め切り厳守

ふだん人からは、「のほほん」なんて呼ばれてますが、
月に一度（だけ）、こんな私も殺気立ちます。

――毎月、お客さまにお送りする旅のお便り（＝ＤＭ）の発送日。
それが、昨日でした。

今回で３号め。
おかげさまでツアーも増えてきたので、
毎号すこしずつボリュームアップし、
このたびお送りしたのは、20ページ立ての冊子もの。

一応、私がＤＭ担当になっていますので、
２週間前に、まずは発送日（締め切り）を決めて、
次にページ立てを決め、内容をつめていき、作業を分担。
あとはひたすら企画→手配→原稿、企画→手配→原稿…そのくり返し。
最後には印刷、そして封筒の山に囲まれての封入作業も待っています。

最初にたてたはずの完璧なスケジュールは、
２～３日目で早くも大幅に遅れて、私も周囲も焦りはじめます。
でも中盤のふんばりで、
「大丈夫です！　終わりが見えてきました…」

ところが、締め切り２日前、
見えてたはずの終わりは、また見えなくなっており…
これも毎度のこと。

ここで気を取り直して
「大丈夫、今から奇跡の２４時間が始まる」、と思えるかどうか。
それが勝負の分かれ目です。

――ふりかえれば学生時代、
レポート提出も、卒論提出も、いつもぎりぎり締切日。
投票所に駆けこむのも、夜７時５８分。

ある意味、「締め切り厳守」ではありますが、
あまりに余裕のない人生です…。

ともあれ昨日、殺気だった１日のはてに、なんとか発送を終えました。
でも、「夢のある旅」のお便りを、鬼の形相でつくってはいけませんね。
せめて、あと１日早く取りかかっていれば…。

どこかのお役所のように、「すぐやる課」をすぐ設けたいと思います。


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