《クワダテル》
「銀のステッキ旅行」設立10周年、誠におめでとうございます!
当初の2,3年は、Nさんは、
社員さんや、足が不具合で、モタモタしていた私たちに対して、
言葉や態度まで、「鬼のような人」と思われるぐらい厳しかったですが、
そのおかげで(=それに耐え抜いた社員さんや私たちは)
その後の《大きな成長》を成し遂げられたのだ、と今となっては、
『感謝』の気持ちでいっぱいです。
個人のことで恐縮ですが、
私は、もう80才近く(=78才)にもなってしまいました。
もしも、これまでに銀ステさんとのお付き合いがなかったとしたら、
「きのうの続きが今日」で、「今日の続きが、同じようなあした」という、
全く味気も変化もない毎日になっていただろう、と考えてしまい、
ゾッとしてしまいます。
突然、話が飛びますが、日本は古来より農耕民族でした。
お百姓さんは、毎朝早くから起きだし、
クワを持って畑へ出て行き、畑にクワを入れ続けます。
そして、日暮れになると、家に戻り、夕ごはんを食べ、風呂に入り、床につきます。
しかし、この一連の動作も、早朝からの畑仕事のための活力を蓄えるためなのです。
お百姓さんは、ほぼ1年中、こんな毎日を送り続けるのです。
しかし、単にこの動作のみを続けるだけではなしに、
時にはクワを入れる手を止めてみて、
自分の「クワの使い方はこれで良いのだろうか?」と、振り返ってみたり、
風や雲の動きを見て、「今年の秋も、昨年と同じような秋になるのだろうか」
と予測をしてみたりすることが大事ではないか、と考えてみる。
このように、「クワを入れる手を一旦止めてみる」=
これが、「クワを立てる」=「クワダテル→「企てる」となるわけであり、
私達の仕事のやりかたにおいても、こういう考え、取り組み方を忘れてはならない、
ということを今の私たちに教えてくれているのでしょう!
話が、飛び飛びになってしまいましたが、
これまでの10年間にやってきたことは、Nさんも自分では意識しないうちに、
「クワを立てる」ことを採りいれてきていたのではないでしょうか?
そして、それが、銀ステさん自身にとっても、
また私たち会員の、ともすれば、日々の暮らしが単調になってしまいがちななかに、
「クワダテル」ことの大事さを取り込ませて頂いたのは、
何にも変えられない「大感謝」に他なりません。
冒頭に申しましたように、
10周年の『銀ステさんに大感謝』せねばならないのは、私の方ですよ!
銀ステの皆さん、本当にありがとう!
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これぞ、過分なお言葉というべきでしょう。
全く自分に当てはまらないので、むず痒いのですが、
ただ、いただいた「クワダテル」一節で、私は別のことを思っていました。
ーーー 時にはクワを入れる手を止めてみて、
「クワの使い方は本当にこれで良いのだろうか?」ーーー
本当にそうですね。
ちょっと立ち止まって、じっくりこの意味を考えてみたいと思います。
いつも節目節目に、気づきの言葉を送ってくださいましたね。
ありがとうございます。
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