銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

痩せっぽっちのこだわりが軟弱とは限らない

2022年07月14日 | 見かけだおしNのつぶやき

ちょっと面白かったので。

 

銀のステッキの事務所近くにリサイクルショップがあります。

私も結構利用しています。

そしてその利用目的の最たるは、、、

店員さんが仰った「特売品は、細身でないと難しいので」

 

なので掘り出し物があるたびに、

「これ買っとき」

うちの痩せっぽっちスタッフに強制的に購入を促してきました。

とはいえ昨今のコンプライアンスandパワハラ対策として?

最近はやんわり勧めるようにしています。

 

で、先日。

店先のマネキンが着ていたジャケットがなかなか素敵で、さらには格安。

早速、該当スタッフに

「めっちゃお買い得が出てたから買っとき」

 

一応情報として、

1、店先の目立つとこにディスプレイ

2、夏に着回しができる上衣

3、超格安

充分な情報量のはずでした。

 

で、本人。

ちゃんと翌日、それを着て出勤してきました。

それを?

ちょっと照れくさそうな表情。

間違いなく、かのショップで購入して、コーディネートしてきたようです。

こちらの言うとおり。

 

違ーーーーう!

え?でも聞いたとおりのもの買いましたよ。

 

絶対私が選ばないもの。

でも彼女は選びました。

そして、案外しっくりきていました。

 

「それでその服なんぼやったん」

「300円です」

うぁ、軽く超えてきたな。

 

こんな小さな事務所でも、いろーんな人の集まり。

言うことこ聞かん奴ばっか。

面白いなぁ、と傍観するしかなさそうです。

 

青と黒のストライプのジャケット。

所在なさげに、まだ店先に突っ立っていました。

■銀のステッキ旅のパンフレット送付のご案内■

文月便りは7月25日発送予定です。

予定より一週間ほど遅れての発送となります。

夏から秋の旅まで満載でお届けします。

ぜひ、お知り合いの方にもご紹介ください。

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-t.com
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お客様の声「九州に特攻隊の原点を訪ねて」

2022年07月13日 | Hの生きる喜び、それは

長年の熱い思いを胸に、九州へと一人旅に出られたお客様より

旅のご報告がありました。

こんな時代だからこそ、お客様の背を押すものがあったのでしょうか。

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今回は綿密な計画を立てていただいて無理なく目的地を訪問する一人旅でした。

以前から心の片隅にあった九州の特攻隊の基地を2か所訪れました。

九州新幹線と在来線を乗り継いで初日は指宿温泉へ 

砂蒸し風呂温泉を堪能して素晴らしい景観の旅館で一泊し明日に備えます。

 

二日目に目的地の知覧平和会館を見学。

アプローチの両側には散華した隊員たちの灯篭が並び、

毎年慰霊祭の日には燈火が点灯されるそうです。

又彼らに白飯を提供した鳥濱とめさんの大きな灯篭が目に入ります。

観音堂にお参りして展示室へ向かいました。

多くの隊員たちの写真や遺品、遺書などを見学しましたが胸が熱くなります。

時間には限りがあり、引き上げることにしました。

 

夕方知覧から博多に移動してホテル泊。

指宿とは真逆の素晴らしいシティホテルです。

3日目は太刀洗平和祈念館に行きました。

博多の中心部から車で40分のところにある

当時東洋一を誇った陸軍の飛行場跡です。

米軍の爆撃で壊滅的な被害を受けた基地だったそうです。

ここでも戦闘機の展示もありますがやはり隊員たちの遺書や遺品を見るべきです。

若くして命を捧げ沖縄、太平洋に散った人達には頭が下がります。

 

駆け足で2ヵ所の基地を見学出来て私の肩の荷が少し下りた気がします。

時が許すならば次回は付近の戦跡を訪ねてみたいと思います。

宝塚市KK様

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大人の夏休み 神戸どうぶつ王国編

2022年07月12日 | のほほん同志Aの日常

なかなか楽しい1日でした。

ポートライナーに乗って、神戸どうぶつ王国へ。

ナマケモノ、

ハシビロコウ、

レッサーパンダ、

コビトカバ、

どこにいるかわかりますか?  

毎度、ボケボケな写真をお許しください。

 

ポートピアホテルで美味しいステーキを鉄板焼でいただき、

午後の科学館でのプラネタリウムは、遊び疲れてすやすや就寝タイムでした。

とは私のことです…

 

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大人の夏休み 西表サガリバナカヌー編

2022年07月11日 | Hの生きる喜び、それは

2021年、私が勝手に選ぶ銀ステベスト旅は
「西表サガリバナ―カヌー」でした

初めて、サガリバナという一夜花を見た時の感動は今も忘れません

夜明け前、まだ薄暗い中、ゆるゆるとカヌーを漕ぎだしていくと
どこからともなく漂ってくるバニラのような甘い香り

ミツバチのように、その香りに誘われるように細い支流に入っていくと

ポタッ・・・

ポタッ・・・

薄い桃色の花が頭上から落ちてきて水面をゆらゆら漂うのです


漕ぎ進めていくに従って、その数はどんどん増えていき
川面はサガリバナの星屑の絨毯のよう

昨年の体験をさらに上書きするように、
今年も、この神秘的な光景に出会うことができました

サガリバナの淡い桃色
甘い香り
ミツバチの羽音と、遠くで聞こえるリュウキュウアカショウビンの声、花が落ちる音
そしてカヌーの浮遊感

三位一体、いや、四位一体となって
五感を震わせるサガリバナの誘惑の時間は、
さらに鮮明に、私の心に刻まれました

昔から、海よりも山、南国よりも北国が好きですが、
西表に行くたびに、海の香りと南国の時間が、
実は自分の肌に合っているのではないかと思えてくるのです

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秋田→山形→高知、そして

2022年07月09日 | のほほん同志Aの日常

たしか、あれは酒田の山居倉庫を出発してすぐの交差点。
バスの中で、お客様がおっしゃいました。

「山形の人は、気さくやねぇ。あんなにみんなで手をふってくれて」
 エッ?とずっこける私。
「ちゃいますよ、あれ、街頭演説ですよ」
「あぁ、そうか、選挙か」
 
 誰かが茶々を入れました。
「言うてこなあかんねぇ、うちら、山形に選挙権はありませんって」



参院選まっただなかの今週、秋田・山形から高知へとつづいた添乗ロード。
必然、それぞれの土地で行なわれている参院選を、
ちらりと拝見する機会となりました。



秋田・山形は県境である鳥海山のふもとにある
「あがりこ大王」のブナの森を訪ねるのがメインでしたが、
それにもまして目を見張ったのが、どこまでもつづく田んぼの広がり。





青々と連なる田んぼに、「瑞穂の国」を実感。
実は、「日本の米どころを訪ねる」時間になっていたのかと、後で気づいた次第です。


添乗で、ふだん住む街の景色とはまったく違う広がりにふれるたびに思います。
地方と都市部の一票の格差が問題になりますが、
本当に人口比だけで考えるべきことなんだろうか、と。


一日おいて訪ねた高知では、北川村の「モネの庭」へ。



1990年代半ば、山深く、人口が1600人ほどに減ってしまった村で、
なにか産業を、という思いから動き始めたガーデン構想。

光と水の豊富な村のイメージと、モネの絵のイメージが結びつき、
フランスのモネ財団に働きかけて、「モネの庭」を名乗ることが許されたのだそうです。



その北川村や、お隣の馬路村などの東高知でもともと盛んだったのは林業。
山から切り出した材木を運ぶ森林鉄道なども通っていましたが、
林業の衰退とともにユズの栽培に切り替えて、今では日本一のユズの産地。




当時の森林鉄道は、今では軽自動車などの走れる橋に生まれ変わっていました。



朝、散歩で、その橋を渡ってみました。

橋を渡ると、小さな集落が見え、参院選のポスター掲示板が立てかけてありました。

当然、地元で見かけるポスターとは顔ぶれがちがいます。

この山深くまで、候補者の方々はやっぱり来たのかしら、
投票所はどこだろう、、
思わずしげしげと見入ってしまいました。



(朝の散歩で見かけたオクラの花)



最後は、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」で帰途に。

四国の真ん中を流れる祖谷川。


大歩危・小歩危の景色を眺めているときに、そのニュースを知りました。

投票日直前の街頭演説中に起こった、恐ろしい事件。



皆さんは、どのタイミングで知ったのでしょう。


楽しい旅行の最中、おもてだって口にはせずとも、
それぞれに鉛のようなものを感じての帰路だったはずです。



(田んぼからは、かかし達もお見送り)


もちろん、明日の投票には行くつもりでした。

でも、この一週間の旅を経て、
もう一度しっかり比較検討してから足を運ぼうと思います。


ほとんどすべての候補者が真っ先に口にする「経済」は、もちろん大事。

でも、飛躍するようで実はしていないのですが、ある文章を思い出したのです。


丸山眞男が『三たび平和について』のなかで紹介した、
アメリカの国際政治学者、F.シューマンの言葉より。


「戦争が起こるのは、すべて、人間が平和を尊重する以上に、

 
 何か他のものの価値を重んずるからである。」

 

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