たすくの空中散歩

千葉県我孫子「石臼と麦」店主、相澤たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

12/23、両国フォークロアセンターに行ってきました!

2008年12月27日 07時31分29秒 | 一喜一憂

両国フォークロアセンターは、吉祥寺「ぐわらん堂」と並び、ライブハウスの先駆的存在といわれ、オープンは渋谷アピアと同じく1970年。

特に、日本のフォークミュージックの歴史にとっては、最重要地点でもあるこの場所の、ライブスペースとしての歴史を、2008年12月23日、岡大介さんが締めくくりました。

残念ながら自分は用事があったので、ライブ本編には間に合わず、2次会から参加させていただきました。

この場所に名前を連ねたミュージシャンは、それこそ数知れず。

だけども、僕個人にとってはそれ以上に重要な場所。

僕が音楽を始めるきっかけとなったバンド「たま」のメンバーが出会った場所なのです。

当時「フォークロア・フート」という、誰でも出られるイベント、(今で言うオープンマイクイベント)が月に2回行われていて、そこでの常連だったとのことです。

特別に、ライブ終了後の「その場所」を、オーナーの国崎さんに見せていただきました。


この場所にも、あの匂い。

何年も寝かせたお酒のような、まろやかな音楽の匂い。

壁面や、天井には当時の出演者リストや、ライブポスターや、文献などなど。

役目を終えたことで、より醸し出されるその空気。


「センター」と、名前はついていても、実際には、もと蕎麦屋の2Fの8畳ほどの小部屋。

この小部屋で、若かりしころの高田渡さんや、友部正人さんや、あがたさんや、福島さんが…、そして、知久さんや、石川さんや、柳原さんが。


2次会の席(1F)で、僕も一曲歌わせていただきました。

人の命は尽きるとも、音楽の「いのち」は絶え間なく続いていくものと信じます。


ちなみに、人が集まってしまうと困る、ということで、写真の公開はNG。

今後は静かに、資料館として活用していくとのことです。

両国フォークロアセンター、お疲れ様でした。

ちなみに、岡さんは「またここで歌わせてもらうよ」って言ってました(笑)。
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2 コメント

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ライブハウス (相沢)
2008-12-27 17:12:55
一般住宅がそうであるように、時間とお金をかけて、自然素材を使い、丁寧に造ったハコというのはなかなかお目にかからなくなってきました。

どんなに機材がよくても、結局空間にとって大切なのは、「ハコ」そのもののつくり、であることを強く感じます。

もしかしたら、「歌」についても同じことが言えるのかもしれませんが。

古いものには、新しい知恵が詰まっているということですね。
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ライブハウスのあり方 (あおい)
2008-12-27 11:40:29
今、そんなライブハウスが無くなっていっていますね。残念です。
曼荼羅でたすくさんがやっているオープンマイクが、そのような。。ものになっていくと良いですね。
返信する

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