MI即時インプラント治療の時代

土日と飯田橋の日本歯科大で、インプラント塾を言う講演会を受講して来ました。
そこで展開されて到った結論は、MI、即時、治療期間、治療内容の患者さんへの負担に配慮した治療の時代である、と言うものでした。

決して従来からある補綴主導型の治療を全否定するものではなく、行過ぎた過剰介入への戒め、と考えて良いでしょう。

しかし、時代が急激に変わって来ている事を肌でヒシヒシと感じます。
私がネットで主張し始めて、専門家諸氏やその患者さんの反感を買っていた頃が嘘のように感じます。

時代の反動で、一時的に審美とか予知性とかで、攻撃されてしまう事もありましたが、大きな流れの中で私の主張は間違っていなかった、と言う事です。

にも関わらず、今でも従来型の治療に何の疑いも無く、患者さんにそう言った説明をして憚らない専門家が沢山いるから、本当に困るのです。

どんな時代でも、時代の最先端を突っ走る者と、保守的な者とでは争い、議論が絶えません。
それは明治維新の時代を見ていると良く分かる事です。

どちらが正しいか、正しくないかと言う問題ではなく、時代の流れの問題なのです。
そして、実際に治療を受ける患者さんが、どう言う治療を受けたいと望んでいて、許容出来るのか、でしょう。

実績があり、間違いないと言われる方法を好む方もいれば、斬新で新しいものを好む方もいるのでしょう。
それは好みの問題でしかありません。

なので、私自身は私の患者さんが望む治療方法を実現するべく努力して来ただけなのです。
その自然に到った結果が、私の場合はMI即時だったと言うだけです。

それが時代の流れと一致しただけなのです。

真摯に患者さんの要望に向かい、一所懸命に叶えようと願った時、到るものがMI即時インプラントなのだと、私は信じています。

1回の手術で、抜歯して即時で植立し、仮歯も綺麗に入れて、骨や歯肉まで治るようにする、出来る治療を求められたから、応えて来た、それだけです。