大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

皆が良いよ、で流されるインプラント治療

2008年06月20日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラントは魔物です。
歯科医に以前では考えられない、経済的な成功を夢見させるようになってしまった。
その為に地道に歯を残す治療をする事を忌避するDRが現れだし、しかもあそこは早くインプラントしてくれるからで評判が良くなったりする。
このような現象がもろにネット内で観察されます。

この根本にあるのは、大衆心理です。
マスコミが、そのお先棒を担いでいる事も少なくありません。

ネットの順位もお金で買えます。
検索上位をお金で買っても、腕だけはどうしようもないでしょう。

歯肉を開かないで植立するインプラント治療は物凄く難しいものです。
歯科用CT等で骨をよくよく見ていないと安易にはするべきではありません。

沢山骨に負荷を掛ける事で、”炎症再燃”とか主張する馬鹿者がいますが、その部位の骨の探索がたっかく足りないと看過します。
そんな事は、骨の中をキチンと探り、病巣等を取り切ればまず起きる筈がない事です。

いい加減な事を言触らす馬鹿者には困ったものです。
このようなものには騙されぬようお願いします。


インプラントの評判をネットで見ていると

2008年06月20日 | ニュートンドクター見て下さい。
ブログでインプラントの事が書かれている事が、本当に増えているようで、gooの解析とかを見ると、良い評判と悪い評判と、どちらでもないと言う評判が均等な位な感じですね。
良いと言う評価が意外な位に少ないのが、私には少なからずショックでした。

これは多分に、今インプラントが理想的に語られ過ぎていて。患者さん側の過剰な期待と、それに応えられていないDR側の両方の問題が存在していると思います。

やはりインプラント治療は難しい治療なのです。
簡単にレーザーで切れ込んで歯肉を切って植立すれば良いと言うものではないでしょう。
評価が相反する、分かれるものは、患者さんが躊躇する事は当然だろうと思います。

現実の姿、真実の姿をどれだけ伝えて行けるかどうか?ここが重要なのだと思われます。

簡単に条件をしてしまう為に安易に抜歯する等は問題ですが、しかし、歯を無理して引っ張って残し過ぎるのも問題を難しくしてしまうでしょう。
今インプラント治療は、歯をどれだけの残せるかどうかの試金石の時代であると私は思います。

詰まり、DRの良心が問われる、と言う時代にもろに突入していると言う事なのです。
金儲けに走るDRは本数をやたら目たら埋める方向で、残せそうな歯まで抜歯して行くでしょう。

又、2本で十分そうな所ですら、4本とか5本とか埋めて、その癖出来上がっている歯を見ると大臼歯が小さくて小臼歯の一回りしか大きくないなんて治療になっているのですから、大問題でしょう。

出来上がる歯の本数以上インプラントを植立するのは、完全に異常です。
今は出来る限り少なくする方向で皆が進んでいるからこそALL-ON-4とか言うこれまた異常なものまで出ている位ですから。

かようにインプラントは物凄く幅があり、評判が定まらないのもよく理解出来ます。
インプラントの治療のプロトコールが定まり、DR間のズレが個人的技量による違いだけになるには、もっともっと時間が掛かるでしょう。

私自身は、現在のレベルからは飛び抜けて難しい仕事をしている自信はありますが、それが評判に直結する訳ではありません。
腕と評判が比例する訳でもないし、真逆としか思えない現象も現実には起きています。

インプラントは常にお金が絡む為に、評価評判が難しいと言う事なのでしょう。

インプラントは歯を守る為にすべきものです

2008年06月20日 | ニュートンドクター見て下さい。
顎の骨が良い状態で、インプラント出来ればそれに越した事はありません。
しかし、何でもかんでも抜歯して、顎の骨の状態を良くしてインプラントをしてしまうのは考えものです。
骨がインプラントで温存出来ると言うのは、現在否定されています。
安易に抜歯してインプラントにすると、骨とか歯茎が時間経過で痩せて患者さんはメインテナンスで大変です。

それを避ける為に当院では、抜歯と同時にインプラント移植する場合は、必ず必要最小限のGBRを同時に行っています。
勿論、審美性も考慮しないといけないので、歯肉の再生させる治療も同時に行います。
だからこそ、インプラントした部位が長期に渡って安定出来るのです。

当院では、2000年当時から業界の先陣を切って即時荷重治療と同時のGBR骨造成歯肉再生を行っています。
その成果をPRDと言う世界の学会で報告させて頂いて、世界的にも評価されて、次代の方向性を間違えていないと自負しています。

言い換えると、危険な治療には勘が働くのです。
この独特の勘があるからこそ、危険性を察知して、極めて難しい治療を成功させられるのです。

極めて難しいインプラント治療は、歯を残す為に為すものです。
安易に抜歯して歯肉が治るのを待ってインプラントでは、本末転倒です。
このような治療はインプラント界にとって、決して益するものではあありません。

患者さんは審美眼を持たれる事をお願いします。



インプラント治療は可及的に少ない本数でするべきです。

2008年06月20日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラントが一般的になって、色んな事を主張するDRが現れて、業界は混乱気味になり、又それに伴い患者さんも色々と迷走をしてしまうようです。
しかし、学問的な流れの中で、現時点でどうするのが真っ当な治療なのかその判断基準を示す事は出来ます。

まず、植立本数ですが、基本的にはインプラントは異物ですから、体内に入れる本数は少ないに越した事はありません。
どう見ても2本で済む所に4本以上埋めて、メーカー指定のシステムに則った型採りもせず、しかも清掃性が悪そうな補綴物、被せ物ハイブリッドセラミック冠を入れている等、一つとして真っ当と言える治療ではありません。

その上、患者さんの顎の骨の状態が良い事から類推すると、我々歯を残そうと頑張るDRなら残す歯もさっさと抜歯して、歯肉とか骨が治るのを待ってすぐに植立をしている事が考えられます。
これはとても危険な治療方法であり、患者さんは身を持って知る事になるのですが、ハイブリッドセラミックを入れた後、プラークの停滞を招き、歯肉や骨が失われて隙間が生じて歯間ブラシとかを勧める事になるのでしょう。

これは正に、負のスパイラルに嵌まり込まされている、としか表現が出来ないでしょう。
このようなDRには掛かってはいけません。

マスコミを使って患者さん集めをして、やたら目たらインプラントを植立しているような手口に、患者さんは容易に乗っては大変な事になるでしょう。
答えが出るまでには早くて3年、遅くて5年以上掛かるでしょうから、その責任を持てるのかどうか、そこを見極める目が必要でしょう。

開業していきなりインプラントをやたらやるDRには要注意と言う事なのです。
真っ当な歯科医なら、そこまでインプラントばかりに偏る事の方が現時点は異常です。
マスコミに踊らされては、後で泣くのは患者さん自身です。
マスコミは決して責任を取ってはくれないのですから。

自助努力、自分自身が正しい心掛けを持ち、心地良い言葉とか、簡単に治せますよとか言う安易な道に嵌ると負のスパイラルに嵌るでしょう。

チャンとした治療は、時間も手間隙も掛かるのです。
何でもかんでもインプラントを隙間なく埋めてそれで解決は何かおかしいと感じるように成って下さい。