大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

前歯にインプラントする時の現在の論争点

2008年06月16日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラントは隣り合って詰めて植立してしまうと、間に挟まれた骨が生理的な活動を阻害され、時間が経てば吸収すると言われています。
その為にインプラントとインプラントの間は最低でも4mmの隙間を取る事が理想とされています。

それなのに下顎とかの元々骨が薄い前歯とかの部位で、インプラントを2本詰めて植立したら、骨がなくなり後でメインテナンスが難しくなってしまいます。
なので、下顎の前歯のインプラント治療で2本詰めて植立する事は、現在では難しいとされています。

こう言う場合どうするかは世界的なコンセンサスが得られていません。
ブリッジにした方が良いと言う意見が,今の所優勢です。
どうしえもインプラントと言う選択なら、1本だけ植立して隣には植立せず被せ物で繋いで、所謂ダミーと言うものにして上げた方が2本隣り合わせてインプラントを詰めて立てるよりもマシであると、言われています。

こう言う難しい部位は、インプラント治療の適応ではないかも知れないのです。
入れられる隙間があるからとにかくインプラントを立てるというような治療は、勧められません。
患者さんはこう言う正しい知識を持って医院を選ぶ事をお勧めします。

これ見よがしで本数自慢、手術数自慢するようなDRは、インプラント馬鹿でしかなく、一般歯科治療レベルで問題があるかも知れません。
よくよく見抜いてDRは選んで下さい。

インプラント奮戦記

2008年06月16日 | ニュートンドクター見て下さい。
今日のインプラントオペ実例紹介は、わざわざ関西から私の元に来られた方です。
前歯の審美的インプラント治療をご希望でしたが、GBR骨造成とか抜歯してからかなり待たなければいけないとかと言う事で、抜歯と同時に1回でインプラント植立から、骨造成、審美的仮歯までして欲しいと来られました。

歯科用3DCT3DXでよく拝見して、何とか出来るだろうとお引き受けしました。
3DX画像上でも骨が薄く、かなり厳しい事は分っていました。
しかし、幸いにしてニッコリと笑っても、歯茎が然程見えないので、何とか1回で出来るだろうと予想しました。

実際にした処置は抜歯、病巣の除去、インプラント植立、同時の骨造成と歯肉の再生処置、平行して審美的な仮歯まで前歯の領域全て、でさせて頂きました。
結果は無事大成功。
3DX画像上でも骨が幅7mm程度に増えており、インプラントの植立も美しく、審美的仮歯も患者さん自身に鏡を見て頂いて、確認して満足頂きました。

勿論、麻酔が切れてもそんなに痛くないし,腫れも出ていません。
翌日のメンテナンスでも全然大丈夫で、腫れもなく痛みもないと言う事でした。
仮歯の噛み合わせと微調整をして、後はただひたすら治るのを待つばかりです。

恐らくは、しっかり植立出来ましたので2ヶ月程度セラミックの本歯の製作にかかれると思います。
今のインプラント治療は、当院ではここまで出来ます。

大きな手術とか、何本もの植立とかはしなくてもいのです。
1回で全てを終わらせるインプラント治療、埋め捲くれば言ってものじゃないのです。




インプラント上部冠はハイブリッドセラミック冠は考えものです。

2008年06月16日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラント上部に被せるものとして、現在はセラミック冠、ハイブリッドセラミック冠、金属冠と大きく3種類に分かれます。

それぞれに特徴があり、利点と欠点があります。

ハイブリッド冠は、エステ二アとかグラディアとか言う材質のものが使われますが、その最大の理由は、材料費を安く出来るからでしかありません。

ハイブリッドセラミックと言う名前でも分るように所詮はセラミックの代替品であると言うのが真相です。

歯肉の事を考えると一番良いのはセラミックです。
ハイブリッドセラミックは結局セラミックではないので、プラークの停滞が起こりやすく歯肉の問題を起こしやすくなります。

インプラントを詰めて植立するような事をしている場合、ハイブリッドセラミックは非常に問題があります。
インプラント周囲を綺麗に保つ為にも、インプラントは1本飛び程度の植立が安全です。

現代のインプラント治療のレベルでは

2008年06月16日 | ニュートンドクター見て下さい。
現代のインプラント治療のレベルでは、大臼歯でもストローマンならスタンダードサイズ4.1mmの1本で充分に咬合力を支えられる事が分っています。

どうしても幅があるとかの場合でも、元々1本がなくなったのでしたら、スタンダードではなくワイドサイズの4.8mm1本で対応出来るとされています。

幅があるからとか、大臼歯の根が2本だからとかで、何本の隙間なく埋めるのはナンセンスとされています。

インプラントの周りには、骨が一定の幅どうしても必要だからです。

何でも埋められるだけ埋めれば良いというのは、相当昔の考え方です。

新しいリサーチに基づいて治療するインプラント医を選んで下さい。


インプラントを軽く考えて受けてはいけない!②

2008年06月16日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラントブログで1日に何回もの更新をして、植立本数自慢ばかりするようなDRは真っ当なインプラント医とは言えません。

インプラントとインプラントの間にも骨が必要なのに、やたら目たら植立していたら間の骨にダメージが出て、いきなり溶けてなくなってしまう可能性すらあります。

インプラント治療には適正な植立本数と言うのがあるのです。

私がこうやって更新するのも、向こうに対抗上仕方がないからです。

真っ当なインプラント治療を広める為には、異分子は必ず取り除く。
これが患者さんの為であると、私は信じています。

表面の対応とかの良さに騙されてはいけません。
気を付けて下さい。

インプラントを軽く考えて受けてはいけない!①

2008年06月16日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラントは手術が伴いますから、やはり体力勝負です。

特に、真にインプラントを必要としている部分入歯のご高齢の患者さん程、1回の手術で治して差し上げたいです。

その為には、必要充分な本数で良く、やたら目たら詰めて植立する必要はありません。

沢山植立した方が安全と言うのは昔の話で、そう言う治療を勧めている医院は絶対に避けるべきでしょう。

インプラントはやはり異物ですから、使わないで済むなら使わないのがベストなのです。