今日は手厳しいことを書きます。
顎咬合学会と言えば、世界でも通用できるようなレベルの方々が集い、先端的治療を報告する、時代の先を示す学会だと信じて来たのですが、現実は全くそうではなく、凄く保守的、英語で言う所のコンサバティブな学会に様変わりしてしまったようです。
保守的コンサバな治療は確かに確実性の点でデータが揃っており、間違いの少ない治療方法である事は認めますし、それなりの価値があることは間違いがないでしょう。
しかし、現実に今目の前にいる患者さん達はそれじゃあヌル過ぎて救われない、もしくは苦渋を味わう選択肢しかなくなってしまうのではないでしょうか?
その事を凄く今回感じさせられました。
とにかくヌルイ。
創始者の保母先生の遺志は何処かへ霧散してしまったかのようです。
保母先生は確かに今から考えると危ない情報、間違っていた情報も流してしまった事がありました。
しかし、それらのマイナス因子を考慮しても尚、余りあるプラス、素晴らしい遺産を歯科界に残してくれている、と思うのです。
ですから、この学会には先端的情報の場であって欲しい、私はそう考えています。
こんな安全運転だらけの学会では、歯科界の突破口を開こうとされた保母先生の遺志はないと言って構わないでしょう。
車の運転を考えて下さい。
皆が制限速度通りの運転をしていたら、渋滞だらけで大変に困った事になるのではないでしょうか?
勿論、アグレッシブ過ぎて危険行為を取るのは飛んでも無い事ですが、安全を確認しつつスピードを出す事は車の運転同様普通の事ではないでしょうか?
拙い事を書いているかも知れませんが、安全重視も行過ぎると問題を起こす、と私は感じて仕方がないのです。
特に、今現在のインプラント治療とかでは、患者さんの要望は現実を知らずに相当に高くなってしまっています。
それを是正しなければ、と言う意識が働き過ぎている為に、こう言う学会になってしまっているのでしょう。
しかし、それでは真の有志、志ある修練もチャンと積んでいる若い先生方は納得できないでしょう。
私はこのような事態は大いに憂慮します。
即時過重にしろ、サイナス関係にしろ、低侵襲外科関係にしろ時代遅れ過ぎです。
今や時代はもっと先に行っています。
私個人はかなり特殊過ぎるので置いておいても、せめてアメリカの学会レベル並みの情報は流して欲しい。
今の状態では、ヨーロッパの学会、例えばEAOとかのようです。
私がヨーロッパの学会に行かないのは保守的過ぎて詰まらないからです。
そうかと思えばAll-on-4みたいな情報出たりするし、ヨーロッパは保守的過ぎてああ言うのに振り回されるんじゃないかと私は思います。
そう言うのと同じ事態になる、と私は悲観的予想をします。
私的には、アメリカのように清濁併せ呑んでしまう器量の大きな学会があるべき姿だ、と信じます。
創始者のご遺志を今一度思い出して立て直していただきたい。
頑張れ顎咬合学会。
次期会長、尊敬して止まない南先生に期待します。
顎咬合学会と言えば、世界でも通用できるようなレベルの方々が集い、先端的治療を報告する、時代の先を示す学会だと信じて来たのですが、現実は全くそうではなく、凄く保守的、英語で言う所のコンサバティブな学会に様変わりしてしまったようです。
保守的コンサバな治療は確かに確実性の点でデータが揃っており、間違いの少ない治療方法である事は認めますし、それなりの価値があることは間違いがないでしょう。
しかし、現実に今目の前にいる患者さん達はそれじゃあヌル過ぎて救われない、もしくは苦渋を味わう選択肢しかなくなってしまうのではないでしょうか?
その事を凄く今回感じさせられました。
とにかくヌルイ。
創始者の保母先生の遺志は何処かへ霧散してしまったかのようです。
保母先生は確かに今から考えると危ない情報、間違っていた情報も流してしまった事がありました。
しかし、それらのマイナス因子を考慮しても尚、余りあるプラス、素晴らしい遺産を歯科界に残してくれている、と思うのです。
ですから、この学会には先端的情報の場であって欲しい、私はそう考えています。
こんな安全運転だらけの学会では、歯科界の突破口を開こうとされた保母先生の遺志はないと言って構わないでしょう。
車の運転を考えて下さい。
皆が制限速度通りの運転をしていたら、渋滞だらけで大変に困った事になるのではないでしょうか?
勿論、アグレッシブ過ぎて危険行為を取るのは飛んでも無い事ですが、安全を確認しつつスピードを出す事は車の運転同様普通の事ではないでしょうか?
拙い事を書いているかも知れませんが、安全重視も行過ぎると問題を起こす、と私は感じて仕方がないのです。
特に、今現在のインプラント治療とかでは、患者さんの要望は現実を知らずに相当に高くなってしまっています。
それを是正しなければ、と言う意識が働き過ぎている為に、こう言う学会になってしまっているのでしょう。
しかし、それでは真の有志、志ある修練もチャンと積んでいる若い先生方は納得できないでしょう。
私はこのような事態は大いに憂慮します。
即時過重にしろ、サイナス関係にしろ、低侵襲外科関係にしろ時代遅れ過ぎです。
今や時代はもっと先に行っています。
私個人はかなり特殊過ぎるので置いておいても、せめてアメリカの学会レベル並みの情報は流して欲しい。
今の状態では、ヨーロッパの学会、例えばEAOとかのようです。
私がヨーロッパの学会に行かないのは保守的過ぎて詰まらないからです。
そうかと思えばAll-on-4みたいな情報出たりするし、ヨーロッパは保守的過ぎてああ言うのに振り回されるんじゃないかと私は思います。
そう言うのと同じ事態になる、と私は悲観的予想をします。
私的には、アメリカのように清濁併せ呑んでしまう器量の大きな学会があるべき姿だ、と信じます。
創始者のご遺志を今一度思い出して立て直していただきたい。
頑張れ顎咬合学会。
次期会長、尊敬して止まない南先生に期待します。