大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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現在のインプラント治療レベルについて 顎咬合学会開催、東京有楽町フォーラムで考える

2011年06月12日 | 日々のインプラント臨床の話
今日は手厳しいことを書きます。

顎咬合学会と言えば、世界でも通用できるようなレベルの方々が集い、先端的治療を報告する、時代の先を示す学会だと信じて来たのですが、現実は全くそうではなく、凄く保守的、英語で言う所のコンサバティブな学会に様変わりしてしまったようです。

保守的コンサバな治療は確かに確実性の点でデータが揃っており、間違いの少ない治療方法である事は認めますし、それなりの価値があることは間違いがないでしょう。

しかし、現実に今目の前にいる患者さん達はそれじゃあヌル過ぎて救われない、もしくは苦渋を味わう選択肢しかなくなってしまうのではないでしょうか?

その事を凄く今回感じさせられました。

とにかくヌルイ。

創始者の保母先生の遺志は何処かへ霧散してしまったかのようです。

保母先生は確かに今から考えると危ない情報、間違っていた情報も流してしまった事がありました。

しかし、それらのマイナス因子を考慮しても尚、余りあるプラス、素晴らしい遺産を歯科界に残してくれている、と思うのです。

ですから、この学会には先端的情報の場であって欲しい、私はそう考えています。

こんな安全運転だらけの学会では、歯科界の突破口を開こうとされた保母先生の遺志はないと言って構わないでしょう。

車の運転を考えて下さい。

皆が制限速度通りの運転をしていたら、渋滞だらけで大変に困った事になるのではないでしょうか?

勿論、アグレッシブ過ぎて危険行為を取るのは飛んでも無い事ですが、安全を確認しつつスピードを出す事は車の運転同様普通の事ではないでしょうか?

拙い事を書いているかも知れませんが、安全重視も行過ぎると問題を起こす、と私は感じて仕方がないのです。

特に、今現在のインプラント治療とかでは、患者さんの要望は現実を知らずに相当に高くなってしまっています。

それを是正しなければ、と言う意識が働き過ぎている為に、こう言う学会になってしまっているのでしょう。

しかし、それでは真の有志、志ある修練もチャンと積んでいる若い先生方は納得できないでしょう。

私はこのような事態は大いに憂慮します。

即時過重にしろ、サイナス関係にしろ、低侵襲外科関係にしろ時代遅れ過ぎです。

今や時代はもっと先に行っています。

私個人はかなり特殊過ぎるので置いておいても、せめてアメリカの学会レベル並みの情報は流して欲しい。

今の状態では、ヨーロッパの学会、例えばEAOとかのようです。

私がヨーロッパの学会に行かないのは保守的過ぎて詰まらないからです。

そうかと思えばAll-on-4みたいな情報出たりするし、ヨーロッパは保守的過ぎてああ言うのに振り回されるんじゃないかと私は思います。

そう言うのと同じ事態になる、と私は悲観的予想をします。

私的には、アメリカのように清濁併せ呑んでしまう器量の大きな学会があるべき姿だ、と信じます。

創始者のご遺志を今一度思い出して立て直していただきたい。

頑張れ顎咬合学会。

次期会長、尊敬して止まない南先生に期待します。




6月11日(土)のつぶやき

2011年06月12日 | Weblog
05:46 from Keitai Web
土日有楽町の東京国際フォーラムで日本顎咬合学会です。午前中はジョン・コイスがたっぷりレクチャーしてくれます。午後は色々。何か新しい役に立つ情報あるか、楽しみです。
10:52 from Keitai Web
コイス先生のレクチャー。リスクを正しく評価し、低くなるように努力すること。脳、考え方の問題なんだ。始めから危ない治療方法は採用しない。確実な成果、予後が見通せる方法を取る。成る程。私はデンジャラス、ブレイブマンな訳だ。
11:10 from Keitai Web
コイス先生のレクチャー。カリエスになるリスク、歯が壊れるのに力、噛むことの関連がかなりあるのを患者さんに理解させよう。酸性だからカリエスになる。ならば口の中をアルカリ性にすれば決してカリエスにはならない。又家族全体で当たる。バイオフィルムを鍛える。成る程、発想が違う。
11:23 from Keitai Web
コイス先生休憩。リスクを下げる、と言う考え方は、納得。但し、私の仕事は敢えてリスクを取ってでも成功させることに傾いてるかな。でも、私の場合これが駄目なら次はこれとか、安全装置、システムを幾つも考えてある。だから、リスクマネージメントできてることになる訳だ。やはり経験智だ。
11:32 from Keitai Web
恐い目付きの聴講生がいる。恐い。この恐いと言うのは、私は関わりたくない方、と言う意味だ。失礼ながら、自分に自信がかなりあるのだろうが、この方はズレている。こういう人物を、最近学会とかで時々見掛ける。危険人物だ。お願いだから、ちゃんとしたセミナー受けて欲しい。トラブル起こす前に。
11:38 from Keitai Web
案の定、恐い方は途中退室していった。退室するなら、休み時間にすれば良いだろうに、わざわざコイス先生が話し始めてから出て行った。やはりズレている。人間として、何かズレているのだ。こういう人物が業界にいるのを嘆く。倫理、道徳観の感覚が壊れてる。人物見抜く目が必要だ。
11:50 from Keitai Web
コイス先生のレクチャー。酸性の強い食べ物食べた後直ぐに歯磨きするのは、歯を壊しかねない行為。レモンティーはかなり危ない。酸性の歯磨き粉も危ない。カルシウム強化したジュースならまだまし。MIペーストを使う。ピロカイン入りのロリポップの飴が良い。成る程。
23:51 from goo
韓国インプラントの躍進 #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://goo.gl/FULVl
23:58 from Keitai Web
今日聞いた話だが、ALLーonー4のマロは本国のクリニック半分にして、日本とか世界各地にクリニック出してるらしい。成績悪くて本国では数が減り、海外進出とか。恐い話だ。
by mgenchan on Twitter