大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント極めるには総義歯から10 技工士さん、歯科医へ送る総義歯臨床の鉄則

2011年06月15日 | 日々のインプラント臨床の話
すみません、総義歯の話が延び延びになってしまっていましたね。

多分、皆さんが一番知りたい咬合採得の話が今日の話題です。

咬合採得こそは総義歯治療の肝、と言っても良いでしょう。

前回までのお話で、咬合床だけのものが出来上がっている筈です。

ロウ提は前にも説明したとおりチェアサイドで作ります。

その方が、軟化している為に操作がし易いのが利点だからです。

心配な方は上顎だけは作って置いても良いでしょうが、下顎は必ずチェアサイドで作製して下さい。

まずは上顎のロウ提を整えます。

これは徹底的に絞り込んで下さい。

前歯の位置のシュミレーションになる前歯部のロウ提、そこと上顎結節を結ぶロウ提を繋げて作製して下さい。

犬歯の位置関係が一番鍵で、口蓋すう壁の一番太い先が犬歯です。

しかし、張り出し方、頬と人中、ホウレイ線の具合、模型だけでは読み切れない位置になる事も多いのです。

そうして顔の表情、特に笑顔の状態を模索して立体的にロウ提の位置を決めるのが良いでしょう。

患者さんがどういう口元を好きなのか、これが大事です。

咬合平面は前後的にはいわゆるカンペル平面、で左右にはバランス取る、この時に重要なのが前から見た臼歯部のバランスです。

正中からちゃんとお顔にあった状態ですか?

ロウ提の立ち方おかしくないですか?

真正面の笑顔の状態で良く観察して、修正して下さい。

これをサボると排列で苦労します。

何とか出来上がったかな、と思える状態になったら、お口の外に出して観察して見て下さい。

如何に顎の状態が左右のバランス、吸収の度合いで差があるか見えて来るでしょう。

何度も繰り返し説明していますが、顎提の吸収は左右バランス良く起きるものではありません。

必ず噛み癖に従って歯を喪失し、残存歯で噛み癖は移り変わり、歯も失われ顎の関節も変形して行くのです。

この定めからは誰も逃れられません。

バランスの良い顎提は有り得ない、のです。

この事を知るだけでも、総義歯臨床は全く違って来るでしょう。

こうして上顎のロウ提は出来上がります。


ここで直径8mm位の球を4つ用意して下さい。

私は子どものおもちゃのBB弾を使っています。

今から説明するやり方は、創案者は医療法人高輪会の横山先生です。

横山先生は総義歯の若き神、本当の天才で、私がこの方法を教わった時、まだ先生は30代前半でした。

私のいた医療法人と高輪会が一緒になる事になって、その始めての会合の時に、横山先生と運命の出会いをしました。

両方の法人合わせて、20人以上のDRが集まっている中、私は横山先生のオーラに気が付きました。

直ぐに理事長先生の所に行き、あの先生只者じゃないですね、義歯の凄い先生ではないですか?と聞きました。

すると理事長先生の眼がビックリしたように開き、先生良く分かりますね、そうです、彼は往診部長の横山で義歯には並々ならぬ実力を持っています、と言われたのです。

直ぐに私は紹介して下さい、と頼み込み、知己を得ました。

そして、横山先生が深く関わっていると言う往診にも興味を持ち、見学を申し込みました。

見学には何度行ったでしょうか?

4、5回ではきかないくらい見学させていただいたと思います。

そして、頼み込んで私自身も週に1回往診車に乗り、仕事をさせていただくようになったのです。

往診車に乗るのは開業後も暫く続けていました。

横山先生とは良く組んで雪谷大塚で、義歯勉強会をしたりしました。

法人のDR、技工士が集まりかなりハイレベルな有意義な勉強会をしたものです。

今は残念ながら疎遠に成ってしまっていますが、又復活させられないかなー、と考えています。


とにかく、横山先生は総義歯始め義歯の天才です。

私は努力、師匠あっての人ですが、彼は真の天才で孤高の人です。

何故天才と断言できるのかと言うと、彼には師匠がいないのです。

全て個人の発想、アイディア、工夫で編み出したもので、義歯治療の本質にたった一人で辿り着けたなんて凄い方だ、と確信しています。

特老ホームへの往診で腕を磨き上げ、感覚的に治してゆく様は天才のみに為し得る技です。

私はそれを見学して学ばさせていただいて、私なりに理論付けしてできるようになりました。

それを解説します。

まずはBB弾を左右の4番6番相当部に半分綺麗に埋め込んで下さい。

これで上顎の準備は終了です。


長くなりましたので、この先は又次回にしますが、なるべく早くアップします。

お待ち下さい。



6月14日(火)のつぶやき

2011年06月15日 | Weblog
15:56 from web
BR-ソニックやはり効く。即時荷重インプラント植立後2ヶ月のデータで+10とかで落ち着かなかったものが毎週通っていただいて、その部位に真面目に超音波を当てていたら、2ヶ月経ったら-3に改善した。歯肉の治り方も、超音波刺激が効果的なのは間違いない。インプラントの脱落防止に効果がある
16:00 from web
インプラントは成功率、生着率で語られることが多い。だいたい世界的文献でも97%台。100本中2~3本は脱落する、と言うことだ。しかし、BR-ソニックを使用すれば成功率、生着率は99%以上になる。うちでは99.9%以上に成っているのだが、その裏にBR-ソニックがあるのは間違いない。
16:04 from web
バンバン即時荷重してても脱落もしないし、普通にオッセオインテグレーションしてくれる。治療期間短縮、早く楽に綺麗に治る、と言うのは、今の時代では特に求められることだろう。BR-ソニックはその目的を叶えてくれる秘密兵器だ。先生によっては、治癒期間が半分になると豪語している。あるかも。
16:08 from web
症例写真とかでとても良く見るのだが、インプラント植立時に乾いているインプラント体を骨に直接捻じ込んでいるのはナンセンスだろう。PRP等のシステムを入れている先生方はPRPを塗布しているし、私はPPP塗布してPRPで植立するのがベストだろうと感じている。骨細胞との馴染みが早くなる。
16:14 from web
PPP,PRPを順に塗布しているのを、私は勝手に自家製SLActiveと称している。SLActiveは、海外では使用されているストローマンの表面性状の改良版で、日本国内では認可とっていないので売られていない。なのに、ボーンレベルを国内で出した。これは日本だけのSLAバージョンだ。
16:18 from web
海外のボーンレベルは全てSLActive処理してあり、アンプルに液体が入っていてインプラントはそこに漬かっている。SLActiveはSLAよりも更に早く骨と生着すると言われていて、SLAが6週間のところSLActiveは3週間、と言われる代物だ。インプラント表面は濡れてるのが良い
16:22 from web
インプラント体が漬かっている液の成分は企業秘密で明かされていない。しかし、味見した先生が曰く、単なる食塩水?とのこと。つまり、製作直後インプラント表面を空気に触れさせず、液体に漬けていることが骨との生着を早めるらしい。空気中にあるとチタン表面に炭素が付いて老化すると分かっている。
16:27 from web
チタンのエイジング防止には空気に触れさせないこと。エイジングしてしまった場合は紫外線照射することで炭素層を改善できると分かっている。UCLAの小川教授の研究成果だ。専用の機械も開発され販売されているのだが、高いので私も躊躇している。それよりもPRP、PPPが良い成果を挙げている為
16:34 from web
そして、生体に刺激を与え治癒促進できるのがBR-ソニック。整形外科領域では骨折治療への成果で認められている。前のワールドカップでベッカムが足の骨折から復帰出来た陰には、この機械と日焼け装置があったのは有名な話しだ。俳優の窪塚洋介の骨折治療にも活用された。骨の細胞に効果があるのだ。
16:39 from web
インプラント体も骨との生着が勝負なので、超音波刺激が効果的なのだ。安全で安心確実に効果があることが科学的に証明されている。電磁波流すのよりも遥かに安全。電磁波はコントロールできないから、やり過ぎの火傷も有り得る。ブローネマルクは、オペ直後のレントゲン撮影すら初期の頃は禁止してた。
16:44 from web
安心安全確実実績がある、と言う点では超音波刺激が今現在ではベストだろう。近い将来的にはレーザーの活用が予想されるが、まだ分らない。一応、AAPの大会で、歯周外科ではレーザー併用の方が骨が1mm余計に再生すると話されていたから。但し、海外のレーザーにCO2はない。半導体かエルビウム
16:49 from web
CO2レーザーも日本とか東洋の国だけの現象らしい。海外では出ない。HAインプラントと似ている。海外ではHAインプラントはまず出ない。日本と韓国、台湾とかだけらしい。これらのデータ解釈でどう考えるのか、歯科医の考え方次第だろう。因みに放射線に関しても白人は敏感だ。皮膚癌が多いからだ
17:00 from web
白人は有色人種よりもデータ上明らかに皮膚癌が多い。メラニン色素が少ない為だろうと考えられている。メラニン色素が多いと紫外線への抵抗力がある為に、皮膚癌の発生率がかなり下がる。逆に言えば、陽に当り過ぎるのは考え直さなければいけない、と言うことだ。ある意味、今騒がしい放射能より怖い。
17:06 from web
リスクを考える事は、普通の方は苦手のようだ。放射能レベルの話でもめているが、タバコとか日常の食生活の方が発癌にリスクは高かったりする筈だが、そちらのデータは気に成らないらしい。傍から見ていると、非常に不思議。少なくとも、私にはそう思える。まあこんな事書くと、叱られるご時勢らしいが
17:12 from web
東京ですら危ないとか、チェルノブイリより重大な事故、とかいう情報が独り歩きして、既成事実化してしまうご時世がとても怖い、と私は感じてしまう。本当の事は、どうしても測定結果とか、時系列で追い掛けて行かないと分らないだろう。不安なのを商売にしている輩特に匿名には要注意だ、は私の信念。
17:16 from web
週刊誌とかでチェルノブイリ以上と書いているのを読んだら、何とその時の東京の数値と今回の東京の数値で比較している。そりゃ当り前で何千キロ違うんだ、だろう。こう言うのを事実を扱いながら、悪いイメージ造りしている、情報操作している、と言う。科学的比較は諸条件を同じに揃えないといけない。
17:21 from web
科学的比較でデータに比較する時には、離れている距離での影響とか風向き、天候、季節、温度等諸条件を揃えないと正しく判定を下せない。距離無視して放射性物質の検知量とかで比較しては全然意味が違う。条件を揃え、ある一つの条件だけ変えて事の成否を比較するのが科学的論文。PRD時に私も使った
17:28 from web
どうも日本人は諸条件を整理して比較検討するのが苦手、何となく雰囲気、全体で判断するのが国民性らしい。それはそれでとても素晴らしいことだが、科学的データの判断ではごっちゃは困る。議論し出すと人間性否定の喧嘩になるとかも日本人の特性。だからお前は駄目なんだ、とか。それこそ理論的矛盾。
17:32 from web
駄目だと思っている理論を考えている、言っていること等が駄目なのであって、その人物の人間性とは全く無関係な筈。しかし、日本ではそれで通じてしまうし、皆何となく納得してしまうだろう。私はそう言うのに凄く違和感がある。だから馴染めない。要は変人で考えている事を否定されるのが多かったから
17:38 from web
変人を自負している私。しかし、普通の方とは違う視点で物事を見たり考えていると、見えて来るものがあることも事実だ。普通の見方、考え方していたら普通にしかなれないのは普通だろう。突き抜けるには変わっていることは絶対必要だ、と私は信じている。そしてやがて、突き抜けているのが普通になる。
17:43 from web
日本では、変わっていますね、は褒め言葉ではないようだ。しかし、私にとっては褒め言葉に聞こえる。そう、私って違うでしょ(ニコッ)、だ。そして、違うからこそこう言う普通じゃないこと成し遂げられて来て、今があるんですよ、良いでしょ(再びニコッ)、だ。視点が違うことは欠点じゃない長所だ!
17:51 from web
徒然なるままに、今日思い付くことを書き綴って来たが、これ位で本日の締めにしよう。本音、実名でネット内で発言し続け、嘘偽り、騙りは一切しない、私が信じ実感している真実の情報をこれからもツイートして行きます、と天地神明に誓いお約束します。私の出す情報が、必ず皆さんのお役に立つと信じて
17:52 from web
RT @yuriaremedy: お薬手帳を見たらいかに高齢者が睡眠薬や向精神薬薬を処方されているかに気付けます。これは時としてドライマウスの原因になっており、義歯不適の不定愁訴に繋がっていることがあります。ではどうするか。その方に必要な栄養は何か。当たり前過ぎることが医 ...
19:33 from goo
即時荷重、審美、超低侵襲インプ... #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://blog.goo.ne.jp/noritsugumatsumoto-implant1dr/e/27f8c1a77fe3cf11db5091f4a9b66936
19:35 from Hatena
即時荷重、即時審美、超低侵襲のインプラント治療を、本当に国内初で http://d.hatena.ne.jp/genmatsumoto/20110614
by mgenchan on Twitter