大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラト手術を誰がするのか?根本から考えを変えないといけない新しい時代

2011年07月14日 | 日々のインプラント臨床の話
インプラント関係のセミナーに参加し続けている私ですが、最近のセミナーの傾向は益々皆が大きな手術、サイナスリフトとかをやりたがる傾向が強まっている気がしてなりません。

しかし、その傾向は芳しくないものとしか私には思えません。

インプラントの治療は基本的にはそう難しいものではありません。

歯茎を切ってバリバリ剥がし、骨を露出して、穴を掘れば良いだけなのですから。

骨と歯茎に何も問題がなく、ただインプラントすれば良いだけなら本当に簡単です。

そのせいで最近インプラントする医院がやたらに増えてしまっているのです。

それは、かつては最新治療で進んでいるDRでなければインプラント出来ない、インプラント出来る歯科医は凄い先生なのだ、という思い込みがありハイクラスDRに見られるという意識と、今さらインプラントぐらいしていないと患者さんが来てくれない、という実状があるでしょう。

が、今インプラントを望む考えられている患者さんの多くは難症例であり、簡単にインプラント出来ないのが普通になっているのです。

特に上顎の奥歯、大臼歯部は骨が薄く、サイナスリフトという骨造成術をしなければいけない患者さんが多く、そこが大きな壁になっているのが現実です。

この壁を越えたくて、セミナーに参加する歯科医が増えているのが、冒頭に書いたことなのです。

しかし、この壁は私は余り多くの先生はかかわれないだろう、言い換えるなら下手に手を出すと大変なことになるだろう、と凄く危惧しているのです。

安全安心を謳いセミナーが沢山開催されていますが、そんなに簡単なもんじゃない、本当にかなり難しい、大変なもんなんだ、と知っていただきたいのです。

いたずらに症例を拡張することを助長する風潮、患者さんへの広報は怖い、と強調したいと思います。

ネット内で派手に宣伝されれば、患者さんの中にサイナスリフトは簡単なんだと勘違いする方も出ます。

こう言ういい加減なことが続く限りインプラント業界自体が不信感と永遠に縁が切れないでしょう。


なので、患者さんにお願いしたいのは、ご自分でも勉強をされること、歯科医院は何軒かは必ず探すことです。

誰にどういう風に治療していただくのかで全く結果は違ってくるのですから。

ネット内では、誰も彼も喜界の権威とか新進気鋭とかを謳います。

しかし、現実を伴っていないことの方が殆どであると知ってください。

理由は簡単です。

皆生活が掛かっているのですから。


患者さんに来ていただかないと困るからです。

冷静に現実を見るなら、インプラントは収益力が良さそうに見えます。

が、実際には然程収益力は良くないのがインプラントです。

少しでも収益力を高めるには患者さんを集めないといけないのです。

となると、多少話を膨らましてになってしまうのです。

皆嘘つきの自覚はないと思います。

少し脚色しただけ、でしょう。

だからこそ、患者さんはインプラント医を探さないといけないのです。

1,2軒歯科医院を訪ねる程度では全く足りません。


ネット内で探すなら300サイトは見ないといけない、自分の体を守るならそれぐらいしないといけない時代なのです。

それを知ってください。




7月13日(水)のつぶやき

2011年07月14日 | Weblog
20:55 from Keitai Web
今晩は東京歯科保険医協会のセミナーです。火曜会の松井先生の素晴らしいご講演です。一本の歯の保存へのこだわり。再生療法の時代。インプラント使うにしても、天然歯、義歯との共存、活用。大事な概念です。
22:10 from Keitai Web
さすが火曜会。魔法のような臨床の数々。流行には流されず歯科臨床を真摯に追究する姿勢学ばされます。再生治療に賭ける夢。歯を失わなければ何もしなくて良い。だから、一本の歯にこだわる。鍵を握るのは歯肉のコントロール。患者さんの協力、いやそれどこか、主体にの前提でこその奇跡でしょう。
22:18 from Keitai Web
私は、火曜会の創始者金子御大とはどうしても合わず、臨床基本ゼミ卒業生ですが、全く関わっていません。しかし、千葉先生、須貝先生、そして松井先生、他の若い先生方皆凄い方々だと正直に思います。世界見ても、まず有り得ない凄い仕事です。文献、成書お薦めします。
by mgenchan on Twitter