大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

ノーベルインプラントへの批判

2011年08月06日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

昨日は、が最も頻繁に使っているストローマンを色々な点で批判しました。

今日は、私が使っているもう一つのインプラントノーベルインプラントの批判をします。

まず、業界の皆さんが感じているでしょうが、今のノーベルは商売が全面に出ていて節操がない。

特に、近年のALL-on-4始めとする、現代のインプラントに求められる即時負荷、PCガイドの低侵襲手術、治療期間短縮化、審美性の実現等、出来るようになったと凄い宣伝工作ぶりですが、色々とその影響と言うか、副作用と言うべきなのか、メーカーが言っているほどの成績が出せずトラブルが多発している、と言う問題があります。

とにかく、最近おノーベルの商業主義、売れるモノなら何でも出そうという姿勢には、ストローマンと好対照で、胡散臭さが漂います。

腐っても鯛の例えで、ノーベルだからインプラント創始者のメーカーとあって、それなりの性能は維持できているようですが、如何せん彼らが言うほどインプラント手術、補綴治療はシンプルで簡単ではありません。

かつてのノーベルは手術室を常備していない歯科医院には売らない、と言う超高飛車な姿勢と言うか、堅いと言うか、厳格過ぎる面が強くありました。

それが経営陣が変わると共に、商業主義に様変わりし、売れ筋ならとにかく自社のものにしてしまえ、と言う感じです。

その最たる例が、即時負荷と言う名称を商標登録したことでしょう。

それまでは、学問の世界で即時荷重と即時負荷はどちらが正しい表現なのか、で喧々諤々でした。

D.ターナーが講演で良く話していたことです。

それがノーベルがあろうことか商標登録してしまった。

そのお陰で、学問的には即時荷重が用いられるのが一般的になったのです。

笑い話みたいですが、本当のことです。

なので、即時負荷と言う言葉を使う先生は、ノーベルユーザーと考えて間違いありません。

学問用語であったものすら自社のものにして商売上有利にしようと言う姿勢、肉食系メーカーと言って差し支えないでしょう。

 

次に、ノーベルのインプラントの表面処理。

タイユナイトと表現されていますが、電子顕微鏡で見ると蛸壺みたいな形態をしていて、非常に問題が有ると思われます。

この表面性状は学会内でも非常に評判が悪く、最悪である、とまで言い放つDRもいるほどです。

何が最悪なのかと言うと、こんな複雑な表面性状では、今問題化しだしているインプラント周囲炎、歯肉の炎症が起きた時にリカバリーが出来ない、非常に難しい、と言うのです。

長期安定を考えた時に、このインプラントはメインテナンスが厳しい、と言う意見が強くあります。

ところがメーカー自身は、改善する姿勢を見せていません。

これに関しては、私は大きな疑問を提示します。

ライバルのストローマンはSLAに飽足らずSLActive、更にはロックソリッドインプラントと次々と改善しているのとは対照的です。

商売ばかりに熱心で、そちら方面の研究が遅れているのではないでしょうか。

 

もう少し、学問の世界に戻って来て、正しいプロトコールを広めて欲しい。

そう強く望みます。

 

 

 


8月5日(金)のつぶやき

2011年08月06日 | Weblog
15:33 from goo
ストローマンインプラント批判します。 #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://goo.gl/Tp34F
18:31 from Keitai Web
私右顎の上顎洞炎でした。かなり粘膜腫厚してます。原因は不明です。鼻の通りも悪くないし、悪い自覚症状があるのは左耳の方なのに。人体の不思議です。うちにあるマイクロCTで撮影して初めて分かりました。左耳難聴になって1ヶ月以上。中々分からないことだらけです。今度は内耳撮影します。
23:15 from web
自覚症状がなくて病気を抱えていることって、患者さん自身は全く分らないものなんだなー、と今回の上顎洞炎で実感します。耳鼻科の先生のご指示で今度は鼓膜付近のマイクロCTを撮影してお持ちしようと思います。難聴を治す為、手術と言う話になれば、立場上進んで受ける私です。この間の眼科と同様。
23:25 from web
自分自身が患者さんを散々手術で切ったり縫ったりして来た訳ですから、自分が患者の身になったからと言って、尻込みする訳には行きません。私自身の口腔内にも2本左顎の上下1本ずつ立っています。勿論、自分ではできませんから勤務医の練習台に進んで成りました。センスが良い為、チャンとしてます。
23:35 from web
身動きできない辛い死線をさ迷う入院経験も、今振り返れば有り難い経験だったと思います。死に対して淡々としていた自分を認識できたことは、死生観でじたばたしない自分を確信でき、運命を受け入れる諦観を体得できたのではと信じています。まあそう言いながらも、実際に死に面したら分かりませんが。
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