抜歯即時植立インプラント治療は、1回の手術でインプラントが入る、患者さんにとって優しい治療方法と言えます。
但し、簡単に考えていると結構失敗してしまい、しかも失敗してしまうとリカバリーが非常に苦労する治療方法で、有効だけれど適応が意外に難しい、細かい注意点が沢山ある治療方法です。
今回、歯科医療の新連載 ーMISを追究したインプラント 実践編ー ではこの事を詳しく、私なりの解説をしています。
今日その第1稿をメールで送りました。
7000文字近く、写真も60枚以上と言う大量の量になってしまって、これからかなり削ります。
最終的には4000文字強、写真は20点程度になるでしょうか?
まずは、編集長に拝見いただいて、何処を残したいか、どうしようか検討を重ねて行きます。
だいたいの場合、決定稿に到るまでに3回以上はやり取りして仕上げていただけます。
少し、せっかくですから抜歯即時植立インプラント治療をここでも書きましょう。
抜歯即時植立の最大の問題点は、何度か指摘していますが病巣とかの除去を如何に徹底出来るのか、植立したインプラントへの再感染による脱落を防止するのか、にあると思います。
拙著内でも書いていますが、ハーツェルアンドサンの極小さい器具を用いると、徹底的に病巣を除去出来ます。
しかし、時間がかなり掛かるのが弱点です。
徹底的に除去するとなると、時に大きな病巣なら1時間近く掛かる事すら置きます。
しかし、細かな器具で骨の中を探索すると、小さな隙間へも入ってくれて、思わぬ位病巣が出て来てくれたりするのです。
これが失敗の原因だったんだ、と私は実感したものでした。
これをやり出してから、私自身は抜歯即時植立手術後の患者さんの苦痛に悩まされる事がなくなりました。
それまでは、10人やると2~3人位、何はズーンと痛むと言われてしまう事があったのですが、それが100人で1人出るか出ないか、になったのですから、この成果は大きいと思います。
それからと言うもの、私は抜歯には必ずこの器具で病巣を取りきる事をどんな場合でも実践して来ました。
お陰様で、うちの抜歯では患者さんが痛んで大変だった、と言う事は殆んど起きていません。
こんなに便利な器具ですが、国産のものがありません。
でも今は”名南”と言う歯科材料を輸入しているメーカーが入れてくれています。
ハーツェルアンドサンの代理店に成っている筈です。
抜歯即時植立の成功率、患者さんの苦痛を解決して差し上げたい先生方には、特にお勧めです。
患者さんも、抜歯しなければ成らない状況に成り、インプラントを検討しようかな、と成ったら抜歯即時で治してくれる先生が何処にいるのか、何処まで病巣を取り切る考えを持っているのか、そう言う観点で探される事を強くお勧めします。
私の所には、そう言う治療で更に即時荷重で綺麗な歯が審美的に欲しい、痛まず腫れずで治して欲しい、と言う患者さんが日本全国からお越し下さっています。
海外からもイギリス、アメリカ、アジア各地からお越し下さいます。
立地が羽田空港からタクシーで15分程度だし、品川駅から2つ目の大森駅下車で徒歩10分程度と言う立地の良さがあるからでしょう。
手術なんて誰でも嫌な筈、なら1回限りで済ませたい。
その夢を叶える抜歯即時植立インプラント治療。
当院の実績は患者さんが希望為された場合、99.9%以上の確率で叶えています。
これ以上の実績は世界的に見てもまずありません。
あなたの夢が大森山王で叶います。