私はインプラント業界に25年、正確には学生時代から業界誌読み捲くっていましたから27年以上インプラント始めとして、最先端治療に非常に興味を抱いて来ました。
そこに登場する治療は大学で習ったのとは全く違っている世界で、こんなに綺麗に治りましたよ、と言う素晴らしい成果のオンパレードでした。
外に出ればこんな凄い世界が待っている、私はそう信じて大学に残る気などサラサラなく、引き止めてくれる担当の患者さん達の希望にも御免なさいして勤務医に勤めました。
そして、その恩師は正しく当時煌めく存在であったサファイアインプラントを手掛けており、時折見せていただく機会がありました。
そんな経験を積み、益々インプラント、総義歯に興味を強く持ち、恩師の下でインプラントは数例、総義歯は凄く沢山経験させていただきました。
そして、恩師から業界の裏の事実、恩師は上手に成功させているけれど、かなりの高い確率でサファイアインプラントが沢山のトラブルを起こしている、と教えられ、松元先生は決してそう言うDRに成ってはいけない、と強く諭されました。
恩師の鞄持ちしながら、色々とお伴をして、知りたくない業界内の残念な真実の姿も否応なく知らされる羽目になり、自分はそう言うのには染まらない、と真摯に学ぼうと思ったものでした。
時代は変わって行き、私も色々な経験を積み、幸いな事に素晴らしい恩師に恵まれ、本当に患者さんに貢献出来る、これなら天に恥ずかしくない、恩師に叱られないだろう腕を身に付ける事が出来るようになりました。
そんな中、業界は相も変わらず、表向きは非常に良い顔でいながら、患者さんを食い物にしている、としか思えない所が繁栄している現状も又出ているのを目の当たりにし、かつての恩師達のように、私も義憤で立ち上がらねば成らない、と思うようになりました。
それが、このブログを立ち上げた本当の気持ちです。
一番最初の頃は、即時荷重の乱立振りで、本当に何処まで出来ているのか、全国各地の色々なDRが名乗りを上げていました。
それへの注意を喚起する、そんな簡単なものじゃない、DRは選ばなければいけない、本気でチャンと直ぐに歯が欲しいなら私の所に来て下さい、と訴えました。
次に来たのが、低侵襲手術、無痛、腫れないとかの大ブームで、これはまだ続いています。
これも上と全く同じで、君のは低侵襲じゃないだろう、と言う方法、やり方、果ては考え方の違いで、チャンと治るのが低侵襲と言う凄腕DRまで出てしまい、収拾が付かなくなっています。
これらに対しても、私は皆本当の低侵襲を知らない、じゃあ私のは超低侵襲だ、と明言して業界全体に抗議しています。
本当にひどいなと思うのは、何処の誰だかも分からない業界人らしき者が、ネット内で平気でインプラントは簡単に痛くも腫れもなく治るのが普通、と断言までする始末。
この責任は誰がどう取るのか?
信じた人が悪いのか?
原発問題でも明らかなように、正しい知識を正確に伝える事が最も求められる時に、隠蔽したり偽造したり小出しにしかしない状況が一番拙い筈なのに、インプラント業界こそ全く同じ状態ではないのか、いい加減な情報が出捲くっていないか、と私は歯噛みして仕方がないのです。
時間が経過して、本物だけが生き残るのは間違いがない事でしょうが、それまでの間に被害が広がるのを喰い止める行動を取らなかったら、自分が一番後悔する、と感じてブログで私一人は真実を包み隠さず書き綴ろうと決めているのです。
そして、私のブログのミッションは”本当に痛くなく早く綺麗に治るインプラントを正しく広めたい!”なのです。
専門的に言えば、本当に早く治せる即時荷重、超低侵襲MIS手術で殆ど痛くもなく腫れもない施術、何回もの手術をしないでも綺麗に再生している歯茎と骨、そして被せモノの術式、これらの全て満たしている夢を叶えられるインプラント治療方法を正しく広めたい、と言うことです。
今はまだまだ歯茎を切り開き、バリバリ骨から剥がしてインプラントを埋め、必要以上に骨や歯茎を造ろうとし、患者さんに苦痛を強いている方法が大手を振って罷り通っているし、片や、長期的予後に不安を残す特定のインプラントを使えば即時、低侵襲、患者さんの為のインプラントが出来る、と言う片寄った考え方が大人気です。
これではいけない。
正しく生物学的法則を遵守し、長期的に審美的で機能も安心出来、本当に痛くなく早く綺麗に治るインプラントを広めるべきだ、と私はたった一人でも主張します。
実際に、裏では前者は低侵襲を模索し、後者も何気に歯茎とか骨再生への安定を目指しています。
これが真実です。
抗議がある方は、コメントでどうぞ。
非公開でも見れますので。
最初の恩師の薫陶通り、残念な位、世の中はいつも真理は同じで、商売成功拡大を無闇に追い求める輩が魑魅魍魎の如く跋扈し、特にネット内では財力にモノを言わせる方法が通用してしまっています。
人の世の真理はいつも同じなのでしょう。
騙される人が悪いのか?
義憤の中で、私は我がミッションは”本当に痛くなく早く綺麗に治るインプラントを正しく広めたい!”だ、と宣言します。