世の中の動きは、流行廃りがあって、行ったり来たりしながら、それでも変わって行くのです。
後世の人から見られれば、何で分らなかったの?と疑問に思うのでしょうが、とうのその時代のど真ん中を生きている本人にして見れば、何処へ行こうとしているのか、結論がどうなのかは分らないのです。
そんな中、時代はスター、人気者を造り出します。
しかし、このスター達が常に正しく未来を予見するのか?と言うと実はそうとは限らないのです。
学問の世界でも全く同じことが言えるのです。
学説、理論は一見常に正しそうに見えてしまいます。
それを唱えている専門家が人気者、スターだったりしたら、時代の趨勢はその一派が握ります。
それが正しければ、それは公共のお役に立つ素晴らしいことでしょう。
でも、万が一ずれていたりしたら。
日本では、このような悲劇的事例を薬害エイズ問題などに代表される例で、その後も報道される色々な事例で起こしてしまっています。
そして現に今も、放射能、放射線問題で起こしているのかも知れません。
この答は未来の人が知っている、いや未来にしか分らない、反対から言うと、現在を生きている者には分らない、と言う不安な状態に陥るのです。
後は女性の方が特にそうなように、自分の直観、感覚を信じる、いわゆる、第六感で決断をし、一旦決断を下すと中々変更しない、出来ない、となるのです。
これが、人と言う動物の行動様式なのです。
私は自分が正しいと信じるその道に進む、そんなことが出来るのは人だからこそです。
そう言う、言うなれば実績のない世界に勇気を持って踏み込んで下さる、そう言う方がいたからブローネマルク教授はインプラント治療を人に応用をする事が出来、今その恩恵に浴して、我々はインプラント治療と言う素晴らしい可能性を秘めている治療方法を手にする事が出来たのです。
こう言う実例は、私自身が経験している事例でもあります。
即時荷重インプラント治療は、2000年その当時誰も出来る何て言ってくれませんでした。
2003年当時、MI低侵襲インプラント治療を始めた時にも、手探りでするなんて恐ろしい、と言われました。
もっと古くには、抜歯同時インプラント植立をGBR骨造成と一緒にやってしまおうと言う治療方法では、皆から懐疑的な眼で見られていました。
しかし、何れの例でも、患者さんがやって下さい先生、先生がやってくれなければ誰もそう言う治療をしてくれないんでしょ、なら、私は先生に賭けます、と言ってくれました。
無名の、実績も何もない若造に、患者さんは大事な大事なお口の中を預けて下さったのです。
そうです、私はいつも患者さんに背中を押されて、患者さんを救って差し上げる為には私がやらなければ誰もやろうとしない、だから私がやる、と時にはかなり嫌々ながらも引き受けて、必死で成功を勝ち取って来たのです。
そう言う経験が積み重なって、今の実績を凄い数持っている私に到ったのです。
誰よりもそう言う経験をさせられて来ていましたから、勉強でも人後の落ちない位して来たつもりです。
誰に聞いても答えを教えてくれる人がいない。
本にも雑誌にも出ていない。
答がないなら、自分で創造するしかない、その為に試行錯誤は異常とも言える位ありとあらゆる可能性を考え、それへの対抗策も脳味噌に汗掻いて搾り出して来ました。
突き詰めて考え、寝ても醒めても悩み考えていたからでしょうか、時に夢の中でまで考えているのを見たことがありますし、天の啓示だったのか答を見せていただいたこともあります。
その時に考えていたことはいつもたった一つ。
MI低侵襲審美即時インプラントで患者さんを救いたい、でした。
その当時の流行、廃りは、気になって学びに行き続けていても、MI低侵襲審美即時インプラントの道は私しかいない、そう言う強い強い確信でした。
それ位、その当時の流行は全く違っていたからです。
しかし、時代の求める所に到ったのでしょうか。
MI低侵襲審美即時インプラントは今流行りの1つになっているようです。
やっと、そう言う時代が来ている、今後益々発展して、患者さんが救われる時代になる。
パイオニアの一人として、本当に嬉しです。
そして今、”祈願 MI低侵襲審美即時インプラントで患者さんを救います!”を私のインプラント治療のスローガン、クレドとして高く高く掲げて行こう、と天に誓います。
正しいMI低侵襲審美即時インプラント治療。
それを正しく広めて行く、患者さんに施術して、業界内では教えて。
”祈願 MI低侵襲審美即時インプラントで患者さんを救います!”です。
今日もありがとうございました。