低侵襲MIでもGBR骨造成できます! #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://blog.goo.ne.jp/noritsugumatsumoto-implant1dr/e/892540c39d349679000dc9d86215e6fe
by mgenchan on Twitter
低侵襲MIインプラント治療を手掛けていると、全く骨造成、サイナスリフト等の骨を増やし造成する治療ができない、していない、と勘違いをされているようですので、今日はその勘違いを直させていただきたい、と思います。
インプラント治療を希望する患者さんは、歯周病が進行して抜歯になるか、根の治療の予後が悪くて抜歯になるか、虫歯で歯がボロボロで抜歯になるか、入歯やブリッジの土台で力が掛かって揺れてしまったり割れてしまって抜歯になるか、外傷で抜歯になるか、で殆んどが占められるでしょう。
どの場合でも、最近ではギリギリまで残そうと頑張る為に、骨がかなりダメージを受け、抜歯してしまうとかなり骨が不足し、その状態でインプラント手術を行わなければならない、つまり、骨造成GBR処置が伴うのは必須である、と言って間違いがないでしょう。
そう言う状況で私も治療をさせていただいている訳ですから、私も当然必要な量の骨造成GBRを必ず行っています。
そうしないとインプラント周囲にチャンとした骨の壁ができませんし、将来的に見ても予後が不安になるからです。
そうなると、勿論、茎も覆ってくれるように治さなければなりません。
現在のインプラント治療は、ただ植立をするだけはでなく、長期的予後安定の為にインプラントを支える骨・歯茎も安定している状態に治して置くのが当たり前の事なのです。
元々、私は今のMIの手法に行き付く前は、ひたすらGBR骨造成、歯茎再生を大きく切って手術していました。
所謂普通の手術方法をしていたのです。
但し、私に事ですから、患者さんにできるだけ痛い思いをさせたくないし、腫らせたくないのでかなりの改良方法を行っていました。
もう8年以上も前の話です。
その頃、自分なりにGBR骨造成、歯茎再生で、痛がらせない腫れない相当の成果を上げていましたので、かなりの自信を持ってDR.ラムの元に行ったのが事実です。
ところが、そこで見せ付けられた全く概念の違う新しい、切らない縫わない、だから患者さんは全く痛くないし腫れない、と言うインプラント手術方法を見て、完全にハンマーで頭を殴られたかのような衝撃で、これからはこれで行かないといけない、と悟ったのです。
それから、私はひたすら低侵襲MIのインプラント治療、それでもできるGBR骨造成、歯茎再生を追究して来ました。
その結果として今のような手術方法、治療方法を確立して来たのです。
まだまだ未完成であり、改善改良をしなければいけないものであると、私自身自覚しています。
が、今の私の眼から見れば、そこまで痛がられる腫れるだろうGBR骨造成、歯茎再生を伴うインプラント手術をしなくても、しかも、何回にも分けての手術をしないでも、あそこまで治療期間長くしなくても、充分患者さんが満足するレベルで審美的に長期的予後良くインプラント治療ができる筈です。
だから、私は患者さんの苦しみ、辛さを解消する方法を広める為に、ブログで一所懸命に訴えているのです。
そこには邪な心は微塵もありません。
自分の家族、自分自身がインプラント治療されるとしたら、どう言う治療を望むのか?
それを徹底的に考え尽くした時に、私は今の方法に行き尽きました。
誰でも何回も手術受けるのは嫌だし、痛い腫れる、大変な思いをするインプラント治療を望んではいないのです。
患者さんは、がそうしないとできないと説明するから、仕方なく手術を受け入れているのです。
もっと楽で、もっと早く綺麗に治せるインプラント治療を求めているのです。
私はそれを提供する為に、必死で頑張っているのです。
骨が少ない方、条件の悪い方ばかりなのが実情です。
低侵襲MIばかりしていると言うと、条件の良い患者さんばかりやっているんだろう、と誤解されているようですが、全く違います。
うちに来て下さる患者さんは、たいてい何軒もインプラント治療をして回り、その末に辿り着いたと言う、究極的な治療を低侵襲MI審美で治して差し上げないといけない方々です。
そう言う患者さん達でも、ほぼ希望通りに1回限りの手術で即日仮歯までのインプラント治療をして差し上げています。
うちに来られる患者さんは、直ぐに歯が欲しい、と言う方ばかりだからです。
その上、骨も歯茎も問題あると他で診断されているのですから、その変さがご理解いただきたいです。
それでも私はめげません。
独自の解決方法を毎回毎回工夫し、患者さんの希望に応えています。
こう言う経験では世界中見回しても人後に落ちない自信があります。
低侵襲MIで痛くなく腫れないは当り前、骨がなくても歯茎が足りなくても低侵襲MIでの解決方法はあります。
真剣にインプラント治療を検討している方、新しい時代の真のインプラント治療を学びたい業界の方は03-3775-0044まで直接ご予約下さい。
皆さんの夢を叶える為に、一所懸命に頑張ります。
今夜は菅井先生のインプラント治療計画セミナーでした。
今のコンピューター解析は本当に凄いです。
かなり正確に誤差なく解析してくれます。
正確な歯科用CTを採用すれば尚更精度は高くなります。
菅井先生曰く、治療計画が全てで、それにおかしな所があることで最初から失敗する、と話されましたが、全く同意です。
インプラントの治療計画をどう立てるのか?
それすらもコンピューターが誘導してくれる時代に成っているのでしょう。
殆どのインプラント治療の問題は、やはり骨の不足に皆さん感じているようです。
特にCT画像で全てが見える時代に、ここに骨が不足しているから、造成しましょう、と言う時代なんだなー、と実感します。
しかし、重要なのはCT上で幾ら完璧にコンピューターが計画を立ててくれても、それを実行できる実力がないと意味を成しません。
ここに最大の問題点があると、私はいつも感じてしまうのです。
計画は立派、でも出来なければ意味がない。
この辺の意味合いを、患者さん達はもっと深く考えるべきでしょう。
となると、骨を造る実力、経験が大きな差に成ってくる、と私は思うのです。
骨造成GBRは、今尚手術の中では患者さんに辛い思いをさせる大きな一つのものと言えるでしょう。
私もかつては骨造成に邁進し、かなり大きな造成も行って来ました。
しかし、どうしても患者さんが苦しむ、辛い思いをされる経験をして、なるべく痛ませない、腫らさない、辛くない手術をするように改善をして来ました。
その結果、恩師Dr.ラムの薫陶を活かし、MI低侵襲で行える骨造成GBRを編み出し、必要にして充分、適度な量の痛くない腫らさない辛くないやり方に進化しました。
CT画像上で計画して、最小限インプラント周囲に欲しい骨歯茎をどう造成すれば良いのか、出来るようになったのです。
コンピューター時代を迎え、自分の方法を歯科用CTで検証して、問題がない事も確認しています。
コンピューターの良さは、最小限の手術を計画できることにある、と私は確信しています。
が、それを実現できるのかどうかは、DRの考え方、概念、腕、経験次第である、と言う点が鍵を握るのです。
失礼ながら、ただ歯茎をバリバリ切って骨から剥して、骨をもろに露出させる手術方法ではMI低侵襲ではありません。
そんな方法は、今は流行でしょうが、やがては10%程度になるであろう、私のしているような方法が90%になるであろうと予測しています。
何故なら、患者さんが飛躍的に楽だからです。