カーディフ3日目、最終日。
カードが使えないというトラブルが発生したものの、
なんとか解決してロンドンにも無事戻れることになりそうなので、
最後の楽しみにとっておいた、カーディフ城に寄ることにしました。
何気にUKでお城を訪ねるのは初めてです。
ホテルをチェックアウトし、荷物を引きずりながら
お城に行くまでアーケードでショッピング。
今回のカーディフでの出来事を忘れないようになぜか指輪を購入。(ギターは買ってませんw)
これがお城の正面入口。
門を通って、右にあるショップとカフェのある屋内のチケットカウンターで入場券を買います。
入場料は11ポンド。
荷物が多かったので、預けられる場所を問い合わせると、門番の人に言ってみて、とのこと。
門の前まで戻り、門番のオジサンに訊くと、こっち来て!と荷物置き場に案内され、そこに預けることが出来ました。
先ほどのチケットカウンターから、2階に上がると、
まずカーディフ城の歴史を映像で見ることが出来るのですが、
若いカップルがカーディフの街を探検する、というような映像で、内容としてはイマイチw
終わってから係のおじさんに「日本語のオーディオガイドってありますかね?」と訊くと、
「もちろんあるよ~!」と陽気に操作法を教えてくれました。
いよいよ中央に聳える城塞The Keepへ!
古代ローマ人がここに砦を築いたのが西暦元年。2000年前!?
The Keepはノルマン人によって12世紀に建てられたそうで。
The Keepまでの階段が思ったよりキツい! 見下ろすと結構な高さ。
上りきったところは庭園のような外郭があり、
さらに塔に上るとカーディフの街が一望出来ます。
左は塔から北側にあるBute Park。紅葉色とりどり!
右は一日目に見た官庁街。
南側は先ほどチケットを買ったショップ&カフェと入口。
その向こう側にはアーケード等がある街の中心部。
カーディフ・ベイも、見えないですが、この方向です。
南西は時計塔とお屋敷。その先にはミレニアム・スタジアムが見えますね。
塔に上る途中にも部屋があります。
トイレ用の穴の傍の壁には文字が彫られてる…
ちなみに、今回の旅はチャールズ一世をテーマに掲げてるわけですが、
カーディフ城は市民革命時にチャールズ一世方についていたそうですよ。
The Keepから出ると、中庭にはリメンバランス・デーが近いこともあり、
イラクやアフガニスタン等、戦地で亡くなった兵士達の追悼の十字架が並んでいました。
ポピーが飾られたクロスを見ると、兵士の顔写真が貼られており、
名前、年齢、メッセージが書かれています。
驚くのは、そこに書かれている年齢の若さです。
圧倒的に10代から20代、私よりも若い男の子たちです。
今でも派兵されていることは分かってはいましたが、
実際こんなに若い兵士が命を落としていることを知ると、なんとも悲しい気持ちになります。
まだまだ前途がある子たちなはずなのに。
そばで見ていた小学生くらいの男の子も、友達に
「僕の友達のお兄ちゃんも戦地に行ってるんだよー」と話していたり。
派兵について日常的に語られることに、ちょっとショックを受けました。
次は時計塔のあるお屋敷の中へ。
ウィリアム・パージェスによって設計され、19世紀にビュート家の当主によって改装されたお屋敷です。
出窓のステンドグラスが美しいバンケット・ホール。
暖炉周りや天井の装飾も繊細且つ豪華です。
ダイニングも"アラブの部屋"も素敵でしたが、特に図書室は圧巻。
お屋敷の外観は石造りで冷たそうですが、内部は豪華で温かい色合いの内装でホッとします。
じっくりお屋敷を見た後は、ショップの地下にあるFiring LineというMuseumへ。
ここは意外と立ち寄ってる人がいないようですが、
ワーテルローの戦いから現在のイラク・アフガニスタンへの派兵まで、300年の戦いの歴史を見ることが出来ます。
一見の価値ありの展示ばかり。軍服の試着?も出来ますよ。
王政復古時の解説も。この絵、Captain Brazenを思い出すなー。
捕虜の日本兵が持っていたらしい日の丸や刀もありました。
一通り見終わった後、カフェでパニーニを注文。旨ぁー!
ただ見た目よりずっとボリュームがあるのか、半分でお腹いっぱいだったので、
半分はお夜食用にとっておきました。
預けていた荷物を取りに行って、お城を出たら、
バスの時間までもう少し街をウロウロ。
城の前のお土産屋さんでユニオンフラッグとウェールズの旗のピンバッチを購入し、満足してカーディフの旅が終わろうとしていました。
ところが!
バスの停まっているだろう場所に行ったところ、それらしきバスがいないのです。
城のすぐ横の広いロータリーのような、バス停があちこちに点在している場所なのですが、
どこに停まっているのかさっぱり分からない。
近場のバス停で待っている地元のおばさんに訊いてみたら、あまりにも訛りが強くてちんぷんかんぷん!
おばさんも困惑して、地元民ではない男性に話を振ってくれましたが、
「あちらにあるホテルで訊けば分かるかもしれないよ」とのこと。
慌ててヒルトンホテルのフロントでも訊いてみて、
「ここから見える駐車場みたいな場所があるでしょ…」と説明されて向かったものの、
その場所にもバスはおらず。
気付いたら発車時間を過ぎておりました。
昨日のカードの件もあり、もうその時点でヘトヘト。
たとえバスが見つかったとしても、
ここから4時間近くかけてバスに揺られないといけないのかと思うとげんなりしてしまい、
「もうダメだ、列車で帰ろう」
バス代は1000円くらいだったので、もう完全にあきらめ、
大人しくカーディフ・セントラル駅に向かい、ロンドン行きのチケットを購入。
予約席ではなかったので、途中までは席なし。
下車した人の席を見つけて座ることが出来ました。
やれやれ…辞書はなくすわ、カードは使えなくなるわ、バスは見つからないわ、
カーディフの旅はさんざんだった…。
ドクター・フー縁の地巡りは出来たし、街自体はとっても素敵だったけど。
約2時間後、パディントン駅に到着。
そこからバスに乗り、馴染みのホテルに向かった私。
ホテルにつくと、何故か泊まる部屋がアップグレードされてました。
やっぱりロンドンに居る方がついてるのかも。
慣れた場所でやっと落ち着いて休むことが出来ました。
楽しかったけど、波乱続きだったカーディフ編、終わり!
カードが使えないというトラブルが発生したものの、
なんとか解決してロンドンにも無事戻れることになりそうなので、
最後の楽しみにとっておいた、カーディフ城に寄ることにしました。
何気にUKでお城を訪ねるのは初めてです。
ホテルをチェックアウトし、荷物を引きずりながら
お城に行くまでアーケードでショッピング。
今回のカーディフでの出来事を忘れないようになぜか指輪を購入。(ギターは買ってませんw)
これがお城の正面入口。
門を通って、右にあるショップとカフェのある屋内のチケットカウンターで入場券を買います。
入場料は11ポンド。
荷物が多かったので、預けられる場所を問い合わせると、門番の人に言ってみて、とのこと。
門の前まで戻り、門番のオジサンに訊くと、こっち来て!と荷物置き場に案内され、そこに預けることが出来ました。
先ほどのチケットカウンターから、2階に上がると、
まずカーディフ城の歴史を映像で見ることが出来るのですが、
若いカップルがカーディフの街を探検する、というような映像で、内容としてはイマイチw
終わってから係のおじさんに「日本語のオーディオガイドってありますかね?」と訊くと、
「もちろんあるよ~!」と陽気に操作法を教えてくれました。
いよいよ中央に聳える城塞The Keepへ!
古代ローマ人がここに砦を築いたのが西暦元年。2000年前!?
The Keepはノルマン人によって12世紀に建てられたそうで。
The Keepまでの階段が思ったよりキツい! 見下ろすと結構な高さ。
上りきったところは庭園のような外郭があり、
さらに塔に上るとカーディフの街が一望出来ます。
左は塔から北側にあるBute Park。紅葉色とりどり!
右は一日目に見た官庁街。
南側は先ほどチケットを買ったショップ&カフェと入口。
その向こう側にはアーケード等がある街の中心部。
カーディフ・ベイも、見えないですが、この方向です。
南西は時計塔とお屋敷。その先にはミレニアム・スタジアムが見えますね。
塔に上る途中にも部屋があります。
トイレ用の穴の傍の壁には文字が彫られてる…
ちなみに、今回の旅はチャールズ一世をテーマに掲げてるわけですが、
カーディフ城は市民革命時にチャールズ一世方についていたそうですよ。
The Keepから出ると、中庭にはリメンバランス・デーが近いこともあり、
イラクやアフガニスタン等、戦地で亡くなった兵士達の追悼の十字架が並んでいました。
ポピーが飾られたクロスを見ると、兵士の顔写真が貼られており、
名前、年齢、メッセージが書かれています。
驚くのは、そこに書かれている年齢の若さです。
圧倒的に10代から20代、私よりも若い男の子たちです。
今でも派兵されていることは分かってはいましたが、
実際こんなに若い兵士が命を落としていることを知ると、なんとも悲しい気持ちになります。
まだまだ前途がある子たちなはずなのに。
そばで見ていた小学生くらいの男の子も、友達に
「僕の友達のお兄ちゃんも戦地に行ってるんだよー」と話していたり。
派兵について日常的に語られることに、ちょっとショックを受けました。
次は時計塔のあるお屋敷の中へ。
ウィリアム・パージェスによって設計され、19世紀にビュート家の当主によって改装されたお屋敷です。
出窓のステンドグラスが美しいバンケット・ホール。
暖炉周りや天井の装飾も繊細且つ豪華です。
ダイニングも"アラブの部屋"も素敵でしたが、特に図書室は圧巻。
お屋敷の外観は石造りで冷たそうですが、内部は豪華で温かい色合いの内装でホッとします。
じっくりお屋敷を見た後は、ショップの地下にあるFiring LineというMuseumへ。
ここは意外と立ち寄ってる人がいないようですが、
ワーテルローの戦いから現在のイラク・アフガニスタンへの派兵まで、300年の戦いの歴史を見ることが出来ます。
一見の価値ありの展示ばかり。軍服の試着?も出来ますよ。
王政復古時の解説も。この絵、Captain Brazenを思い出すなー。
捕虜の日本兵が持っていたらしい日の丸や刀もありました。
一通り見終わった後、カフェでパニーニを注文。旨ぁー!
ただ見た目よりずっとボリュームがあるのか、半分でお腹いっぱいだったので、
半分はお夜食用にとっておきました。
預けていた荷物を取りに行って、お城を出たら、
バスの時間までもう少し街をウロウロ。
城の前のお土産屋さんでユニオンフラッグとウェールズの旗のピンバッチを購入し、満足してカーディフの旅が終わろうとしていました。
ところが!
バスの停まっているだろう場所に行ったところ、それらしきバスがいないのです。
城のすぐ横の広いロータリーのような、バス停があちこちに点在している場所なのですが、
どこに停まっているのかさっぱり分からない。
近場のバス停で待っている地元のおばさんに訊いてみたら、あまりにも訛りが強くてちんぷんかんぷん!
おばさんも困惑して、地元民ではない男性に話を振ってくれましたが、
「あちらにあるホテルで訊けば分かるかもしれないよ」とのこと。
慌ててヒルトンホテルのフロントでも訊いてみて、
「ここから見える駐車場みたいな場所があるでしょ…」と説明されて向かったものの、
その場所にもバスはおらず。
気付いたら発車時間を過ぎておりました。
昨日のカードの件もあり、もうその時点でヘトヘト。
たとえバスが見つかったとしても、
ここから4時間近くかけてバスに揺られないといけないのかと思うとげんなりしてしまい、
「もうダメだ、列車で帰ろう」
バス代は1000円くらいだったので、もう完全にあきらめ、
大人しくカーディフ・セントラル駅に向かい、ロンドン行きのチケットを購入。
予約席ではなかったので、途中までは席なし。
下車した人の席を見つけて座ることが出来ました。
やれやれ…辞書はなくすわ、カードは使えなくなるわ、バスは見つからないわ、
カーディフの旅はさんざんだった…。
ドクター・フー縁の地巡りは出来たし、街自体はとっても素敵だったけど。
約2時間後、パディントン駅に到着。
そこからバスに乗り、馴染みのホテルに向かった私。
ホテルにつくと、何故か泊まる部屋がアップグレードされてました。
やっぱりロンドンに居る方がついてるのかも。
慣れた場所でやっと落ち着いて休むことが出来ました。
楽しかったけど、波乱続きだったカーディフ編、終わり!
やっぱり私も行きたいですよw
どちらもじっくり見られて行った甲斐がありましたよ。