啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ナンテンハギ」と「メドハギ」

2012-10-16 08:57:28 | 山野草

NHKの朝のニュース担当のアナウンサーは番組終了時に「今日も1日お元気デース」とにこやかに挨拶する。あんまり耳が良くない方だけに、私の聞き間違いかもしれないが、馴染まない言い回しで、聞き直しても同じように聞こえる。“今までのスタイルと変えてみたい”と自分の考えでやっているのなら「まッ・・良いか」だが、やらせられているのなら可哀相?というのも、番組を通じて”変えよう”と言うような意気込み?!が感じられるから・・。良いのか悪いのかと言うことではありません。“ニュース番組が女性化”しているように感じませんか。

「ナンテンハギ」はマメ科ソラマメ属の多年草。萩の仲間ではなく、ソラマメの仲間だと言うが、実は長さが3センチほどで細いサヤエンドウのような形をしているそうだ。竹沼の堤防沿いに9月の末頃から咲き始めたが、今でも彼か買った草の草の中に紫がかった花が目立っている。

草丈は2,30センチほどで小型。花期は9-10月。長さが1・5センチほどの青紫色の花を葉脇につける。対生する葉がナンテンに似ており、花がハギに似ていることから名が付いている。



「メドハギ」マメ科の多年草。こちらはハギの仲間だが細かい葉が密生し印象が異なる。茎は木質化するが都市を越すことはなく、翌年は地下から芽を出す。枝は途中からよく枝分れする。この花も竹沼の堤防沿いに咲いていた。

花期は9-10月。小さくて見えにくいが良く見るとマメ科というかハギの仲間の形をしている。葉脇に2-4個集まって咲く。花の基部に紫色の斑点がある。
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「センブリ」

2012-10-15 08:19:08 | 山野草

今、テレビや新聞で脚光?を集めている“森口久尚史センセイ”。13、14日付けの朝日新聞は、森口センセイの記事を扱わなかったことを“勝ち誇り”、トップで扱った読売新聞を大々的にあざ笑っていた。どっちもどっちだ・・・・。わからないないのはテレビ局の対応。全くばかばかしいニュースだが“3時間も記者会見に応じ、ほぼ漫画状態の取材対応ぶり”を全面的に受け入れ大々的に扱っている。

センセイのバカバカしさ振りを証明するためなのか、取材の対応振り(質問内容も含め)流している番組があったが、記者があれほど真面目に追求する内容なのか???ボケネタだと判った時点で無視すれば済む程度の話ではないか・・。今日、センセイが日本に帰ってくると言っていたが、また大騒ぎになりそう。まッ・・政治や経済ネタより“みんなに喜ばれる”のだろう。

「センブリ」はリンドウ科センブリ属の2年草。山野の日当たりの良い草地に生える。草丈は5-20センチほど。角張った茎で、細い葉が対生する。発芽した芽がそのまま越冬し、翌年の9-11月に枝の先に花をつける。鍋割から荒山高原に下り始めた登山道のド真ん中に生えていた。行きではマユミの赤い実や野菊に気をとられ見過ごしていたようだ。

花は5弁で薄い緑が入った白で、縦に紫色の線がある。花は径が7-8ミリと小さいが花弁の先が尖っており凛々しい感じ。

「千回振ってもまだ苦い」ということから名が付いているのだそうだが、薬草として有名な植物。花が咲く時期に全草を乾燥させ“煎じたり”“粉末”にして飲む。干した物をそのままなめてみた事があるが、猛烈に苦い。胃腸虚弱、下痢、腹痛、脱毛などに効用があるそうだ。
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「ヨツバヒヨドリ」と「ヒヨドリバナ」

2012-10-14 08:59:02 | 山野草

テレビの番組につまらないものが多い。「期末」になると一段とその傾向が増すと思いませんか。数日前に“聞きたい歌(名曲?)4時間スペシャル??!!”と言うような趣旨で、午後の7時頃から延々と歌番組を放送していた。何のことは無い・・人気のあるアナウンサーを前面に立てるまでは常套手段だが、日本レコード大賞を主催する局だけに、持っている映像資料の継ぎ接ぎが大部分???ではないか。制作費をかけずやっつけてしまう“穴埋め番組”と勘繰ってしまう。この局だけではない。NHKを除くと、民放各局が同じことをやっている。同じようなメンバーが出てくるバカ長いクイズ番組、お笑いのスペシャルetc。うんざりしているのは私だけなんだろうか????

「ヨツバヒヨドリ」はキク科のフジバカマ属の多年草。ウィキペディアでは「フジバカマ属」だが、ネット上の書き込みを見ると「ヨツバヒヨドリ属」としているところも多く、所有する図鑑には2冊とも“属名”まで表していないので判断が難しい。一番お世話になっているウィキペディアに軍配を上げておこう。

花期は8-9月。山に行くとどこでも咲いているので撮った場所が確定しにくいが、撮影日からすると黒斑山のどこか・・になる。ヒヨドリバナに似ていて、葉が4枚輪生することからこの名がついている。茎の先端に管状花(細い管のように見える花びら)が集まる散房花序(小さな花が集まり横に広がって咲く)をつける。色は淡い紫色で濃淡の変化は大きく、白っぽく見えるものも多い。


「ヒヨドリバナ」はキク科フジバカマ属の多年草。ヨツバタイプと同様にヨツバヒヨドリ属の分類もある。フジバカマ、ヨツバヒヨドリ、ヒヨドリバナの3種は良く似ている。葉で見分けるのが判りやすい。「切れ込みヶ入っている」のがフジバカマ。「4枚が輪生している」のがヨツバヒヨドリ。「対生している」のがヒヨドリバナ。花期は8-10月。ヒヨドリが山から下りて鳴く頃に咲くので名がついているという。管状花が派手で賑やかに見えるので、騒がしいヒヨドリの声を連想したのかな?と思っていた。

実は、ヒヨドリバナと確かめて撮ってきた写真だったが、調べているうちに自信がなくなり一度は“ゴミ箱”に捨てられていた。変種が多いのだそうだが、ネット上の画像はもう少し華奢(花の部分が枝分れしていたり、葉がもっと少ない)なものが多い。写真の個体は葉がヨツバヒヨドリに良く似ているのだ。図鑑の写真で再び確信したので載せてみた。




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赤城の「荒山」(1572M)「鍋割山」(1332M)と「オヤマリンドウ」

2012-10-13 08:45:22 | 低山歩き

読売新聞が“iPS細胞を使った世界初の臨床応用を行った”という森口尚史というバカ者に関する記事について誤報を認め誤った。読売は“長島茂雄巨人軍監督が解任された翌日から購読していない”ので「おわび」の具体的な仕方は不明だが、とにかく誤ったのだから認めたい。特にテレビだが「正義の味方面したキャスターが当たり前のようなこと(被災者や被害者への同情や救済の必要性など)を偉そうに語り、一番批判の矛先を向け易い政府などに向け、叩きやすくなった人を皆(各社)で徹底的に叩くのが鼻につく。他の新聞はどうするのか?!社説で偉そうなことを語って煙に巻くような社は面白くもなんとも無い。

赤城山の荒山から鍋割山を歩いた。休憩や昼食時間を含めノンビリと4時間半ぐらい。探していたセンブリの写真も上手く撮れなかったもののゲットした。荒山は今年初めてだと思うが、鍋割は今度で3回目。筑波方面で竜巻が発生して大きな被害が出た日かその翌日、友人と鍋割から荒山を歩こうとした。鍋割高原に着くと同時に雨が降り出し、雷が迫ってきたので断念した。下山途中で天気が回復し、再び荒山を目指したが、再度の雷で登山口に戻った。

昨日は好天だったが風が強い。まだ紅葉していないが、緑のままで葉が吹き飛ばされている。歩き出してすぐ同世代の3人組に追い越される。姫百合の登山口から荒山高原に向かわず、直接荒山に向かうコースの経験が無かったので途中で左に分ける。1人しかいない登山道をノンビリ ユュクリと上がる。登りきると荒山高原からの道と合流する。展望が開け、鍋割山や関東平野が広がる。岩の多い最後の急登を越すと石の祠があり山頂。展望は無い。北東に少し歩くと中継局のアンテナが眩しい地蔵岳や袈裟丸山方面の展望が広がった。


荒山高原に下る。強い風が吹くが陽射しは強い。リンドウが花弁を開くのはそんなに多くないと聞いたが、今日は殆どの花が無防備に開放している。もっと奥まで入りこんで私の蜜を吸ってと言わんばかり。

余裕があったというか、物足りなかったので今年3回目の鍋割山まで足を伸ばした。期待したヤマボウシの実は無かったが、帰路でセンブリの花が咲いているのを見つけた。



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南アルプスの花「ミヤマクワガタ」「タカネグンナイフウロ」

2012-10-12 00:08:41 | 高山植物

「ミヤマクワガタ」はオオバコ科ルリトラノオ属の多年草。高山植物。荒川三山から荒川小屋へ下る岩の多い場所に咲いていた。2人連れの女性が「これクワガタ何とかではないの?」と写真を撮っており、私も便乗した。

磐梯山に登って初めて知った植物で「バンダイクワガタ」の固有種だった。良く似ておりどこが違うか写真では判らないが、南アルプスではミヤマクワガタとして自生している。ネットの書き込みに拠れば「南アルプスのクワガタソウは赤色が強い紫」としていた。

草丈は15センチほど。花期は6-8月。花は紫系で濃い筋が入っている。花冠は4裂し、オシベが飛び出しているのが特徴的。果実にガク片がついており、この姿が兜の“クワ形(Vの字)”に似ているので名がついている。

タカネグンナイフウロ」はフウロソウ科フウロソウ属の多年草で、高山植物。千枚小屋近くのお花畑で撮った記憶がある。草丈は30-50センチ。花びらは5枚で、青紫系の花を数輪つける。グンナイフウロの花はタカネ種に比べて赤が強い赤紫系になると言う。

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「ヤブツルアズキ」と「ヤブマメ」

2012-10-11 08:39:54 | 高山植物

「テレビに登場する評論家」という方々の“いい加減さ?”と“適当ぶり?”に辟易としている。教育評論家とかいう“にやけたおじさん”“騒ぐだけ”の政治評論化“強いものの味方”の芸能評論家・・・etc この人たちは事あるごとにテレビに登場し“稼いでいる”。 評論家を採点するブログでも作ろうか。

テレビ的評論の代表例として芸能ゴシップの高島家の離婚騒動  芸能界的に価値が高い高島家側に芸能評論家やテレビ局・同業者は味方する。高島家の子供達はボンボン育ちのお間抜けさん!!!にしか見えない。ばかばかしい息子が登場するTVCMを流さなくなったヤマダ電機は偉い。歌手の小林幸子という人の事務所騒動。この報道も何なんだろう???夫が口を出したのが悪かった??!!騒ぎは当事者同士のお金の問題だけだと思う。この人の唄を聞きたいと思う人はCDを買い、テレビで映像を見たい人は見れば良いだけの話ではないか。倒産しかかった老舗のレコード会社が契約を打ち切ったそうだが、古ぼけた著作権だけで食っているような会社は細々と生きていれば良い。

「ヤブツルアズキ」はマメ科ササゲ属の一年草。鮎川堤防沿いの草原で見つけた。独特の捩れヶ入り、鮮やかな黄色が目立つ。藪に生え蔓になる植物と言うことで名がついている。図鑑を見るとアズキの元首と書かれている。

ネットで調べると良く似た種に「ノアズキ」というのがあり、見分け方など書き込まれている。「種の形が細い鞘状はヤブで、サヤエンドウ状に広いのがアズキ」というのは間違い無さそう。“葉先が急に細くなるのがヤブ”とか“葉にクビレがあるのがヤブ”とあるが、写真を見ると判断が難しい。所有する図鑑(オルピス学習科学図鑑)で「ノアズキは本州中部以西に生える」としており、ヤブツルアズキに決めた。

「ヤブマメ」はマメ科ヤブマメ属のツル性1年草。トキの島の新穂地区の山間の草叢に咲いていた。全長は2メートルほどになる。クズを小さくした様な葉に、マメ科独特の複雑な形をした紫に白が混じった長さで1・5-2センチ程度の花。クズの花と同じ総状花序をつけるが、個々の花は数が5-6個と少ない。

実(種)はマメと似た鞘に2-3個入っている。このほかに、花弁を開かない閉鎖花を持ちこれにも実ができる。また、地中にも閉鎖化を持ち地上の実の6倍になる種(ピーナツを想定してください?)を作り、食べられるのだそうだ。

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「シモバシラ」の花とシモバシラ状態の「霜柱」

2012-10-10 08:23:45 | 山野草

ミニトマトの木にまだ花がいっぱい付いていたが、昨日整理した。青い実を含め今年最後のトマトジュースにして楽しんだ。草津白根山のエゾリンドウは霜を受けたと思われるが、花の部分が白っぽく枯れているのが目立った。八ヶ岳の登山道脇の日陰では、見事な霜柱が融けないで残っていた。秋モノの衣料は売れたのだろうか・・・?これから秋になるのだろうか??冬が早くやってくるのだろうか??気象庁の長期予報を信じるしかないか!!!

「シモバシラ」はシソ科シモバシラ属の多年草。草丈は40-70センチぐらい。茎は四角形をしている。葉には縁に浅い鋸歯が入り、茎に対生している。

花は9-10月に咲く。茎が伸びると先に行くに従って地面に水平になるが、茎から上に向かって(地面に対し垂直方向)総状花序を出し、下から小さな白い花を咲かせる。1つの花は小さく釣鐘状で花径が2-3ミリ。オシベが長く、花の外に飛び出している。

2枚目の写真は、昨年12月20日頃に当ブログで紹介したもの。地下の根から吸い上げられた水分が茎に沿って上がり、地上の冷気で凍り、文字通りに“シモバシラとなった”状態。当家の庭に植えられているもので、霜の状態が目立つが、草原では周りに隠れて見えにくいかもしれない。


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八ヶ岳「硫黄岳」(2760M)から「横岳」(2829M)

2012-10-09 08:32:44 | 登山

心地良い疲れと満足感で気分が良い。昨日、高崎ハイキングサークルの山行に参加し八ヶ岳を桜平を登山口に硫黄岳から横岳まで歩いてきた。健脚で経験豊富な2人に混じっての歩きに少々不安があったが、ようやくの思いだったものの付いて歩けた。相当我慢してペースを落としてもらったのだとは思うが・・・。最初は硫黄岳の東南に張り出した「峰の松目」(2567M)を経由し硫黄岳、夏沢峠を周回するという予定だったが、峰の松目を省略し硫黄岳から横岳まで足を伸ばすことに変更。風は弱く、快晴の登山日和。硫黄岳山頂からは北アルプスの峰々、中央アルプスや南アの甲斐駒方面、浅間山・・・はるか新潟の妙高山まで大展望を楽しんだ。

▽順路
桜平(7時発)→夏沢鉱泉→オーレン小屋→赤岩の頭(2656M)→硫黄岳(2760M)→横岳(主峰の「奥の院」2829M)→硫黄岳→夏沢峠→オーレン小屋→桜平(午後2時半着)

最初の目標だった硫黄岳までの所要時間についてリーダーのOさんが「休憩(した)時間を含めても、標準歩行時間より10分早い。まずまずのペース」と言うから嬉しい。桜平からオーレン小屋までは石ころがゴロゴロとしている広い林道を歩く。小屋で小休止する。ここから、本格的な登山道となるが特別な急登は無い。紅葉が始まったばかりだが、気温は下がっており汗が少し出る程度で心地良い。途中からは霜が降りていたり霜柱が立っていた。

尾根に出て赤岩の頭で真近に迫った硫黄岳や赤岳、横岳など八ヶ岳の峰々を眺める。硫黄岳では360度の大展望。北アルプスの峰々の解説には“経験が無いだけに少々悔しいところがある”が、それを上回る気持ちの良さ。

巨大な爆裂噴火口を一周しながら横岳へと先を急ぐ。ガレ場にはコマクサの大群落があったようだが、今は枯れた葉が残るのみ。硫黄岳山荘の北東斜面には八ヶ岳キバナシャクナゲ、チョウノスケソウ、ウルップソウなどが咲く場所があり、もう一度来たいと思った。

横岳の主峰「奥ノ院」へは急登。恐さは無いが鎖場の連続となる。山頂では残念ながら急に湧き上がってきたガス(雲)にまかれ、展望が殆ど取れなかった。40分ほどかけ昼食を楽しみ来た道を戻る。


硫黄岳から夏沢峠に下る。はるか下に峠の山小屋が望め、広葉樹はかなり紅葉が進んで美しかった。

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湯ノ丸高原の「ノハラアザミ」黒斑山の「コキンレイカ」「ミヤマコウゾリナ」

2012-10-07 10:06:39 | 山野草

先日の「啄木鳥の詩」で、NHKの朝のニュースで“篠山紀信の展示会を何故大々的に放送したのか?”と言う趣旨のことを書いた。NHKにメールで問い合わせてみた。さすがNHK。キチンと返事をくれた。まったく“あたりさわりのない”回答でがっかり。また、この回答を元に新たな展開は無用!!となっている。クレーマーではないのでそれは仕方が無い。テレビ朝日の”無責任報道番組”というか“面白ければ(視聴率を上げれば)それで良し番組”の「テレビタックル」など、腹が立って質問しても“我関せず”だ・・・・。

「ノハラアザミ」はアザミ科アザミ属の多年草。草丈は30-100センチほど。花期は8-10月。茎の上部が枝分れし、先端に紫色の花をつける。湯ノ丸高原のキャンプ場近くの草原にあちこち咲いていた。

実は、アザミの種の区別が難しく、あちこちで写真は撮るのだがブログに掲載することは殆ど無かった。種のひとつで独特の形をしている“ハバヤマブクチ”春に、仲間では早く咲く“キツネアザミ”ぐらいか??写真をよくご覧いただくと、一番下の花に優雅に飛ぶ蝶の「アサギマダラ」が蜜を吸っており、上手く撮れたので掲載した??!!ノハラアザミであるか否かは微妙です。

「コキンレイカ」はオミナエシ科オミナエシ属の多年草。山地の岩場に生える。高山植物に入ると思うが・・・。黒斑山の中コースと表コースが合流する付近のガレ場で撮った。草丈は20-60センチ。花期は7-8月。茎の先端に黄色の小さな花を集めて平たくなる感じでつける。もう花の時期は過ぎ、種になりかかっている状態。


「ミヤマコウゾリナ」はキク科ヤナギタンポポ属の多年草。草丈は10-45センチ。黒斑山で前出のコキンレイカとほぼ同じ場所に咲いていた。ピントが甘く、掲載を見送っていたが、数日前にこの花と同じ種と思って撮ってきたヤナギタンポポを調べていたら別種だったので思い出し、改めて掲載してみた。径が1・5-2センチで黄色の舌状花の花は良く似ているが、葉の付き方が全く違う。根元に柔らかそうな葉がいっぱい付き、茎の葉は少ない。

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ナナカマドが紅葉した「芳ヶ平」(1832M)を歩く

2012-10-06 09:00:42 | 低山歩き

新内閣が発足したと思ったら、例の如く血祭り?に挙げられた法相。"“ボケ野郎!!何でこんなのが大臣になった??”と思う一方、何だか解せない部分もある。マスコミなり警察、政党など「法律に違反していないか調べれば事前にわかることではないのか」と思う。大臣になった途端に問題が露呈し、目に余るごたごたが続く。攻める方は“勝ち誇ったように吼え”まくり、守る方はグズグズと責任逃れ。いい加減にしてくれ!
議員が法に抵触しており、法的に・社会的に義務(服役や納税など)を果たしていないのなら「大臣はもちろん、議員もクビ」と決めれば済むことだと思うが・・。

「芳ヶ平」(1832M)は草津温泉から志賀高原に向かう志賀草津道路の最高地点「渋峠」の東南、草津白根山の北側にある小湿原。白根山の頂周辺は硫化水素ガスなどの影響で白っぽく岩肌を晒し、2000Mを越える標高だけに低木しか見当たらず、辺り一面を覆う熊笹の緑が対比され美しい。霜が降りたのだろう・・エゾリンドウの花は白く枯れている。ポツリポツリと点在するナナカマドが紅葉の盛りを迎えており、花の終わった登山道や湿原周辺を真っ赤に飾っている。

「紅葉が見頃で天気も良さそう」と友人に誘われ共に夫婦で歩くと言う珍しい山歩き。群馬と長野県の県境“渋峠”に駐車。確かめてはいないが「国道最高地点」の朽ちかけた標識があり2100M。ここから岩だらけの登山道を3キロ弱を下ったところが芳ヶ平。芳ヶ平から湿原を抜け、バス停のある白根レストハウスまでだらだらと2・8キロを登っていく。普通の登山と逆で、下ってから登る??のである。無論、レストハウスから下り湿原を経由して渋峠まで登るというのが“山好き”なら普通だが・・・!!??レストハウスと渋峠の間は片道バスを利用する。もちろん、歩いて一周するのもOK。


車を降りた午前9時30分頃の渋峠の気温は13度ほど。風に当たると肌寒い。天気が良く、志賀高原方面や湯の丸、浅間方面・・・・・少し歩いた展望台からは赤城や奥利根、日光方面、白砂山など大展望。1時間ほど下って芳ヶ平で味噌汁コーヒー付きのランチ。真っ赤に染まったナナカマドや遠方の山々を眺めながらレストハウスに戻る。13時05分発の志賀高原行きバスにジャストフィットでした。

※特注=白根レストハウス横の大駐車場に停めると、結構高い駐車料金を取られるが、渋峠に駐車すると無料で停められる場所がある。ただし、紅葉シーズンで今日からの連休では大混雑が予想され、迷惑をかけないようにすることが重要。


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