7月に祇園さんのお祭りの時に撮影させていただいている時に、8月末に解体が決まったお話をいただき、撮影させていただくいただくお願いをしていましたら、ご連絡をいただいたので撮影に行かせていただきました。
お茶屋さんとは、「お茶を売らないお茶屋」と聞いていました。
芸者さんを呼んで食事をするお店だと聞いていたのですが、岩崎さんの奥様からはお殿様がお立ち寄りになられてお茶を飲まれるところだったと、先代のお母さんから聞かれたそうです。
以前書いた祇園さんが祀られてあります。
佐敷の町屋は奥が深く、中庭がある造りが典型的な造りになっています。
おご主人と奥様も撮らせていただきました。
古い竈でここが台所だったそうです。
お風呂も五右衛門風呂が残っていました。
反対側から見た土間の風景。
2階の座敷は下宿に使われていた時代があったそうです。
柿の木の箪笥が残してありました。
2階から見た景色。
先代のお母さん曰く、「銀座のように賑わった通りだった。」「無理に営業しなくても、お客様がどんどんいらっしゃった。」と聞かれているそうです。
可愛い杯が残っていたものを頂いてきました。
撮影させていただいたことに心より感謝です。