国指定名勝で、ヤマトタケルの父景行天皇も立ち寄った水島です。
「葦北の野坂の浦ゆ船出して水島に行かむ波立つなゆめ」
「聞きしごとまこと尊くくすしくも神さびおるかこれの水島」
日本書紀にも書かれている水島は、景行天皇がこの島に立ち寄った際に水を飲まれようとされたが、水がなかったために、従者の方が祈りを捧げると水が湧き出した。といわれています。
以前観光の勉強で水島を案内して頂いた折に、「江戸時代の干拓でも水島だけは外して干拓された」事を伺いました。
300年以上経った現在でも、威厳と崇高さを感じる島です。
明るい時に行くと、沢山の石碑が立てられています。
野坂屋旅館の名前の由来ともなっているであろう万葉集の歌に歌われた水島を、タイミングよく夕方に撮影出来ました。
手前には八大龍王神社が建立されています。