ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

トンガリロ8回目行:世界遺産内の定宿

2019年11月07日 | 北島:トンガリロ
ハミルトンを出た後、
思いがけず迷子になって
遠回りしてやってきたのは

世界遺産内の定宿ザ・パーク


宿泊は毎回ここです。

登山口に最寄りなので
当日の朝が楽という理由も


チェックイン後はすぐに

定点観測と呼んでいる散歩へ


まずは国立公園駅へ。

旅客は1日1本しかないので


列車到着時以外は静かなもの。



駅長室があっても

この時間は無人です


駅に併設されたレストラン

毎回写真に撮るだけで
「いつか」と言いつつ
来たことがありません(笑)


人もいないしクルマも
通らない裏通り。

観光客以外の住人は500人。
ばらばらに住んでいるので
本当に静かなものです。


ウェザーボードの外壁といい
色といい手造りの個性的な家。



クロそっくりニャンに遭遇



もじもじクンなところまで

そっくり


散歩が終わったらホテルに戻って



バー&レストランの

スパイラルへ。


店名の由来となった
スパイラルについては
コチラ




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トンガリロ8回目行:2回目でも8回目の理由

2019年11月05日 | 北島:トンガリロ

とうとうこのブログも
2018年を迎えました
明けましておめでとう
ございます



2018年1月に行った
毎年恒例になっている
トンガリロクロッシングの
旅行記に入ります


トンガリロクロッシングとは
通称で正式名称はトンガリロ・
アルパイン・クロッシングで、
あえてアルパイン(高山)と称し

準備不足や軽装での登山による
遭難防止を目指しています。


寒くない天気のいい夏場なら
長いハイキングのようですが、

山の天気は変わりやすく
積雪のある時期は非常に
危険な場所となります。


コースは標高1,000mの地点から
レッドクレーターと呼ばれる
標高1,900mを通過し、反対側の
標高600m地点まで歩き通す、
距離にして20km、時間にして
6~8時間というものです。


面白いのは名称とは裏腹に
トンガリロ山の登頂は含みません。

(※2017年のサイドトリップで
初登頂しました)


トンガリロは国立公園であり
世界遺産でもある一帯の山域の
名称で、周囲の三峰の中では
一番なだらかで低い山です。

三峰は右から雲に包まれた
標高2,797mのルアぺフ、
中央の富士山の頭のような
標高2,291mのナウルホエ
左の標高1,978mのトンガリロ
しかしマオリはトンガリロを
一番神聖視しているそうです。



トンガリロクロッシングの話は
このブログでは2回目ですが、
2012年から毎年行っており、
2018年は7回目の挑戦でした
(※トンガリロ旅行は8回目)


一度整理しておきたかったので
ここで7回の記録を一挙羅列


家族4人で思い出作りに行った初の
2012年前編
2012年後編


夫婦2人だけになった2回目の
2013年


3回目はなんと3本
2014年上り編
2014年下り編
そしてメルマガまで
Vol.0654  
~トンガリロ・クロッシング~


4回目の
2015年上り編
2015年下り編


5回目の
2016年
この年もメルマガも。
Vol.0720 
~5回目のトンガリロ・クロッシング~


6回目の
2017年


7回目の
2018年


ぬぁんと今年は次男(22歳)が夏に
ヨーロッパ旅行へ行き
の世話があるので
断念しました


しかし、次男は6月にイギリスへ
引っ越してしまい、不在の時は
お隣さんにの面倒を
見てもらっているので、
来年は8回目かな


と前振りが長くなりましたが、
7回目クロッシング始めます



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トンガリロ・ラグラン行:6回目で初登頂

2017年05月22日 | 北島:トンガリロ

トンガリロ・クロッシング最高地点のレッドクレーター着

ここまで来れば終わったも同然
後は基本下るだけ


と達成感でホッとしていたら、
「時間もあるし、このままトンガリロ山頂まで行ってみないか?」
という、夫からのまさかの提案


トンガリロ・クロッシングと言いながら、山頂はコースに入っておらず
過去5回もクロッシングをしていながら、登頂したことはありません。


毎年ホテルから登山口への送迎は大型バス1台なのですが
今年はマイクロバス3台に分乗し、迎えの時間が30分ずつずれ
いつもより1時間遅くてもかまいません


写真さえほどほどにサクサク歩けば6時間半で歩けるので
往復3キロ、1時間半を追加して山頂まで行ける 
8時間あればOKのはず
(※迎えの時間はいつも7~7時間半)

「じゃ、行っちゃう
(※山頂に向かう人々)


歩き始めるとブルー湖が見慣れない方角に

歩いたことがないコースなので当然ですが。


「そっか、ここだったのか

エメラルド湖とブルー湖の両方が見られる位置
写真では見たことがありますが、ここからの眺めだったんですね。


こんな角度のナウルホエも新鮮



クロッシングから外れると、トラックは特には整備されておらず

まるで獣道(笑)
最近雨が降ったのか、やや湿り気があったのは助かりました。


2年前にも一度山頂に行こうとし、あまりにも足場が悪く断念

(※まぁ時間もびみょ~だったんですが)


クロッシングの整備されたトラックとは全然違います



でも、みんなに付いて行けばなんとかなります(素)



人が少ないだけでなく、

なんとなく荒涼とした


自然のままの光景

天気はいいですが、気温が低めで助かりました。
この直射日光ですから暑いと疲労度がグンと増します。


地表に雲の影



そろそろ頂上

これ以上高い所がなさそう。


遠近の関係とはいえ、奥のルアペフより

手前のナウルホエの方が断然高く見えます
(※さすがに雪はないですが)


頂上到着
 
岩がゴロゴロしているばかり。


三峰の雄姿



岩がゴロゴロしているので、どこが
ザ・山頂なのかはわかりませんが(笑)

多くの人がそうしていたように、その辺に座ってランチ


食後はクロッシングのトラックに戻りました。

往復1時間半がランチ込みで2時間近く。遅れちゃったかな?


名前そのものの光景が広がる、レッドクレーターに引き返し



「地球の内臓」と勝手に呼んでいる光景をしかと見届け



ここからは転がり落ちるような高低差を一気に下ります。

最も楽しく、空しい場所(笑)
(※せっかく登った分のかなりがここでチャラ


でもその下には登った者だけが目にできるご褒美のような光景

エメラルド湖


無彩色の山中に忽然と顕われる着色されたような湖

何度見ても奇蹟のような美しさ


セントラル・クレーターからの三峰

絶景ポイントのひとつ


そしてブルー湖

引き込まれるような紺碧


あとはもうひたすら下りです

遠くに見えるタウポ湖


2012年の噴火地点も水蒸気が小さくなっていて

収束に向かっているようで、噴火の警告も撤去されていました。


やっぱり今年は暖かかったのかマウンテンデージーが多かった。

けっきょく往復約1時間半のルートを追加して計8時間10分


宿に戻ったら雨が降り始めました。

6回目も無事終了


夜は新メニューのツイスター

写真まで回転しちゃう


温かいスープと



ピザでお祝い



思いがけなくトンガリロ初登頂ができた2017年

また来年

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トンガリロ・ラグラン行:6回目のトンガリロ・クロッシング

2017年05月21日 | 北島:トンガリロ

今年で6回目となったトンガリロ・クロッシング

雨さえ降らなければ御の字ですが、山の天気はわからない


出発する頃には青空が広がって期待大

晴天でも気温は低く理想の天気。
今年は人数が多くマイクロバス3台で出発


登山口まで送ってもらい
(※今年は例年のドライバー、トニーではなくホテルの女性スタッフ)

出発


雲の下にルアペフがはっきり見え、お天気は良さそう



遠目に白く雪のように見えたのは、近づいたら苔でした。

気温が高くて成長したのか、見たことがないほど一面の白さ。


なんとなく山全体が例年より青々して見え

気温が高いのか、よく雨が降ったのか?その両方なのか?
岩や石に張り付く植物の気配が、色濃く感じられます


けっこう登ったつもりでも

まだたったの5km(笑)


けっこう登って来ましたが



上には上が

風もなく暑くもなく、絶好の日和でした。


ナウルホエもくっきり。

ホントに富士山にそっくりな均整のとれた円錐形


運動会ができそうなほど真っ平らなサウスクレーター到着

あの白い砂埃のようなものは


水蒸気

こんな現象は初めてでビックリ
ちょっと前を行く人が霞んでしまうほどでした。


ほのぼのレイク(笑)

と勝手に呼んでいる、なんとかレイク
(↑何年経っても覚えられない


ナウルホエ登山の人とはこの辺で別れますが、行く人は僅少。

クロッシング用の通常の送迎バスでは時間が間に合わないので
別途送迎を頼むか、速攻で往復して自力でなんとかするか


望遠で撮った頂上付近。道なき道を行きます。

クロッシングのルートからだと往復3時間ぐらい。
いつか行くことがあるかなぁ?


ナウルホエのわずかな残雪

この少なさって、今年は気温が高いのかも


ここからは勝手にレッドクレーター・アタックと命名している

小学生でも登れるクロッシングの最大の難所


こんな感じで勾配がありながら、足場が悪いのですわ。



足元は凸凹だったりサラサラだったり

安定しません


振り向くとサウスクレーターの水蒸気がなくなってる

いいタイミングに通過したものです


一部にはワイヤーロープも付いていて

風雨の時にはありがたいし安全です。
以前はなかったので、周囲の岩をつかんで登ったことも。


ここさえ登りきれば

コース最高地点のレッドクレーター。


レッドクレーター着

ここまで来れば終わったも同然
後は基本下るだけ


毎年ここで同じことを思います(笑)
ホッとしてここでお弁当を食べだす人が多いのも、毎年同じ。


しーかーし、
今年はここで終わりませんでした


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トンガリロ・ラグラン行:トンガリロまで

2017年05月20日 | 北島:トンガリロ

2016年11月のネルソン・モトゥエカ旅行記が終わったところで
今度は2017年1月の今年最初の旅行記に入りまーす


毎年1月に夫婦で行くトンガリロ・クロッシング
NZ北島の屋根とも言える三峰のうち、マオリが一番神聖視する
トンガリロ山の周辺20kmを6、7時間かけて歩くコース


私たちの初詣のようなものです
2012年から始めたので今年で6回目になりました。


スキー場として有名な最高峰ルアペフ

標高2,797m


富士山の頭だけのようなナウルホエ

標高 2,291m


山域の名前にもなっているトンガリロ

標高1,968m


三峰揃い踏み



まずはオークランドから南下してハミルトンへ

ハミルトンの最愛カフェ
スコッツ・エピキュリアンでランチ


これを食べにハミルトンに来ているような(笑)

看板料理アグリオ・オリオ


そしてデザート

私は毎回フリアンで。


これがオークランドにあったら絶対に通ってますわ。

ある意味、ハミルトンでよかったかも
ここに来る楽しみがあります。


去年の同じ時期はまだ夏休み中で

絶賛閉店中
オーナーによると夏休みの期間は毎年違うそう。


その後も南下して時が止まっているようなタウマルヌイ通過



何回寄ってもカフェに寄るような時間ではなく

どこにも立ち寄ったことがありません。


トンガリロ国立公園到着

国立公園内の定宿ザ・パークにチェックイン


部屋が変わってる~

リネン類や家具を変えたよう。


こんな写真も今までありませんでした。

これってトンガリロなのかしらん


ふ、冬山

夏には来ても、冬に来ることは決してない場所。


さっそく毎年恒例の定点観測へ

国立公園駅に併設されたレストラン、ステーション


いつかここで食事をすることがあるかなぁ?



シェフのお奨めは毎年チキンカツだったのに、今年はポークでした。

(※どうでもいいことなのに、ナゼか気になる


うちだったら何年ももちそうな薪の量



ちゃんとエアコンがあったのもウケました



去年まであったこの手造りのような家

今年はなくなって建て替えられていました。


壁からして手造りの不揃いだったウェザーボード

趣のある家だっただけに残念


あちこちに停まっている、いかにも日本の中古バス

これで観光客があちこちに送迎されます。


あっ

今年はまた裸ん坊


去年は服を着せられていたのにね



今年は初めてこのスペイツバーで1杯

NZでよくあるオレンジ色のニクいバー(笑)


でも夕食はやっぱり宿に戻って

「ただいま~
という気分になります。


私はいつもの

パスタ


夫もいつもの

バーガー


〆のコーヒー



「お天気になりますように

願掛けをして早々にベッドへ

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