2021年3月にかけての南島
結婚30周年記念旅行。2011
年の震災以降変わり続ける、
クライストチャーチの中心部
大聖堂広場に戻りました。
クライストチャーチ大聖堂⛪
(※移住前2002年の写真)
震災前はこうだったかと思う
と失ったものの大きさ、復元
の道のりの尊さを感じます。
地元民にはすっかり見慣れた
日常風景でも、旅行者の目に
は興味深い広大な工事現場🔨
天を衝く尖塔は倒壊して消失
もう一つの象徴だった正面の
バラ窓もなくなり、今は写真
あまりの被害に取り壊しか再
建かで世論が揺れ、最終的に
街の象徴、歴史遺産として再
建することが決定。困難な5
段階の工事やコロナ禍を経て
2027年の完成を目指します。
大聖堂は1864 年着工、40年
の歳月を経て1904 年に竣工
再建は一から造り直すより遥
かに難しい、150年前の伝統
技術と現在の最新技術の融合
で往年の姿を取り戻すという
建築、文化保護、匠の技の結
集。市民でなくとも完成が待
ち望まれる世紀の事業です。
この一大工事が終わったら、
街は“復興”を脱するのかな。
一緒に見守ろう
大聖堂はホテルに取り囲まれ
壁画の向こうはノボテル
ディスティンクション
ヘリテージ
大聖堂があれだけ壊れても、
すぐ隣のヘリテージはこの姿
ディスティンクションとヘリ
テージはこんなに目と鼻の先
ディスティンクションが白い
覆いで囲われているのは、当
時MIQと呼ばれる政府が借上
げた海外からの帰国/入国者向
けコロナ隔離施設だったから
そうではなかったヘリテージ
でみんなが週末を楽しむのを
窓から見下ろしていたカップル
MIQはさらに1年続きました。