2021年3月の結婚30周年記
念旅行2日目は、鉄道で西海
岸に抜け、ホキティカに投宿
寒いわ、強風だわ、雨だわで
初っ端からワイルドウエスト
の洗礼を受ける私たち。
突端は海と川に挟まれた鳥の
嘴のような砂嘴になっていて
右には座礁した船のレプリカ
中にはベンチがありました。
左はホキティカ川の河口です。
辺りは難破船記念公園という
観光スポットになっており
こんな天気の中でも☔歩き回
っているのは観光客のみ。
海から吹き付けて来る風、波
そして潮の強さが半端ない💦
ホキティカ海岸が流木海岸と
俗称されるのもむべなるかな
1864年にウエストコーストの
グリーンストーンで金が発見
されるとゴールドラッシュが
起き一攫千金を夢見て荒くれ
男たちが世界中から押し寄せ
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ホキティカは難破の名所に
河口に堆積した砂で座礁する
船が後を絶ちませんでした。
遠路はるばるやって来て、こ
んな光景に迎えられたら青ざ
めるってもんですが金に目の
眩んだ男たちには関係ない
問題はむしろ船会社の方かも
強風や悪天候で舵が取れずに
砂に乗上げ動けなくなっても
壊れない船が多数あったとか
その場合、ジャッキで持ち上
げ、巻き上げ機で吊り上げて
ホキティカ川に降ろすという
"丘越え"手段が採られたそう。
強風で雲が吹き飛ばされたの
か、あっという間に晴れ間が
このは船は1866年に嵐で難破
したタンボ。ホキティカで難
破した42艘の船を追悼してレ
プリカが造られたそうです。
乗ってみるとわかる小ささ
沖合の漁船のような大きさで
嵐の中、見るからに岩の多い
浅瀬に向かって来るのは150
年前では命がけだったのかも
かつての往来を偲ばせる唯一
の建物がこのホキティカ税関
家より小さい歴史的建造物
ここは守衛の詰め所だった
すべてが19世紀の夢の跡