ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

タスマニア行:野生動物病院ボノロング野生動物保護区

2024年11月24日 | オーストラリア:タスマニア

2023年3月のタスマニア5日目


リッチモンドを出てやって来
たのはブライトンという場所

周辺の電線にはディスクのよ
うな丸いキラキラするものが


「電線を守るための鳥除け?」
と思ったら説明があります。



電線ではなく鳥を守るために
送配電事業者タスネットワー
クスが行っている保護政策の
一環でした。プラスチックデ
ィスクは風に揺れ、夜間は光
るので、大型の猛禽に電線が
あることを示し、接触による
ケガ防止を目指しています。



さらに電柱の上に止まり木を
設置するなど対策を講じ、万
が一ケガをしてしまった時に
24時間対応する野生動物病院
への支援も行っているそう。


その野生動物病院を年中無休
24時間体制で開業している
ボノロング野生動物保護区



敷地内には多数の小さな建物
があり、24時間体制を支える
待機所や宿泊所のようです。



24時間体制の最大の理由は交
通事故などでケガをした動物
や鳥を一刻も早く救うためで
無料ホットラインに電話すれ
ば彼らが回収に来るか、指示
を受けて発見者が持ち込むこ
とで、救える命を少しでも増
やそうと取り組んでいます。


「野生動物に触れあえる柵の
ない動物園」ぐらいの観光地
感覚で来ていたら、とんでも
なくハードコアな所でした。


入場料を払うときにカンガル
ーの餌も購入。素朴な材料

購入も活動支援になります。


うわぁあスゴい数の🦘

(※この時、他のエリアの清掃
中でここに集まっていました)


1日4回飼育員によるガイドツ
アーがあり、参加しました。


まずはオーストラリア固有種
ウォンバットから。クマハナ
(熊鼻)ウォンバットという種
類で草食の中型有袋類です。



飼育員の声に誘われて小屋の
中からえっちらおっちら登場

まだ子どもなんだそうです。


母親代わりの飼育員が大好き



というのも、このこは孤児🥲



赤ちゃんの時に母親が交通事
故に遭い、その袋から救出さ
れたそうで園で育ちました。



「親が死んでいても袋を見ろ」

という注意書きを道路端でも
見ましたが、有袋類が多いオ
ーストラリアでは重要です


よくがんばったね



まだまだ甘えたい盛りのよう

でもウォンバットは鋭い歯を
持ち、触るのは厳禁。彼女の
シューズも鉄板入りだとか


コアラのようにシッポのない
まん丸のお尻は、噛まれても
簡単には傷つかない硬い骨で
覆われ、また四角いフンをす
るのでも有名なウォンバット



四角いので転がらずに積み上
げることができ、それがテリ
トリーの目印になるそうです
が、どうして四角く排便でき
るのかは謎なんだそうです


説明が終わるととっとと小屋
に帰っていきました。夜行性
なのでやっぱりお眠なのかな

可愛いくて強いウォンバット


さて、お次は


コメント (2)
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