京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

着物の基本~畳む~

2012-06-16 16:15:47 | 仕事
せっかくの週末ですが、梅雨らしいお天気ですね


先日から、ちょっと気になっている事があります。

昨日も、男性のお客様がご相談に。
着物がクシャクシャだからプレスをしてもらえないかと・・・


見せていただくと、よれよれした感じになっており
お着物がキチンと畳めていないのが原因と思われます。

何日か前にも、お着物をつるしたままにしてあるというお客様のお話を聞いて


そして、これもよく聞くお話。
着物がシワになってたので、しばらくつるしておきました・・・って・・





つるすのは、着た後に体温や湿気を飛ばすため、2~3時間、半日も
かけておけば大丈夫です。


そして、シワは残念ながら吊るしておいても取れないことが多いです。


着物は、洋服と違ってつるしません。
畳むのが基本なのです


長く吊るしておくと、袷の着物は、表地と裏地の間に空気が入って
ずれたり沿わなくなったりということがおこります。
こういうのを、「袋になる」といいます。


洋服は立体なので、ハンガーにかけていたほうが型崩れしませんが
着物は直線のものなので、畳んで収納したほうが理にかなっています。

折り目正しく畳まれた着物は着たときもきれいです。
逆に、たとえば想像してみてください・・
袖山や肩山の折り目が洋服のようになかったり、折り目があやふやだったりしたら・・
だらしないですよね。


お若い方は、たぶん・・
リサイクルのお店や、仕立て上がりの着物を扱っているお店でハンガーに吊るして
いるのをご覧になっているからかもしれないな・・・って思います。


昔の人は、いつまでも着物をかけておくのはだらしないといいました。

着たあとの着物は、埃を払い、何時間か風を通して、畳んでしまってあげてくださいね。
よろしくお願いします


お店のホームページもございます。ぜひご覧ください。


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