これ私が着付けの時の相棒のお菓子のカンカンです(笑)
カンカンっていう言い方はもしかしたら関西弁?と思ってちょっと調べていたら
そうでもないみたいで、全国的にも通じるらしい
それに、かわいい缶をいう時にカンカンを使うようなニュアンスらしい・・・
確かに、「カンカン」ちょっとかわいい気がします
話を戻します
このカンカン、中に何を入れてるかというと
衿芯とクリップをセットして。
衿芯はおれてしまうと使えなくなってしまうので、
「こうしてしまっておくといいですよ」とお客様にもおすすめしています。
一番左のディズニーのお菓子の缶が一代目。かなり古い絵柄
裏を見たら1991製造と書いてあるので、たぶん娘の小さい頃、
ディズニーランドに行った時の物だと思うとちょっと懐かしかったりして。
真ん中が最近使っているゴーフルのカンカン。
高さ、大きさ共、衿芯入れるのにぴったりなのです。
そして、右のカンカンが今日の物語の主役です。
先日、着物のご相談にいらっしゃったお客様が、
2代目のカンカンの蓋を踏んでしまった気がすると気にしていらっしゃいました。
そんなことぜ~んぜん気にも留めていなかったのですが
それから数日して
「うちにかわいいカンカンがとってあったので良かったら使ってください」と・・。
空っぽでは・・と、中に私の好物の甘いもの
チョコレートも入れてくださって
このチョコレートを食べ終わり次第、三代目として使わせていただこうと思ってます
なんという事のない日常の出来事なのですが
このカンカンを頂いた時、とても心を癒されたのです。
オリンピックで羽生君から
「努力しても報われないこともあるんだな・・・」というような言葉が
聞かれました。
もちろん羽生君の努力と私の努力では桁違いのレベルなのですが
それでも仕事していると、一生懸命お客様のことを思ってしているつもりが
徒労に終わったり、裏目に出たり、通じなかったり・・・。
ちょっとため息の出るようなことがこのところ続いています。
そうなると、お正月に引いたおみくじが滅多に引いたことのない「凶」だった・・
のも気にかかってくるし
そんな時に、このカンカン
お客様のこんなお気遣いが暖かくて・・・
とっても身に染みるのです。
他にも、ちょっとお困りごとのお手伝いをさせて頂いたお客様から
助かりました・・と頂き物をしたり。
そんなつもりは全くなくかえって申し訳なく思いますが
お客様のそのお気持ちがとても嬉しい・・・
上手くいかない事、思ったようにならない事あるけど
きっといい事もありますよね
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京呉服わきブログ「ごふくや日記」