今日の東京。35度・・・暑い
急な暑さにまだ体が慣れません・・・皆様体調にお気を付けくださいね
さて、今日は夏を通り越した秋の準備のお話です。
お子様がお生まれになった時に
お宮参りのお衣装をお求めいただいたお客様からの相談を
参考になればとご紹介させていただきます。
お子様は男の子、お宮参りのお祝い着を三歳のお祝いで着せたいとのことでした。
毎年女の子はこのパターンで何組かのご相談をいただき
被布を用意しお祝い着を着られるように手直しをさせていただきます。
男の子は今まで例がなかったのですが
ここ何年か問屋さんで男の子の被布を見かけるようになり
私も三歳男の子・・・いいかもって思ってました。
男の子の被布もなかなかかわいいのです。
正絹の絞りや刺繍の入った、立派なお祝い着です。
肩揚げと腰揚げをしたところです。
そして、グレーの被布を合わせたところ。
お祝い着のメインになる背中の柄は残念ながら隠れてしまいますが
キリっとしてかわいいですね
世間のイメージでは、七五三は三歳と七歳が女の子、五歳が男の子なのですが
そもそも、七五三のお祝いとは・・・
三歳が髪置きの儀、 三歳になると男の子も女の子も髪を伸ばし始めます
五歳は袴着の儀 男の子が初めて袴をつけます
七歳は帯解の儀 女の子が着物のつけ紐をとって帯を結びます
氏神様にお参りして、まずはこれまでの子供の成長の感謝し
今後の成長と将来を願う儀式なのです。
本来は、数え年でのお祝いですが
最近は満年齢でされることが多いです。
ということで、三歳は男児女児ともにお祝いです。
それに、最近はお子さんのイベント事には皆さん関心が高く
お祝いを一緒に楽しみたいというご家庭も多く
もしかしたら男の子しかいないママの中には一回しかお祝いできないと
つまらないと考えていらっしゃるかもしれませんね
こうしてメーカーでも三歳の男の子の被布セットなども作っていますので
興味のある方、考えてみてください。
今回のお客様のように、せっかくの立派なお宮参りのお着物
活用していただければ嬉しく思います。
そして、もうすでに何組かのお客様が春ごろからご相談にお越し下ってますが
毎年ぎりぎりでのご相談もあり、慌てることになりますので
できれば、夏のお休みなど利用して、ご実家のおじいちゃん、おばあちゃんなどとも
相談してお早めに動いていただけますように・・・
今日は、お客様のお着物を紹介するのと同時に
本来の七五三のお祝いの意味合いを少し書かせていただきました。
毎年、私、思います・・・
お子さんの成長をお祝いする儀式。
一部で衣装を着て写真を撮るイベント的になっているような
写真館やレンタル業者をはじめとする商業ベースに乗せられてしまってるのでは
と、疑問に思うこともあります。
ぜひ七五三の本来の意味合いを忘れないでほしいな・・と。
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